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仮庵祭スコット第一日目──嘆きから感謝へ

今日から、仮庵祭(スコット)が始まります。
それは、枝と葉で作った簡素な小屋──「仮庵」に身を寄せて過ごす七日間。
空が見える葉の屋根の下で食事をし、語り合い、祈る時間です。
でもこれは、ただの収穫祭ではありません。
この祭りには、遠い昔の旅の記憶が刻まれています。

聖書の「出エジプト記」には、イスラエルの民がエジプトの奴隷状態から解放される場面があります。
神の力によって、彼らは夜のうちに急いで出発しました。
パンを発酵させる時間もなく、苦菜とともに食べた「種なしパン」。
それは、苦しみと救いの始まりを象徴するものでした。

その後、彼らは荒野を四十年も旅しました。
定住することなく、仮の住まいに身を寄せながら、
昼は雲の柱、夜は火の柱に導かれて進みました。
水がなく、食べ物がなく、敵に囲まれながらも、
神はマナという食べ物を天から降らせ、岩から水を出し、
彼らの足が腫れないように守りました。

仮庵祭は、その荒野の旅を思い出すための祭りです。
葉の屋根の下に座ることで、
「私たちの命は、神の守りによって支えられている」
──そのことを静かに思い出します。

そしてこの祭りは、秋の「大贖罪の日(ヨム・キプル)」の五日後に始まります。
その日は、罪を悔い改め、赦しを乞う日。
断食をし、沈黙の中で自分の過ちと向き合います。
仮庵祭は、その嘆きの後に訪れる感謝の時間です。

嘆きは終わるのではなく、感謝へとつながっていきます。
涙は、感謝の水となり、
赦しは、確信ではなく「信じて受け取るもの」として始まります。

今日の聖会は、その第一歩。
葉の屋根の下で、風と光と沈黙に包まれながら、
私たちは静かに問われます──
この赦された命を、どう生きるのか。

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