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有海(あるみ)

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#一日一冊紹介
『オキシトシン』シャスティン•ウヴネース•モベリ

人と争うためではなく、人と睦み合う助けになるホルモンに関する本です。読んでいて和みます。

オキシトシンは、人と触れ合うこと•語り合うことで脳内で分泌され、抗ストレス効果がある他、私たちがより社交的になり、親密な関係を育む助けとなります。

ちょっとしたタッチでも効果があり、スキンシップをとるスポーツチームは連携力が高くなる傾向などもあるようです。

その最たるものが母子関係で、授乳のときに多量のオキシトシンが放出されます。この本の表紙も授乳の絵ですね。

コロナ禍で濃厚接触が避けられる世だからこそ、注目されるべき物質だと思いました。
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みゃーもと(159)

みゃーもと(159)

#一日一冊紹介 vol.68by380
星の王子さま/サン・テグジュペリ ・新訳 池澤夏樹

前回投稿の童話に引っ張られて名作をもう1つ。

子供の頃はよく分からないけど
なんか悲しい物語
大人になってもう一度読むと

そうだよなぁ、そうだよなぁって
久々に読み返して良かったと思えた。

前、どこかで触れた
サヨナラだけが人生だ、に親しい感覚だったり。
銀河鉄道999を端折って読んでる気持ちになりました。

大人になって、もう一度読むのいかがでしょう?
読書の星読書の星
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お魚マン

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なんと十日目!結構有名で読んでいる人も多いかもしれないけども、筒井康隆の代表的な実験小説をご紹介!

#一日一冊紹介 Day10
『残像に口紅を』 作 筒井康隆
「あ」が使えなくなると、「愛」も「あなた」も消えてしまった。世界からひとつ、またひとつと、ことばが消えてゆく。愛するものを失うことは、とても哀しい…。言語が消滅するなかで、執筆し、飲食し、講演し、交情する小説家を描き、その後の著者自身の断筆状況を予感させる、究極の実験的長篇小説

ある種、究極のメタ小説のひとつ。
主人公は自分が小説の中の作中人物だという点を半ば理解しており、知人からの依頼?で言語が少しずつ消え、言葉が減っていく設定の中で生きていく事になる。
最初から思わず読み返してしまうのだが、最初の章から『あ』が消えており、使える文字が制限されていく中で上手く回避したり言い換えたりしつつ作中世界を生きる主人公には思わず舌を巻く。また設定の制約があまりに大きいため、日常のシーンでもスリリングに読めてしまう。鬼才だからこそ書ける他でなかなか体感できないような読書体験が出来るので気になった方は是非。

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