2025年の92本目は「スーパーマン」90点どう生きるかを決めるのは、自分自身だジェームズ・ガンの手によって新たに誕生したスーパーマン。ザック・スナイダー版「マン・オブ・スティール」では地球にやってきたエピソードから描いていたけど、本作は序盤の話はバッサリ切って、既にスーパーマンとしてある程度活躍したところから。しかも初の敗北を喫した3分後、瀕死の状態で南極の地に叩きつけられたところから始まる。預かり犬・クリプトを呼び寄せるも、ボロボロの体にじゃれついてくるおバカ犬wこれがまたカワイイ!クリプトが出てくるシーンでは常にニヤけてしまうw愛犬家なら必見ですね。スーパーマンをボコボコにしたのはレックス・ルーサーが生み出したウルトラマン。もちろんM78星雲から来たアイツではない。その正体は後半で明かされるけど、途中でいくつもヒントがあるからなんとなく予想は付いていた。力を貸してくれるヒーローの仲間も個性的。ネイサン・フィリオン演じるグリーン・ランタンは4代目のガイ・ガードナー(ちなみにかつてライアン・レイノルズが演じ、自ら黒歴史としたのは2代目のハル・ジョーダン)ちゃんとマッシュルームカットも再現してたwそしてスーパーマンの宿敵であるレックス・ルーサーを演じたのはニコラス・ホルト。頭脳派のキレ者をやらせるとピッタリだね。音楽にもこだわるジェームズ・ガン、リチャード・ドナー版で使われたジョン・ウィリアムズのメインテーマをアレンジして現代版にアップデートさせていた。ただ強いだけの『鋼鉄の男』ではなく、地球で育ち、心の痛みも知る『人間』としてのスーパーマンを描いたことに共感するクラーク・ケント(スーパーマン)の育ての父親が、自分の生き方(あり方)に悩むクラークに対して冒頭に書いたような言葉を掛けるそれこそがこの作品のテーマではなかろうかラストに登場した従兄弟のスーパーガールことカーラを演じたミリー・アルコックが可愛かったwぜひ彼女で1本作品を撮って欲しい(もちろん飼い犬のクリプトも一緒に)#スーパーマン #ジェームズガン #デヴィッドコレンスウェット #ニコラスホルト #レイチェルブロズナハン