昨日は新宿ついでに藤田嗣治の7つの情熱展に行ってきた。改めてこの人の描く猫は円山応挙を彷彿とさせるなーと感じた。愛らしさ、コミカルさ、柔らかい躍動感は対象への愛ゆえになせる技。今回は展示されてなかったけど、猫のいる静物が一番好き。人と生き物とモノと背景との描き分けに引き込まれたかと思えば、シンプルな線だけであんなにも奥行きを表現する多才さ。それでいてユキと出会って以降の人物を描く時の陰影が美しすぎて目が離せない。(モディリアーニと日本画が融合したような模索期も好き。)好きな日本人画家で真っ先に出てくるうちの一人。正味2時間しかいられなかったからもっと時間をかけて眺めていたかったな。あと、ゴッホのひまわり。やっぱり実物はいいですな。圧がちげーよ圧が。#藤田嗣治 #レオナールフジタ