昨日、午後ローでは貴重な「地上波初」の映画『ディスタービア』を視聴。この作品には、他のサイコスリラー作品にはない斬新さが感じられる。この映画のストーリーを起承転結に当てはめるならば、「起」と「承」だけで全体の70%くらいを占めるのでは?というような構成。冗長な「承」の部分で主人公とその仲間たち、サイコ野郎(犯人)の人格や過去を掘り下げ、「転」に繫げていたならば、まだ納得もできる。が、大してそれもなく、ダラダラと主人公とその仲間たちの日常が描かれる。要するに、ストーリーが弛緩しているのである。サイコスリラーながら緊迫感に欠けるストーリー展開。それどころか、覗き見や盗撮三昧の日々を満喫している主人公の方が実はヤバい奴なのでは?と錯覚してしまうくらいだ。そういう意味で、風変わりで型破りで意欲的な作品なのかもしれない。#午後ロー#ディスタービア#サイコスリラー