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general
優秀なパイロットだった彼は
75回目の出撃で敵に撃墜され
落ちる寸前 危機一髪
パラシュートで脱出した
その後 捕虜生活を送った後
終戦後に解放された
そして彼はとても大切なことを
経験から学ぶことになる
ある日 レストランにいた彼に
知らない男が声を掛けてきた
"あんたチャールズじゃないか!
空母キティホークから戦闘機で
出撃して行っただろう
撃墜されたんじゃなかったのか?
チャールズは驚いて
"なぜそれを知っているんだ?
すると男は
"あんたのパラシュート
俺が詰めたんだ どうやら
ちゃんと開いてくれたようだな!
チャールズは
"もちろんだ!もしあの時
パラシュートが開いていなかったら
今の私はない ありがとう!
その夜チャールズは一睡もせず
自分に問いかけていた
同じ海軍とはいえ 彼は一水兵で
自分はエリートパイロット
何度か艦で顔を見ていただろう
しかし自分から挨拶したことが
一度でもあっただろうか
彼らの仕事に対して感謝を
伝えたことがあっただろうか
大勢の水兵が 船底の作業場で
何時間も黙々とパラシュートを
丁寧に詰めている
言葉を交わすことすらない
パイロットたちのために…
チャールズは言う
人は皆 気づかないうちに
誰かに様々なパラシュートを
詰めてもらっている
物理的なものだけではなく
思いやりや祈りのパラシュート
あなたのパラシュートを日々
詰めてくれているのは誰でしょう
そこに気づき 心から感謝できる
自分でありたいものです
また 誰に気づかれるでもなく
祈りを込めて誰かのパラシュートを
詰める自分でいたいものです
#高野登
#サービスを超える瞬間

general
浜辺での出来事です
ある男性客が
"今夜 恋人にプロポーズしたい
のでビーチチェアを一つだけ
残しておいてほしい"
とホテルマンに依頼しました
そして夕刻 二人が戻ると
そこには白いクロスがかかった
テーブルに花とシャンパン
そして膝を汚さぬよう
敷かれたタオルが…
さらにタキシード姿の
ホテルマンが笑顔で
待っていたのです
予期せぬ心遣いに二人は
深く感動し忘れられない
夜となりました
まさにマニュアルを超えた
人の想像力と共感力が生み出す
ホスピタリティの真髄です
#高野登
#サービスを超える瞬間
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