今日のトークルームにご参加くださった皆様ありがとうございました。【予告】次回は5月14日(日)15:00~「兄弟に障害を持つ人の気もち」について語らいます。今日は「物を盗む心理」について語らいました。〇窃盗【窃盗症】・金銭的な価値のためではなく、物を盗む衝動に抵抗できずくりかえす・窃盗に及ぶ直前の高まり・窃盗による快感・満足・解放感・怒り・報復の表現ではなく妄想や幻覚の反応ではない・素行・躁鬱・反社会性PDではない【素行症の一部】【躁鬱エピソードの一部】【反社会性PDの一部】〇窃盗の常習性・初めて刑務所に服役する時点で、すでに万引きが繰り返されている → 窃盗症である可能性・窃盗症の有病率は万引犯の4~24%〇物質依存症との共通点・「強迫症の1つ」→ 「物質依存使用者との共通性」へ ※ 依存症に効果があるとされるオピオイド拮抗薬に効果・窃盗行動への渇望→ 緊張アップ→ 急速に渇望が軽減→ 渇望が再来※ 窃盗することで、緊張緩和・快感が訪れるため窃盗行為が維持されている可能性。〇窃盗症の移行プロセス①行動開始「物をとることが目的」 ・子どもの頃に善悪の判断が未熟なまま、物を得ることのメリットを学習 ・友だちに誘われて ・疾患や当てつけ②行動頻度拡大 ・回数を重ねるごとに罪悪感が減少 ・ばれない工夫 ・ため込むことによる安心感 ・孤立を避けるための自己抑制 → スリル・ストレス発散 ・個人的な利益が主目的③病的窃盗 ・窃盗する物よりも、することそのもののメリットが増大④窃盗の自動化 ・意識しないまま窃盗をする。記憶がない。⑤窃盗脱却 ・「底つき体験」により窃盗をやめる〇対策【道徳と罰では再発防止は不十分】・万引きのきっかけを作らせない関係性・万引きしにくい店づくり・結果の学習〇治療・窃盗と衝動の結びつきを減弱させる心理療法・衝動が起きても別の行動に移す・SSRIに有効性が示される・セルフモニタリング能力の向上社会が孤独を防ぐしくみが必要ですね…#音声ルーム #盗み #カモセーヌ・ルパン