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蒼夜曲(セレナーデ)
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セレナーデ

にぃやん
4期期待していいですか❓
かの借りも5期来るし、常に楽しみがあるのはいいけど、新作追えないよ😭
アクアはもう止まらない😭復讐劇だから仕方ないけど、エンディング曲聴くと辛くなる。
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紫苑しおん🐈⬛️
③密会
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
扉が閉まる。
音はない。
彼は決められた位置に立つ。
靴先の角度も、肩の向きも、毎回変えない。
それ以上近づけば、
鑑賞ではなく確認になる。
確認になれば、作品は形を持つ。
形を持てば、誰かの言葉に置き換えられる。
正面に、絵がある。
《真珠の耳飾りの少女》
暗い背景、こちらへ振り向いた顔、
布の青、耳元の白い光。
構図も、光源も、
視線の角度も理解している。
壇上なら、いくらでも語れる。
だが、ここでは語らない。
彼の視線は、口元で止まる。
開いているのか、閉じる前なのか。
何かを言おうとしているのか、
言い終えた後なのか。
どちらにも寄らないわずかな隙間が、
そこにある。
そこだけを
見ているわけではない。
見てしまうだけだ。
最初にこの絵を見た時も、
言葉は喉元まで来ていた。
光の柔らかさ。輪郭の曖昧さ。
真珠が真珠である前に、
ただ光として置かれていること。
すべて言えた。
言えるから、言わなかった。
あの場で語れば、値はついた。
市場、保存、流通。
理由はいくつも並べられる。
どれも正しい。だが、どれでもない。
彼は、呼吸を整えない。
整えれば、
自分まで鑑賞の手順に入ってしまう。
光は変わらない。影も動かない。
絵具は乾き、筆致は固定されている。
何も起きていない。
それでも、同じではない。
同じでない理由を探せば、同じになる。
言葉が追いついた瞬間、揺れは輪郭を持つ。
彼は、それを許さない。
分類しない。
位置づけない。
名前を与えない。
ただ見る。
見ることだけを残す。
足りているかどうかも、決めない。
決めれば、また一つ意味が増える。
彼は動かない。
絵も動かない。
ただ、そこに立っていた。
#創作小説 #紫苑 #セレナーデ


紫苑しおん🐈⬛️
②静けさを取り戻す部屋
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
扉が閉まる。
拍手とも声ともつかないざわめきが、
一枚の壁を越えて、
まだ控え室の奥で揺れていた。
会場に残った熱は、
背中に貼りついている。
シャンデリアの反射も、
数字が跳ねる時の息づかいも、
完全には消えていない。
控え室は、特別な場所ではない。
鏡、机、椅子、記録用の端末。
均一な照明の下で、
すべてが業務のために置かれている。
端に残った紙コップには、
誰かの口紅が薄くついていた。
スタッフが入ってくる。
「次回分の確認は明朝に回します」
彼は頷く。
親しいコレクターが
扉の隙間から顔を出した。
「今宵も見事でした!」
彼はまた頷いた。
評価は受け取らない。
受け取れば、次の動きに混ざる。
部屋の奥では、
マネージャーが資料を揃えていた。
椅子を戻し、
机上の書類を重ね、
通路側の空間を空ける。
確認を求めない手つきだった。
何をどこへ置けばいいか、よく知っている。
「この後は?」
『問題ない』
それだけで、マネージャーは頷いた。
扉へ向かい、
最後に照明の具合だけを確かめる。
足音が遠ざかる。
扉が閉まる。
音が一つ減る。
彼はネクタイを緩め、手袋を外した。
壇上の役割が、指先から順に剥がれていく。
鏡の前に立つ。
映る自分は見ない。
位置だけを確かめ、
決められた一点に触れる。
押すでも、引くでもない。
遅れて、壁が動いた。
通路は狭く、光はない。
歩数は決まっている。
迷いはない。
奥の扉を開けると、音がなくなった。
部屋は簡素だった。
壁と床と、一点の光だけがある。
強すぎず、弱すぎない明かりが、
正面だけを照らしている。
彼は、いつもの位置に立つ。
それ以上、近づかない。
ここでは何も整えない。
操作しない。言葉も使わない。
ただ、ある。
それだけで成立している場所に、
彼は入った。
#創作小説 #紫苑 #セレナーデ


紫苑しおん🐈⬛️
①フルムーンのオークション
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
満月の夜だけ、
そのオークションは開かれる。
会場は静けさではなく、熱で満ちていた。
シャンデリアの光はグラスの縁で砕け、
壁面の金装飾に反射し、
招待客の目を細かく光らせている。
彼らは作品を見に来たのではない。
判断を委ねに来たのだ。
照明が落ちる。
壇上に光が集まる。
彼はそこに立った。
「ロット番号、十二」
作品が運ばれる。
彼は一拍置き、来歴から語り始めた。
年代、出所、移動経路。
収蔵履歴、展覧記録、関連資料。
真贋判定の過程と、残された異論。
声は低く、滑らかで、
聞き手が頷く速度まで測られていた。
続いて技法へ移る。
顔料の選定、下地の処理、
光の置き方、筆致の速度。
同時代の比較対象、影響関係、
市場での再評価。
情報は多い。
だが、重くない。
必要な順番で差し出されるため、
誰も置いていかれない。
『この処理については、いくつかの見方がありますが——』
そこで止める。
断定しない。
可能性を並べ、
順位はつけない。
聞き手は理解する。
いや、理解した気になる。
彼はそれを見ている。
『——さて』
空気が締まる。
提示額が出る。低い。
しかし根拠は、
すでに会場の中に積まれている。
誰かが手を挙げる。
次が続く。
彼はもう説明しない。
促しもしない。ただ、間を置く。
その間が、欲を引き出す。
『——他には?』
沈黙。
一拍。
さらに上がる。
最後の数字が提示される。彼は頷いた。
『——では』
落札。
会場がわずかに緩む。
だが、それも一瞬だ。
次の作品が待っている。
彼はすでに、次の語りを持っていた。
#創作小説 #紫苑 #セレナーデ


深海りな
#セレナーデ
セレナーデ歌うの難しいけど歌っててめっちゃ楽しい(∩ˊ꒳ˋ∩)・*
でもブレスの場所少なすぎる😇息持たない笑
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ろべり☾.*·̩͙🍓
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