今年の53本目は「セッション」85点デジタルリマスター版が上映されたのでDolby-ATMOSで鑑賞。デイミアン・チャゼルの名を一気に押し上げた作品。名作と評する声も多い。ジャズドラマーを目指す青年とそれを指導する教官の音楽を通したバトルが凄まじい。音楽に精通してるわけじゃないけど、ものすごく高い位置での戦いが繰り広げられてるのが伝わってくる。主人公のアンドリューを演じたマイルズ・テラーはホントにドラムの特訓を行って、劇中で実際に披露した高速ドラムパフォーマンスは圧巻の一言。実際に手にスティックマメを作っては潰し、傷だらけになったエピソードも有名。アンドリューに厳しく指導する鬼教官フレッチャー教授にJ・K・シモンズ。その指導は暴力とパワハラの塊😅でもそういう鍛え方しかできない不器用さの表れだと思う。そんなJ・K・シモンズの演技が評価され、アカデミー助演男優賞を獲得したのも納得。クライマックスのやり取りは映画史に残る名シーンだ。#セッション #デイミアンチャゼル #マイルズテラー #JKシモンズ