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ろびのわーる

ろびのわーる

『愛はステロイド』

2024年/アメリカ・イギリス/104分
ジャンル:サスペンス・恋愛・クライム
監督:ローズ・グラス
キャスト:クリステン・スチュワート/ケイティ・オブライアン/エド・ハリス/ジェナ・マローン

【あらすじ】
1989年。トレーニングジムで働くルーと、野心を抱きラスベガスを目指すボディービルダーのジャッキーが出会い、恋に落ちる。しかしルーの姉は、町の裏社会を仕切る父や夫からDVを受け続けていた。愛し合うルーとジャッキーは、ルーの家族の闇に巻きこまれていく……。

【見どころ】
① マッチョ。
② クィア。
③ 家族の闇。
④ 復讐劇。
⑤ ジャンルの超越。

【感想】
ルーとジャッキー、女性同士の熱愛。熱すぎて火傷してしまう。

マッチョがちょっと苦手なのを忘れていて、観ているうちに思い出した。
しかも絡みもあったから悪寒のようなものが。「X」の老婆のシーンを思い出した。メインキャストが女性で助かった。これが男性だったら地獄だったかも。

ジャッキーの二面性がドラマを生み出す。
何かに似てると思ったらプロレスだ。普段はいい人なのにリングに上がると悪役になるようなあの不自然な感じ。見た目もほぼプロレスラーだし。

浮ついたルーも良くないけど、ジャッキーの“来るもの拒まず”みたいなスタイルがちょっとイラつく。ルーの苛立ちにも共感。

恋愛の茶番劇から泥沼の復讐劇へ。そしてラストの表現が自由すぎて爆笑。不思議な爽快感があった。

#映画 #映画館 #ラブサスペンス
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