最近不思議に思っていたことをたまたま機会に恵まれたので専門家に聞いてみたQ. #ロケット が#宇宙 を飛ぶ時に、軌道をコントロールするために近くにある天体の重力を利用する「#スイングバイ 」って手法、あるじゃないですか。それを使うと大幅な燃費向上が見込めるって話ですけど、そもそもそんな都合よく手頃な大きさの天体がいい感じのところにあるもんですか?A. なかなかないですね。Q. やっぱり。ロケットなんて天気次第で発射が数日単位でズレたりするじゃないですか。そしたらスイングバイに利用するつもりでいた天体がもうどこか遠くに行っちゃってて利用できなくなってた、なんてことにならないんですか?A. そうなってもいいように、発射は数日早めに予定しとくんです。Q. [疑問][え]A. 早く発射させすぎた分は地球の周りの周回軌道に乗せといて、いい感じのタイミングがくるまで待たせておくんです。Q. [驚く][やば]A. もちろん発射後にスイングバイの予定を修正することもあります。それは地球上で天体の位置と大きさを観測してロケットの位置と向きと速度からスイングバイの計画を立て直します。Q. ロケットから天体観測するんじゃないんだ…A. それができたらもうロケットの自律飛行ですよね。観測機器の小型化・軽量化・高性能化が進まないとまだロケットには載せられないですね。…小学生の#夏休みの自由研究 レベルの質問しかできない自分が情けない