共感で繋がるSNS
人気
柔らかい機械の鸚鵡

柔らかい機械の鸚鵡

生乾きの夜にしとしと会話したことを忘れぬように書き置く

庭と森の境界線を引くことが大切らしい生きてゆくには

人の手で湿さなくても湿された土、湿された人間でいる

簡単に乗り越えられる門扉を作って庭の境界に置く

満月が明るすぎても太陽に間違えられることのないこと

#短歌 置いておくか。#カワウソはしっぽまであんこたっぷり #柔らかい機械の鸚鵡sONLYの星
GRAVITY
GRAVITY20
柔らかい機械の鸚鵡

柔らかい機械の鸚鵡

ねこを撫で、寝ているねこがおもむろに変形するととてもうれしい

きみだけの天使(ケルビム)になりこの腕が翼になって箸がもてない

パンプスが清く正しく並びをり 巻き爪くらいなるよ天使も

#短歌 置いておくわね。#tanka #カワウソはしっぽまであんこたっぷり
GRAVITY7
GRAVITY20
柔らかい機械の鸚鵡

柔らかい機械の鸚鵡

#短歌 #カワウソはしっぽまであんこたっぷり
短歌の星短歌の星
GRAVITY1
GRAVITY19
柔らかい機械の鸚鵡

柔らかい機械の鸚鵡

感情を形にするとたちまちにぼやけてしまう 野花に習え

ふと触れたむき出しのままの芸術に詩人に変えられゆく僕たち

病室の薔薇よりもやや前側に傾斜した君の背骨を撫でる

誰しもがこっそり隠して飼っている光を啜って生きる生き物

絵を見ているふりをしながら反射するガラスに映る人を見ている

#短歌 #tanka #カワウソはしっぽまであんこたっぷり
GRAVITY
GRAVITY19
柔らかい機械の鸚鵡

柔らかい機械の鸚鵡

石炭のように美しくはないがまだ生きている人の輝き

まだ敬語で話していた季節には、咲くはずのない花壇の野ばら

さっきまで人が座っていた場所が余白  世界の余白となった

#短歌 #tanka #カワウソはしっぽまであんこたっぷり
GRAVITY2
GRAVITY19
柔らかい機械の鸚鵡

柔らかい機械の鸚鵡

ドライヤーで乾くことない涙から抽出をする夏の成分

ねこを抱くくらいの隙間を抱きながらゆっくり動く時計を見ている

余すとこない余すとこない体を湯船に沈めてじっくりと居る

いいねには持て余すほどの感情をどうかひと粒送ってください

目に見えぬ感情をくぐり抜けてきて素早くタイムカードを切った

そろそろみんなたちも#短歌 が読みたいかなって思ったので置いておきます。#tanka #カワウソはしっぽまであんこたっぷり
GRAVITY8
GRAVITY19
柔らかい機械の鸚鵡

柔らかい機械の鸚鵡

新宿で警戒色のシャツを着て手持ち無沙汰でヒトと待ち合う

何をしてもよろこぶくせにあたしにはよろこばせるのが上手と言うね

人間のかたちにそって生えている 服や街やら街路樹の楡

まだ君がガサッとした音で名前を呼ばれていた春のうららかさ

悪趣味なスマホケースが完璧なきみを完璧たらしめている

#短歌 #tanka #カワウソはしっぽまであんこたっぷり
GRAVITY1
GRAVITY18
柔らかい機械の鸚鵡

柔らかい機械の鸚鵡

つまらない人と会う日もつまらなくない服装をしている一応

君のため買い渡せずにいた本をめくって元の場所に戻した

無意識に落書きをしたねこの横に一応エサを描き足してみる

動物のぬり絵の9ページ目にいるいちばん悲しい色で塗るゾウ

こいぬってほとんど愛でできていて、ぱるぱるしている部分がやわい

最近の#短歌 再掲しておくか。#tanka #カワウソはしっぽまであんこたっぷり
GRAVITY
GRAVITY17
柔らかい機械の鸚鵡

柔らかい機械の鸚鵡

ふん!#短歌 #カワウソはしっぽまであんこたっぷり
短歌の星短歌の星
GRAVITY
GRAVITY16
もっとみる
新着
関連検索ワード