【3月11日金曜日 夕暮れ時】こんばんわ、地球🌏今日は東日本大震災から11年目…早いもので、あの大災害が発生した日から11年ました。あの日のことは今も克明に覚えています。ぼくは震源からおよそ1,000kmほど離れた自分の仕事場にいました。当時の仕事場は築50年近くの古い鉄筋の建物にいたのですが、「とても大きな地震!」とびっくりして事務室のテレビをつけました。震源が遠く離れた東北地方の沿岸であることを知り、驚きました。でもその後にテレビの画面に映し出された光景をみていて、更に驚き、恐怖を覚えました。テレビでみているだけで恐怖を覚えるのですから、その現場にいた人々はもっと恐ろしかったことだろうと思います。ぼくは学生時代を東北地方で過ごしたので、映し出される風景の中には自分自身が実際に訪れたことのある場所もあって、その被害の大きさに胸が締め付けられるような気持ちになりました。発災直後に職場から支援チームが陸前高田市へ派遣されることになり、ぼくも指名を受けて、支援チームを現地入りさせるためのドライバーとしてでかけました。また、労働組合から現地の労働者支を支援するチームにも志願してでかけていきました。ぼく自身が復興支援として実働したのはその2回の派遣だけでしたが、その後も心の中から東北地方への想いが消えたことはありません。あの大惨事があったあと、節電を始めとする省エネの取組や、脱原発の動きが少し盛り上がりました。この体験を通して、日本の国がいろいろな意味で良い方向へ変わっていってくれるのではないかと期待したこともありました。でも今もなお、避難生活を続けている人がたくさんいらっしゃって、そういう人たちへの支援がどんどん縮小されていることに、なんともやりきれない気持ちがしています。いったいあの頃みんなが口にした「絆」はどこに行ってしまったのだろう?月日がたつにつれて、あの日の衝撃は徐々に薄れ、記憶から離れていってしまっているのではないだろうか?と、なんだか悲しい気持ちになってしまいます。だからこそ今日は、この11年間のことに想いを巡らせて、自分自身の心にあらためて3月11日という日を刻み直そうと思います。ぼくはこれからもずっと、東北の空に向かって祈り続けようと思います。#東日本大震災 #PrayForTOHOKU#今も忘れない