泥棒日記ジュネ(何回も読書感想文を書いてるような気がする)節目節目で思い出します。あらすじ言語の力によって現実世界の価値をことごとく転倒させ、夢魔の文体によって描き出される壮麗なイメージと倒錯の世界。一一泥棒、裏切り、男色父なし子として生まれ、母にも捨てられ、前半生を放浪と牢獄のうちに送ったジュネ。終生禁固となるところを、サルトルらの嘆願によって晴れて自由の身となった怪物作家の、もっとも自伝的色彩の濃い作品・社会批判としての悪の選択。あらすじで力尽きる#フランス文学 #ジャン・ジュネ