寒くなったからニットを引っ張りだした。一緒の帰り道、これから同じ香りだねって2人で選んだ柔軟剤の香りがした。甘くて苦しい香りが一日中ふわふわ漂ってた。あれから3ヶ月がなんとなく経って冷静に振り返ればどれだけお互いが互いを思いやれる余裕がなかったかをふと思う。あの日味わった痛みや言葉も私が傷つけた後悔もきっと忘れることはないから頭ではこれで良かった、なんて思うのに心の中ではまだどうしたら良かったんだろうって思ったり、考えてしまうような日が急に現れたりする。楽しみだね、と話していた今年の夏はただあっというまにカレンダーをめくって過ぎ去って2人2日違いの誕生日祝う予定だった金木犀薫るその日はきっと違う誰かと過ごすのでしょう#ネイキッドリリー#オスマンサス