《半分》③『人生で一番重くなるリュック』(①から読んでね。)『切ない引き継ぎ役』が、最初にやらねばならないことは、本当に切なくて重い。まずその人は、過酷でつらい「そこから先」を引き受けることを約束して、「これまでのすべての、喜怒哀楽や、艱難辛苦や、これから先に向けての、希望や、絶望や、不安や、意地など、様々な記憶や、思い出や、想いなどがつまった、『その人にとってだけ、自身の人生の中で一番重くなるリュック』」を、『ごめんね』『ありがとう』『ごめんね』と、泣きながら渡してくる『それまでの自分』から受け取って、背負って、あまりにも重くて切ないそのリュックを、なにがなんでも背負って、とぼとぼ、とぼとぼ、とぼとぼ、生きていかなければならない。とぼとぼと、、背負ったそのリュックの重さは、掛け値なしに、その人の人生で一番、この上なく重いし、見送る『それまでの自分』の、『死に顔』は、例外なく、『この上なく切ない顔』をしている。※つづきます。#半分#人生で一番重くなるリュック