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takhiroin
特に60年代にヒットを飛ばしたフランスの映画監督ジャン=リュック・ゴダール(2022年没)
彼の作品にAlphaville(アルファヴィル)というSF映画がある
※作品の概要については前の投稿をご参照ください
今回はその映画アルファヴィルをコンセプトにした曲やアルバムという切り口でご紹介したい
もう一つはフィンランドのサイケデリック・ブラックメタルバンドOranssi Pazuzu
曲名はUusi Teknokratia(英語でThe New Technocracy)
初期はブラックメタルにHawkwindのようなスペースロックを融合した音楽で一部のマニアにウケていたが、この曲が収録されている2020年のアルバムMestarin kynsiは、大手レーベルNuclear Blastからリリースされ、一気にメジャー感(?)が出てきた
一時期、メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドも「お気に入りのアルバムだ」なんて言っていたものだ
出来ればMVも観て頂きたいが、一瞬でアルファヴィルがテーマだと分かるような建造物や管理社会を描いたカッコいいモノクロ映画仕立てになっている[ウインク]


Uusi teknokratia
takhiroin
特に60年代にヒットを飛ばしたフランスの映画監督ジャン=リュック・ゴダール(2022年没)
彼の作品にAlphaville(アルファヴィル)というSF映画がある
アルファヴィルとは未来都市のことで、そこは感情や思想の自由など個人主義が排除された場所(まるで某国みたい[怪しむ])
その未来都市を舞台に秘密エージェントの主人公が、都市を建設した人間の抹殺や管理システムを破壊するミッションを遂行するというもの
今の時代に観るとちょっと辛い作品かもしれないが、この作品は映画のみならずアート全般に与えた影響は大きかった
今回はその映画アルファヴィルをコンセプトにした曲やアルバムという切り口でご紹介したい(2バンドだけどね笑)
まずはニューヨークのアヴァンギャルド・ブラック/デスメタルバンドImperial Triumphant
アルバムタイトルはズバリAlphaville
エクストリームメタルにジャズを取り入れた、正直、理解不能な音楽を生み出している[目が回る]
私には理解不能な音楽だが、
大手レーベルCentury Mediaとアルバム契約を結んでリリース
ジャズサックス奏者ケニー・Gとコラボ
フリージャズ界の大御所John Zornが仕掛けたインストバンドにドラムが参加
など音楽的玄人は放っておかない存在のようだ
彼らの音楽を理解されている方、どうかご教授を!


Transmission to Mercury
