『イン・ザ・ミソスープ/村上龍』2024/06/28読了言語化が難しいが、やっぱり刺さる。村上龍の中で(既刊を全て読破した訳では無いが)一番好きと言っても過言ではない小説。性と暴力、生と死、自と他。長生きすることと死なないことは、日本において異なる。日本では外国ほど明日突然死んでしまうような事が起こる可能性が低いのだろう。本当に?命は脆く儚い。そんなことは言葉で分かっていても、きっと実感できない。死が目の前に立ちはだかるまでは。印象的だったのは日本は豊かなのになぜ女子高生は援助交際をするというフランクの疑問。90年代、日本は豊かだったらしい。今の日本は?なぜトー横キッズなんて概念が生まれた?そんなことを詳しく調べたくなった今日この頃。#読書記録#読書好きな人と繋がりたい#イン・ザ・ミソスープ#村上龍