『パリ、テキサス』1984年/西ドイツ・フランス/146分ジャンル:ロードムービー/ヒューマンドラマ監督:ヴィム・ヴェンダースキャスト:ハリー・ディーン・スタントン/ナスターシャ・キンスキー/ハンター・カーソン【あらすじ】4年前に失踪したトラヴィスは、テキサス州の荒野をさまよった末に気絶する。発見された所持品から連絡を受けた弟のウォルトは、彼を兄だと確認する。徐々に記憶を取り戻したトラヴィスは、4年ぶりに再会した息子と、妻を捜してテキサスの町パリを目指す。【見どころ】① 砂漠を彷徨うトラヴィス。② 献身的なウォルト。③ 過去の出来事。④ 家族の再生。⑤ ガラス越しの会話。【感想】男同士の会話に言葉はいらない。一緒に歩くだけで信頼関係のようなものができる。トラヴィスと息子の距離が縮まる過程は胸熱だった。 何があったか知らないけど、一言も喋らないのは不器用じゃなくて無責任だ。ウォルトも放っておけば良いのに。過去と向き合うロードムービー。名作なのはわかった。ドラマティックな結末だとしても、ウォルト夫婦が可哀想すぎて感動には至らず。ちっとも優しくない世界だった。#映画 #UNEXT #パリテキサス #ロードムービー