江戸川乱歩「蟲」少しマニアックな話です。よろしかったらお読みください文字はもともと記号ではなく、目で見て視覚的に楽しむものでした今、ネットで夥しい数のフォントが流通しているけれど、正直言ってデジタルの文字はあっさりとし過ぎていて詰まらないこの三枚の画像は江戸川乱歩の「蟲(虫)」を戦前のものから、今デフォルトで読めるものまでを比較したものです同じ作品でもここまで印象が違うんです僕の理想型は戦前出版されたものです旧字旧仮名で総ルビ、フォントが力強く、デザイン性に優れています戦前の出版物に完全に取り憑かれてしまい、泉鏡花から始まり、鶴屋南北、芥川竜之介、谷崎潤一郎、夏目漱石、幸田露伴、江戸川乱歩、菊池寛、夢野久作、小栗虫太郎などなど、手に入るものは全て手にいれましたおかげで部屋の壁一面は本で覆われ友人などから「お前は古本屋か」と言われる始末、ある女性などは僕の部屋を見るなり黙って帰ってしまいました 笑デザイナー出身の京極夏彦さんは読者が視覚的にテキストを楽しめるようにと、ページ配分に気を使っているけど、もう一歩前へ進めて「姑獲鳥の夏」などを旧字旧仮名総ルビで出版してくれたら嬉しいんだけど#読書 #乱歩