『母の死』街は光で あふれているのに胸の中だけ 夜が降る突然届いた プレゼント受け取れるはずも なかった当たり前だと 思っていた声呼ばれるだけで 帰れた場所立てば 凛として座れば やさしく華やぎ歩く背中は 百合のようこんなにも 大きな花(そんざい)と失って 気づいたごめんねしばらく 歌は書けそうにない音も言葉も 指から落ちて心が 追いつくその日まで悲しみが 清らかに眠るまで作詞作曲は お休みするよ時計は今日も 変わらずにいつもどおりに 時を刻む僕の時間だけあの日で 止まったまま泣いても 泣かなくても答えは どこにもなくただ確かなのはあなたが いないという事実できることが 何もなくてもやる気が 起きなくてもこの痛みが 癒えるまで歌は 静かに待っていてメロディが 戻る日が来たらきっと あなたを書くだろうここまで 育ててくれたこと今はただ 感謝して生きるだからしばらく 歌は休ませて言葉が 歩き出すまでこの悲しみが 糧になるまで終わりじゃない ただの間奏また奏でる その日までそっと 鍵を閉めるだけ#今は歌詞を書いて気持ちを鎮めるのが精一杯