最近読んだ『テクノ封建制』って本がすごく刺さった。この本、昔の鉄の話から始まるんだ。昔は鉄で剣を作って戦ってたけど、時代が進むと戦車やネットワーク、今じゃ空に浮かぶ無線の電波みたいに、鉄は形を変えてずっと人を支配し続けてきたって。昔は鉄を恐れて崇める宗教もあったらしい。それが今、私たちの日常にまで入り込んでるんだなって気付かされた。私たち、毎日当たり前にGoogleで検索して、ChatGPTに聞いて、スマホでSNS見てるよね。別に支配されてるって感じは全然ないし、むしろ便利で仕方ない。でもそれこそが、昔の鉄の剣が今は見えないネットワークに変わっただけなんじゃないかって。巨大なプラットフォームが、私たちの情報や行動を目に見えない“鉄”でそっと操ってるのかもしれない。でもこの本は希望も教えてくれた。まず会社の仕組みを変えて従業員がもっと力を持てるようにする。それから、気に入ったアプリの開発者に直接ちょっとずつ投げ銭できる仕組みを作る。そして何より、自分のデータは自分で管理できるよう金融のシステムを変えていく。この三つが重なれば、今の当たり前は変えられるって。難しい話みたいだけど、要は私たちの毎日をもっと自分たちの手に取り戻そうってこと。ふとスマホを見ながら、そんな風にクリスマスの夜に1人で考えた。#AI #テクノ封建制#Google#鉄#読書