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#三夜目
#ほむさんの怪談の楽しみかた続き

如何でしたか?
皆さまの知っている話でしたでしょうか?

ハーメルンの笛吹き男は書き手に寄って結末が変化いたしますゆえ、目が悪い子と耳が悪い子は連れていかれなかった等の結末がございます。
グリム兄弟等の作家の手に寄って変えられていったハーメルンの笛吹き男、正解は後ほどにして少し語っていきましょうかね。

それではまず、ハーメルンの笛吹き男の原典を語りましょう。実際に会った事を裏付ける記録を。


1284年、聖ヨハネとパウロの記念日

6月の26日

色とりどりの衣装で着飾った笛吹き男に

130人のハーメルン生まれの子供らが誘い出され

コッペンの近くの処刑の場所でいなくなった


これが原典でございます。
ネズミも報酬も出てはきません。
ちなみにコッペンは丘を意味します。
学者達が調べても何も出てきませんでした、ネズミが話に出始めたのは1559年頃だそうです。

学者等は色々な説を立てました、舞踏病、十字軍、巡礼、溺死、疫病、戦死、そして移住。

現在の説では移住説が強く支持されております。
何故ならハーメルンの周りの村や町から様々な証拠がでてきたからでございます。

そしてその証拠から130名は両親も含めて、自らの意思でハーメルンを去って新しい住居を開拓する為に旅だったとされております。

その当時のハーメルンは相当な人口を抱えていたとも言われておりまする。

ハーメルンの子とは、ハーメルンで生まれ育った人達を指し、愛ゆえの深さから悲劇として記録に残したのでございましょう。
しかしながら、これも一説に過ぎないのでございます。真相は笛の音の中に潜み、ヴェーザー川のみぞ知るのです。

では、今宵の話はこれまで。

ハーメルンの子らに想いを馳せながら終わるといたしましょう。
今宵はじょるじんP様のハーメルンの悪夢を添えて、お疲れ様でございました。
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ハーメルンの悪夢

じょるじん,Hatsune Miku,Megurine Luka

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#三夜目
#ほむさんの怪談の楽しみかた続き

『ハーメルンの笛吹き男』

1284年、ハーメルンではネズミが多く発生していた。
そのせいで糞害がおき、小麦は齧られて町民は皆困っていた。
そこに一人の男がやってきた、色とりどりの服を着た目を引く男だ。
男は町民に言う「ネズミを一匹残らず退治してみせましょう、その代わりに報酬をいただきたい」と。
町民はそんなことは不可能だと思った。
男の言葉は信じず、碌に相手にするのも馬鹿馬鹿しいと「できるものなら報酬をやろう」と言った。

男はその言葉を聞くと笛に口をつけ、演奏を始めた。

そのまま男はハーメルンの大通りを歩く、するとーーどこからとも無くネズミの群れが現れて男について行く、それはさながらネズミのパレードのようであった。
男はそのまま歩き続ける、ハーメルンのネズミを連れて。
男はヴェーザー川に着いても歩みを止めず、川の中に入っていく。
すると、驚くことにネズミも一緒に川へと入っていくではないか。
全てのネズミがヴェーザー川に沈むと、男は町民に報酬を要求した。
しかし、町民は誰一人として男に報酬を支払わなかった。
そのことに男は激怒した。

「なら、お前達の大切なものを頂こう」

男はそう捨て台詞を吐くと、一旦はハーメルンから姿を消した。

翌日の6月26日の朝、男はハーメルンに現れる。

町民が教会にいる間に、ネズミを誘い出した時と同じように笛を奏でた。
すると、今度は町の少年少女、果ては青年までもが男の後を着いて行く。

130人のパレード、男の奏でる笛によって作られる子供たちを誘惑するパレード。

少年少女たちは男の後に続いて町を出て行く、そしてそのまま市外の山腹にある洞穴の中へと入っていった。
それから内側から岩で穴を塞がれ、笛吹き男も子供たちも、二度とは戻ってこなかったという。
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#笛
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#ほむさんの怪談の楽しみかた

こんばんは。
今宵で三度目となります、ほむさんの怪談の楽しみかた。
三というのは昔話、宗教、神話、伝承でも重要な数字になっておりましてね。
二度あることは三度ある、仏の顔も三度まで、そんな諺から、八咫烏の様な神聖な生き物まで多岐に渡ります。
三は割り切れない数字であるからとよく言われておりますな。

縁起がいい、縁起物、それが三でございます。

そんな三夜目ですから、恐ろしい話よりは興味深い話をするのが良いのでは無いかなと思いましてね。
小話にて投稿させていただいておりました海外のね、お話をするのも新しい切っ掛けとなって宜しいのではないかなと。
それって怪談? とも思うかもしれませんね、でも世の中には人怖というジャンルもございますゆえ、怖い方には怖い話かもしれませんね。

最近の流行りですと人魚が話題ですな。
ヒラヒラと揺れる鰭がなんとも優雅で、魅了されてしまうのもわかるもの。
私も一度は更紗琉金に魅了されましたゆえ。

しかし、お話が語り継がれていく内に話に変化が出てくることを、噂に尾鰭が付くとも言いますね。
尾鰭がつき、元の形とは全く変わった海外のお話があることを皆さまはご存知でございましょうかね?
おそらく皆さま、一度は聞いたことがあるでしょう。とても有名で、実話だった童話。

人の噂も七十五日とは誰が言ったのでしょうかね?

今日まで日本で違う形で語られ続ける童話。
では、今宵のお話を語りましょうか。

『ハーメルンの笛吹き男』

続きはね、文字数制限を考慮して#ほむさんの怪談の楽しみかた続き で投稿させていただきます。
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