かつて 私はただの歯を治すだけの歯科医でした技術には自信がありましたが医院は空席がちで借金だけが増えていくばかり…心は空虚で"なぜ"の問いだけが渦巻いていましたそんなある日大切なことに気づいたんです診療台の上は完璧な治療を提供していたのにその下にいる人とほとんど会話をしていなかった患者さんの緊張した手の震えにも不安そうな目にも私は気づいていなかったのですこれは深い挫折でしたしかしこの挫折こそが私の最大の教師でしたそこからすべてを変えましたまず患者さんと膝を突き合わせて治療前に十分に話す時間を作るご家族のことお仕事の悩み些細な会話から"その人らしさ"に触れようと心がけましたすると信頼という目に見えない絆が生まれ始めたのです"先生に診てもらうと心まで軽くなる"そんな言葉をいただくようになり医院は自然と活気づいていきました私が学んだのは真の不敗は完璧な技術や知識だけにあるのではなく他者と深く関わる人間力を土台にして初めて輝くということ挫折は私たちに足りないものを優しく時に厳しく教えてくれる羅針盤なのですですからもし今あなたが壁にぶつかっているならこう自問してみてください"目の前のこと"だけに集中しすぎて"そばにいる人"との心の触れ合いをおろそかにしていないかとその答えの中にきっと新たな一歩を踏み出すヒントがあるはずです#井上裕之#不敗の人生をつくる言葉