舞台『ハンサムなので何をしても許される』ドアとドアノブとドアノブカヴァー 第9回公演自他共に認めるハンサムの松本は、何をしても許される。ハンサムなので、友達を悪気無く崖から突き落としてしまい入院させてしまう。しかしその病院には、ハンサムだけが取り柄で医療ミスを連発するハンサム医師、津田が務めていた。お見舞いに来たハンサム松本は、お詫びの代わりに美術部のヌードモデルを引き受ける流れに。だが、美術部に行くとそこには50回留年しているオバサン美術部員、エリカが意気揚々とヌードモデルを引き受けていた。ハンサム松本のヌードが見たい美術部員、譲れないと暴れだすエリカ、医療ミスの止まらないハンサム医師津田、津田に心を寄せるセクシー看護師。ハンサムは一体どこまで許されてしまうのか…?多分、直近の一年間に観た作品の中で、一番くだらない舞台だった。「何だそりゃ」というテーマに、「どういうこと?」っていうストーリー展開に、「何でだよ!」っていうやりとり。どこまで行ってもくだらない。でも、ずーっと笑っているし、ずーっと楽しい。きっと、自分たちもくだらない観客になっているからかな、と思う。主宰であり、作/演出の飯田恭大さんがハンサム松本役を演じるが、ビックリするくらいハンサムでは無い。おまけに、自分をハンサムだと言うくせにステレオタイプな「ハンサム演技」も行わない。ルッキズムやハラスメント、美醜と貞操。切れ味鋭い社会問題を全て包み込み「くだらない」と笑わせてくれる舞台は、もしかすると意義深いのかな…と思う、下北沢の夜。#ハンサムなので何をしても許される#ドアとドアノブとドアノブカヴァー#OFFOFFシアター