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高崎倖都
くるしいくらいに愛していた
狂おしいくらいに愛していた
だから、うしなった
#タカサキコウト
#失恋詩
#詩

高崎倖都
止まったままの記憶の続きを
受け取りてのいない言葉の行く末を
消えてしまった手の感触を
無理やり描いた夢を繋ごうとした現実を
いまもまだ
もとめてやまない
#失恋詩
#詩
#タカサキコウト

高崎倖都
"あの人も見ているかな"って思うだろうか
僕はあの月から目が離せずに
缶コーヒーを煽り
小さな願いを口にしよう
たとえ
幾百の距離があろうと
隣に誰もいなかろうと
一人ということを思いしろうと
心の片隅には
きっと、心の中では
誰かの欠片が煌々と輝いているだろう
だから
独りではないと思い出して欲しい
その手に指を絡ませることが出来なくても
その口にコーヒーの風味をうつせなくとも
例え 君が 僕を拒絶していたとしても
僕はここにいるよ
一体、何人の人が同じ空を見上げて
"きみも見ているかな"って思うだろうか
僕はあの月から目が離せずに
缶コーヒーを煽り
小さな願いを口にしよう
君も、空を、みていますように
#詩
#タカサキコウト
#高崎倖都

高崎倖都
さざなみのように
引いては寄せ
引いては寄せていく
きみへの想いの残滓
ぼくはまだ
どんなに強い輝きを放つ"昨日"も
あきらめられないで、いる
#タカサキコウト
#失恋詩
#詩
#恋愛詩

高崎倖都
きみといた時間が
その季節たちが
舞うスノードームのように
凝縮されていた
触れられない
戻れない
ただ重力に
落ちていく
逆さに振って
眺めみる
眩く光る
スノードームを
#詩
#タカサキコウト
#失恋詩

高崎倖都
伝えてはいけないワードが
喉元まで出かかったのは
早く吐き出して楽になりたい
僕の身勝手の表れだろう
幕を引くことを躊躇ったまま
小さな切っ掛けを
必死になって探す君と
沈黙の時間は悪戯に過ぎた
ゆっくりと触れた手を離して
その気配は小さな夜に遠ざかって
香りだけを残して失われていく
エンドロールを引き伸ばして
君の涙を拭う刹那に
切なさが尾を引いたまま
夜の闇が淋しくさせる
エンドマークを見落とさせて
僕の言葉が窒息させる
身勝手な物語は事切れて
夜はやがて明けるだろう
伝えてはいけないワードが
口先まで出かかったから
早く君の唇を塞いでしまおう
身勝手な僕から、最後の口付けを...
#詩
#タカサキコウト
#失恋詩
#恋愛詩
#失恋

高崎倖都
気がつけば月が変わって
気がつけば季節は変わって
気がつけば
君がいないということを
気が付かなくなった
#失恋詩
#詩
#恋愛詩
#タカサキコウト

高崎倖都
ゆっくりと零れ落ちていくきみとのきおくを
食い止めようとすることはもはや諦めた
このさき更新されることもなく
追加されることもない事実を
やっと目を背けずに見れそうだ
二人の時間はもう止まって
二度と合わさることもないだろうと
咀嚼して飲み込むのに
それなりの時間が必要だった
あんなに傍にいたのに
一瞬で終わらせる判断なんて
大事だからこそ出来なかった
大事だからこそ聞きたかった
多分いつかの日に振り返れば
今も懐かしい記憶の1つになる
そうわかってるからこそ出来なかった
そうわかってるからこそ言いたかった
あんなに傍にいたのに
一瞬で終わらせる判断をするほど
大事に思うからこそ出来たんだろう
大事に想うからこそ君はしたんだろう
多分いつかの日に振り返って
少しでも覚えていてほしい
そう願うことすら出来ないだろう
そう願うことすら伝えられないだろう
二人の時間はもう止まったけど
また多分合わさることがあるかもしれない
運命だなんて陳腐な言葉は言えない
でも君とならまた会える、君となら
#詩
#タカサキコウト
#失恋詩

高崎倖都
#恋愛詩
#失恋詩
#タカサキコウト
戻ってきて欲しかった
苦しみから救って欲しかった
独りよがりな思いに潰されて
ぼくは徐々に壊れていく
「諦めてください」と
見切りをつけれた君が
恨めしくてたまらないと
心からドロリとしたものが流れる
そんなはずはない
そんなことはない
好きあった事実は消せない
愛し合った日々はなくせない
苦しいのは君も同じと言い聞かせ
背を向けて別の道を歩いていく
好きだから
まだ、愛しているから
残った理性でなんとか
君の幸せを祈ろう
ぼくは徐々に壊れていくけど
ぼくは徐々に消えたくなるけど
きみのしあわせだけは、いのっているよ
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