天下のこと万変といえども吾がこれに応ずるゆえんは喜怒哀楽の四者を出でず中国明代の儒学者 陽明学の祖王陽明の言葉である 人生は千変万化いろいろさまざまであるが自分がこれらの問題をテキパキと処理できる理由は人生のいかなる変化もつきつめれば喜怒哀楽の四つを出ないことを知っているからだ… と言っているよく考えてみればいかに喜び いかに怒りいかに哀しみ いかに楽しむかということが人生のすべてである世の中には道徳というと一切 喜怒哀楽を表面に出さない感情などには動かされないことだなどと頑なに信じ込んでいる向きがあるが これはとんでもない誤解である人生とはいかに喜びいかに怒りいかに哀しみ そしていかに楽しむかということ…つまり いかに生きるかということに正しい自律をたてること原理原則をもつことであるそしてこの正しい自律や原理原則これが心性の学であり人間学なのである#伊藤肇#陽明学#人間学