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ろびのわーる
2025年/メキシコ/121分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:ロドリゴ・ガルシア
キャスト:カサンドラ・シアンゲロッティ/
アルフレード・カストロ/アンゲレス・クルス/ナタリア・ソリアン
【あらすじ】
"狂気”という共通のきずなで結ばれた6人の女性たち。現実を目の当たりにして大胆な決断を迫られ、それが人生を変えることも。そしてそんな狂気の瞬間は誰にでも訪れるのだった……。
【見どころ】
① 群像劇。
② 6人の女性たち。
③ 狂気がテーマ。
④ 周囲との関係性。
⑤ 追い込まれるシチュエーション。
⑥ それぞれの結末。
【感想】
6つの章で綴った、とある1日の6人の出来事。6人とも第1章の主人公レナタと繋がりがある人物。
それぞれが狂気へと追い込まれてゆく。人には許容量がある。それを超えたときどんな行動をとるのか…とても興味深く見れた。
どのエピソードも印象的だけど、僕は4章がいちばん好き。久しぶりに集まった家族の会話がとてもスリリングだった。
2章の犬の安楽死の物語は泣いた。執行者の物語だけど、依頼主の方が狂気的かも。「アリガト マタネ」という日本語に背筋がゾワッとした。
各章の結末がスパッと切れてテンポ良く観れる。必要以上に感傷に浸らなくて済むから次のエピソードにもすんなり入れた。
ラテン系の人って感情表現が豊かだから、ドラマがより一層ドラマティックに感じる。役者の演技も素晴らしかった。
今年観たNetflix映画でもかなり好き。タイトルの「逸す」の読みは“そらす”と“いっす”どっちなんだろう。
#映画 #Netflix #メキシコ映画
#逸す #ヒューマンドラマ


ろびのわーる
治安の悪化が深刻なメキシコの町。学力が国内最底辺の小学校にやって来た新任教師フアレスが、型破りな授業で生徒たちの考える力を引き出していく。
学ぶとはどういうことか。それは教わるのとは違う。大切なのは興味を持つきっかけを与え、自ら知識を得ようとする意欲を持たせること。教師フアレスはそれを実践するため試行錯誤する。
この物語の良いところは、現実もしっかりと描かれていること。教育の先にある希望と、生徒たちが抱える実情との折り合いで先生も生徒も苦しむことになる。
不良になりかかっている生徒とのエピソードがめちゃくちゃ切なかった。世界中にいる彼のような子供が救われることを祈りたい。
実話を元にした作品。先生の情熱や生徒との向き合い方が素晴らしかった。刺さる言葉もたくさんあった。子供を持つ親や教師など、教育に関わる全ての人に観てほしい。
ふと中学の時の担任だった純情熱血教師を思い出した。あの先生のおかげで今の僕があるから。
観ようか迷っていたけど観に行ってよかった。年末にこんなに素晴らしい作品に出会えるなんて。嫌なことが多かった一年も、良い一年になってしまいそう。
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