#創作落語 #五話「大江戸戯鵺留(ぎゃる)物語」「お幸は昔は都合が良かったのに…。」朝之助は思わずポロリと口を滑らした松吉は煙草をまたじゅっと朝之助の顔に押し付けた「朝之助さんよ大事な人を泣かせた罰だよ。」「お前さんたちホントに陰間かい!」「ヤクザみたいに殺しはしないから安心しな。」二人は声を揃えて倉を出た「なに弱ってるんだい。」やり手ばばあは優しく肩を叩いた「ありがとうばあさん。」お幸はため息ついて座り込んでいると「おーい!」と声が聞こえてきまして外に出ると松吉は済ました顔で煙草を吸っていたが平八は笑顔で手を振る「やけに嬉しそうだね」「朝之助を懲らしめたんだよ。」「悪いね。」お幸は笑顔で言った「あの男はしばらくは懲りてるよ。」「良くやったね!」やり手ばばあは二人の頭を撫でた「お幸元気だしなよ。」「ありがとうね。」お幸はフフッと笑った「寿司食べに行こ。」平八はぐっと腕を引いた「はいはい。」お幸は嬉しそうに言った「 へい いらっしゃい。 」「アナゴ二貫」大将は握って皿にのせた次は平八が「マグロ三貫。」松吉が「いかとたこ二貫づつ。」大将が三人に神妙な顔で「本で読んだだけどよマグロが高くなるらしいんだよ。」今は高価なマグロですがこの時代はマグロは低価格で食べられた「大将ホントかい。」お幸は驚いた「マグロが高価ねぇ。」松吉はお茶を飲みだから言った「ご馳走さん。」三人は小銭を置いて解散した「助けくれー!」朝之助は倉の中で叫んだが誰も来なかった「お幸元気かい?」「いらっしゃい!」お幸は朝之助のことなど忘れ接待をしたやり手ばばあは安心した顔した六話は明日投稿するね