こんばんは読書記録ですブリタニア列王史アーサー王ロマンス原拠の書ジェフリー・オヴ・モンマス著瀬谷幸男 訳ちくま学芸文庫本書はモンマスが1138年頃に著した『ブリタニア列王史』を翻訳したものですモンマスはオックスフォードあたりに住んでいたと考えられていますアーサー王ロマンス好きにはオススメの本です本書におけるアーサー王物語のおおまかなあらすじとしては⑴アーサー王はティンタジェル城で生まれる⑵ドルイド僧の似姿を持つ謎めいた魔術師マーリンの予言⑶アーサー王とローマの貴婦人グウィネヴィアの結婚⑷名剣エクスカリバーを手に入れる、ただ石から剣を引き抜く描写は本書にはありません⑸ノルウェー王ロトの息子でアーサー王の甥にあたるガウェイン卿、献酌係ベディヴィア、執事ケイ卿、コールウォール公カドール卿がアーサー王四天王として仕える⑹甥モルドレッド卿の裏切り⑺アーサー王と甥モルドレッド卿のカムランでの最後の決戦⑻決戦でガウェイン卿は戦死する、反逆者モルドレッド卿も戦死する⑼王妃グウィネヴィアはカールレオンへ逃亡、修道院入りする(10)アーサー王は致命傷をおい、アヴェロン島へ移送される(11)王位はコールウォール公カドール卿の息子であるコンスタンティヌス三世へ委譲されるまた、アーサー王の甥で宿敵となるモルドレッド卿との闘いがアーサー王物語後半の主題として描かれています簡単なあらすじとしては⑴アーサー王の外国遠征に伴い、モルドレッド卿が王国統治の摂政を任される⑵モルドレッド卿は叔父アーサー王の妃グウィネヴィアと略奪結婚をしようとする⑶さらにアーサー王の王国を奪い取ろうとする⑷カムランの戦いでアーサー王とモルドレッド卿が相討ちとなり、アーサー王はアヴェロンの島に運ばれていく本書の始まりであるブリトンの建国は、トロイの英雄アエネースの子孫であるブルータスによる「新トロイア」の建設によって始まりますブルータスの名前がブリトンの名の由来となっています戦乱につぐ戦乱の壮大な年代記です#読書 #読書感想文 #中世騎士物語 #アーサー王 #イギリス文学