グレンリヴェット 12年 ロックにして少し氷が溶けたぐらいが、個人的に飲み頃。余韻に青リンゴとピート(※スモークではない)樽のビターさが感じられ、余韻も長い。こんな晩に飲む酒。昨日から今日にかけて全く食べ物を受け付けなくなった。僅かな水、お粥、野菜のポタージュ。飲んでも全て吐いてしまう。外観からは、それが膵癌特有の腫瘍が臓器を圧迫することで起こるものなのか、それとも抗癌作用(薬の副作用)で起こるものか判断ができない。見た目のしこりはとりあえず大きくはなっていないし、未だ黄疸も見られない。病院からはここ1週間が最初の山場と聞かされた。これを乗り越えることができれば更に希望が持てるそうだ。だけど...何も食べれないようではどうしようもないではないか。薬だと思って!と無理やり食べさせるが、食べる度にトイレへ駆け込んで嘔吐する。それでも少しでも栄養になると思って、食べて→吐いて→寝て→食べての繰り返しで地獄絵図。まだ自分で動けるし、意識は明快なので、そこだけが僕にとっての支え。医師の先生からはとにかく慌てないでと言われているのだが、なるほど、この状況は...そして、こんな状態のなか、本人は明日仕事に行くと言う。反対すると気力を失いそうで、あえて何も言わなかった。膵癌のステージⅣと知って以降治療方針含め全て本人の意向になるべく沿うようにしてきた。それが正しいか、正しくないかの判断ではない。ただひたすら応援し、助けとなる。そこに尽きる。寿命というものは人それぞれ。長ければ良いものではないし、思ってたより短くても満足できる、ということも多分あると思う。最後に、これで良かったと思わせることができたなら初めて僕の努力は報われるかもしれない。余命宣告より、それ以上に生きれるかどうかということはあくまでもその延長線上のことだろう。にしても、生きるのってしんどいことだな。そろそろ天国も僕の好きな人たちで賑わってるので、ホント代わってあげれるもんなら代わりたいよ。#グレンリヴェット #スペイサイド