こんにちは昼間は雨が降っていなかったのでクリエイトに買い物に行きました読書記録ですクリスマスに捧げるドイツ奇譚集E・T・A・ホフマン編6編のメルヘンの短編集が収録されています冒頭に前半のあらすじが書かれているので、本編の話がすっと入ってきますE・T・A・ホフマンの『クルミ割り人形とネズミの王様』をよみながらチャイコフスキーのバレエ音楽『クルミ割り人形』をかけるとクリスマスのメルヘンの世界に浸れていいです本編は、現実と幻想が入り混じる物語でまさに奇譚ですドロッゼルマイアーおじさんも子供の味方なのか意地悪な大人なのか最後まで判然としないのも、物語に不思議な魅力を与えていますクルミ割り人形とネズミの王さまの戦いについても、現実なのか夢なのか現実と想像、自然と超自然といったものは、自分たちには何ともしがたく互いに混じりあっているという世界観があっていいですねK・W・ザリーツェ=コンテッサの『剣と蛇 八章からなるメルヘン』は中世騎士物語を思わせるような冒険譚になっているのが魅力的ですホフマンの『見知らぬ子』では幼い兄妹に試練がふりかかるように子供は決して素朴な存在ではなく、子供の世界は決して素朴ではないという世界観が貫かれているのが良いと思いました#読書 #読書感想文 #メルヘン #クルミ割り人形 #幻想