チャールズチャップリンに関するコミュニティ投稿【2025】|クマのチャールズ,チャールズ-Gravity SNS

シャシンの残照　　♯ 231

#アメリカ古典映画 #チャールズチャップリン

☆『キッド』／　ファーストナショナル社作品
　　Kid

1926年大正15年封切　監督・脚本・出演：チャールズチャップリン　撮影：ロリータサロー
出演：エドナパーヴィアンス　ジャッキークーガン　カールミラー

※ ロンドンの裏町、恋人に棄てられた貧しい娘(パーヴィアンス)が、慈善病院で出産したが、父はいず思い余ってセレブの自動車の中にそっと子供を置いて立ち去るところから物語は始まる。
ところが二人組の泥棒が何も知らずに車を盗みスラム街まで来たところで、赤ん坊に気付き慌ててドラム缶に放り込み逃亡。そこに登場したる我らがチャップリン、ドラム缶の傍で一服していると赤ん坊に気付き思わず抱き上げる。愛嬌よく可愛い子にチャップリンはその子と離れられなくなる。かくして五年。赤ん坊は今や5才、男の子キッド(クーガン)に成長した。路上の石を窓に投げる。ガシャン(＞人＜;) 驚いて家の主人が出てきた時にはキッドの姿はもういない。代わりにガラス屋のチャップリンが絶妙なタイミングで通りかかり、修繕にまかり出ると云う寸法だ。一方、このスラム街で一番人気のオペラ女優が、子供たちに菓子を与えていた。これこそが5年前に我が子を棄てた貧若い娘であった。あの時この身重の彼女を棄てた恋人は青年画家(ミラー)として今じゃ立派な画伯と成り上がり、パトロンの邸宅でのパーティーで娘とバッタリ再開したが、一度こじれた関係はもう元には戻らなかった。
キッドと育ての親チャップリンは今日も元気いっぱい、スラム街で行きている。この後から話は大きく流れる。そして最後に待ち受ける大団円。つづきはソフトでどうぞ😅
このシャシンはチャップリン初の長編映画であり、笑いとペーソスをふんだんに盛り込み、観客は笑ったり泣いたり忙しい。シャシンの冒頭のサブタイトルーーー皆さんはこの映画を微笑みと、そして恐らくは一粒の涙と共にご覧になるでしょうーーー。そしてもう一枚の方にはーーーその女のただ一つの罪は、母たることでしたーーー。