🩷🍀『恋は、目に見えないけれど』🍀🩷--- 🎥プロローグ:星の国の母と子🎞️むかしむかし、星々がきらめく天の国に―― 美と愛をつかさどる女神、ヴィーナスとその息子、キューピッドが住んでいました。キューピッドは、小さな羽をパタパタさせながら母にこんなことをたずねました。👼「ねえ、母さま。どうしてぼくの目には、布がかかってるの?」ヴィーナスはそっとほほえんで、答えました。🫅「それはね――恋は、目で見るものじゃないからよ。本当に大切なことは、心で、そっと感じるものなの。」👼「じゃあ、ぼくの矢があたったら……恋は、生まれるの?」🫅「ええ、でも――恋は“はじまり”にすぎないわ。その先にある“愛”に気づけるかどうかは、その人の心の目が、ちゃんと開くかどうか。」キューピッドはうなずき、光をまとった矢を手に取りました。👼「ぼく、行ってくるよ。今日も、誰かの心に、光を届けに。」---🌹本編:恋は魔法、愛は真実🌹〜心で見る恋:美しさは、目ではなく心に宿る〜恋は盲目――でも、それは愚かなことじゃない。恋は、心で感じるもの。見た目の美しさよりも、心の美しさに気づいてほしいと、キューピッドがそっとささやくんだ。だから、キューピッドは盲目なんだよ。真実の愛へと導くために――光の矢を放つんだ。光の矢が、静かに心の奥にふれたとき、心の中にそっと小さな種がやどる胸の中にぽっと灯るあたたかさ――それが、恋のはじまり。 たとえ見た目が“こわい”とか“変わっている”と言われても、その心に咲くやさしさに気づけたら……恋は、きっと魔法のように花ひらく。その矢の光が見えるようになったとき、それでもなお、その人のことを好きだと言えるなら、その恋は――きっと、愛へと変わる瞬間を迎えているのかもしれない。本当に大切なものは、目には見えない。愛もまた、心で感じるもの。言葉だけじゃなくて、しぐさ・目線・ふとした沈黙そのすべてに想いはそっと息づいている心がつながること。それが、なによりも大切なんだ。それが心の絆になるのだから…おたがいの愛を、ただ“感じあえる”だけで、それだけで――しあわせ。やっぱり、大切なものって、目では見えないんだね。 恋は小さな芽のようなもの日々のやさしさや想いで水をあげればやがて愛という花が咲く。恋が愛に変わるとき恋が芽吹いたその場所に、やがてそっと光が差しこむ。涙のあとに見えた空の青さ――それは、新しい"希望"の色。気持ちは、揺れる。不安になることもある。だけど、大切なのは言葉を飾ることよりも、まっすぐに向き合うこと。少しずつでも、"誠実"に心を重ねていけば、その想いは、根を張っていく。ふたりの時間が積み重なって、ふとしたしぐさや、沈黙の中にやさしい温度を感じるようになる。それは、もう恋ではなく育まれた"愛"のかたち。笑いあえた日も、涙を分けあった夜も、すべてが今、このぬくもりにつながっている。心と心が寄り添い、その存在があたりまえになったとき、ようやく気づく――それこそが"幸福"なのだと。ある日、ふたりで歩いた道ばたで小さな"クローバー"を見つけた。"四つ葉"じゃなくてもいい。ふたりで見つけたという事実が、世界にたったひとつの幸運だから。そして、もしもこの想いが時間を越えても変わらず、相手の痛みも喜びも、すべて抱きしめていたいと思えたら、それが――本当の、"真実の愛"なのかもしれない。目には見えないけれど、たしかにここにあるもの。信じあう心、つなぎあう手、そして、そばにいることの奇跡。それが、恋の続きを生きるということ。---🎞️エピローグ:空を包むように🎬夕焼けが静かに遠ざかり、空が深い青に変わるころ――キューピッドは、光の矢を胸に戻して、母のもとへと羽ばたいて帰ってきました。👼「母さま……今日見たふたり、最初は見た目ばかりを気にしてたよ。でもね、しばらくして――しぐさや、言葉、ふとした目線の交わりに、“好き”が生まれてたんだ。」ヴィーナスは静かにうなずいて言いました。🫅「それはね、恋が愛へと変わる瞬間。あなたの矢が、心の目を開かせたのね。」キューピッドはそっと目を閉じ、つぶやきました。👼「うん……本当に大切なものって、目には見えないけど、ちゃんと、心の中に“ある”んだね。」そのとき――夜空に、金星がやさしくまたたきはじめました。ヴィーナスはその光に包まれながら、静かに夜空を見つめました。まるで、空そのものを やさしく抱きしめるように―― 静かに、見守っていたのです。---📜おわりに📜恋も愛も目には見えない。でも、心には、ちゃんと見えている。---📝あとがき📝この詩と物語は、ディズニー映画『美女と野獣』をテーマに、そしてシェイクスピアの名言や『星の王子さま』の哲学からインスピレーションを受けて綴りました。“見た目の違いを越えて心を通わせていく物語――それは、まさに『美女と野獣』が教えてくれたことです。”物語のプロローグとエピローグには、ローマ神話のヴィーナスとその息子キューピッドを登場させました。金星を守護とする愛の女神ヴィーナス、恋の神キューピッド――この親子関係を通して、恋と愛のつながりを神話的に描いています。ここでひとつ、私の仮説を。「子どもは3歳までに、一生分の親孝行をすると言われる」無邪気な姿で、親に喜びや幸せを届ける――子どもが無邪気な愛を親に注ぎ、親はその愛に無償の愛で応えるこの循環こそ、恋がやがて愛に育つ過程を象徴しているように思えます。子ども=恋、親=愛恋が芽吹き、育ち、愛へと変わる――それは子どもが大人になっていく過程にも似ています。つまり、「恋愛」という言葉には、自然と恋から愛への変化の物語が込められているのかもしれません。これはひとつの神話的解釈、仮説として、読者の心にそっと置いてもらえたら嬉しいです。さらに物語には、四つ葉のクローバーのモチーフを用いました。四枚の葉それぞれに意味があります。希望誠実愛情幸運すべてがそろってはじめて、「真実の愛」が花開く。物語の最後に登場するクローバーは、恋が愛に育まれたことを象徴する小さな奇跡です。このあとがきを読んでくださった方が、恋や愛を自分の心で感じ、少しでもあたたかい気持ちになれたなら、それがこの作品の一番の願いです。恋も愛も目には見えない。でも、心には、ちゃんと見えている。#ポエム #美女と野獣 #ヴィーナスとキューピッド #星の王子さま #クロバーの花言葉