『数に溺れて』1988年/イギリス/114分ジャンル:サスペンス/ミステリー/コメディ監督:ピーター・グリーナウェイキャスト:ジョーン・プロウライト/ジュリエット・スティーヴンソン/ジョエリー・リチャードソン/バーナード・ヒル/ブライアン・プリングル【あらすじ】シシー・コルビッツという同姓同名の3人の女。祖母、娘、孫娘という関係であり、固い絆で結ばれていた。彼女たちはそれぞれの夫たちを次々と手にかけてゆく......。【見どころ】① テーマの難解さ。② ゲーム感覚。③ 数字のカウント。④ 不条理さ。⑤ 構図と美術。⑥ 社会風刺。【感想】1度観ただけではよくわからず、2周してみたけどまだ理解できてない。モヤモヤはいったん置いといて、とりあえずレビューしてみることにする。3人のシシーが4人の男性を翻弄し殺害してゆくブラックコメディ。彼女たちの罪悪感の無さがゲームや数字などの無機質なモチーフによって際立つ。富裕層と司法の共謀を風刺したようでもある。いろいろな謎が謎のまま進んでゆく。ピーター・グリーナウェイ作品はこれで5つ目。どの作品も難解だったけど、これは特に難解かも。時折り出てくるゲームのルール説明に何か意味があるのだろうか。何度か見直したけどよくわからなかった。そして意味深な数字があちこちに登場する。特に数字のカウントは気になる。1〜100までの数字が画面のどこかに映り込んでいて、物語の進行とともにカウントアップされてゆく。欠けた数字が幾つもあって、そのために2回観直したけどどうしても見つけられなかった。ふと我に返ると、数字に振り回されていて、まさに「数に溺れて」いる状態だった。また機会があったらチャレンジしてみようかな。動物の死骸や虫が登場するので、苦手な人は要注意。#映画 #UNEXT #ブラックコメディ #数に溺れて #ピーターグリーナウェイ