【読後感】アインシュタイン。本当に存在していたのだろうかと思うほどに常人場馴れした彼がみたかもしれない夢。とりとめがないような、それでいてどこか重力を感じる。空を飛び、時を越え、光を宿し、考え、悩み、慈しむ。彼がみた夢を物理学者が代弁したかのような本。不思議な魔力を秘めた本。相対性理論は今でも良く分からない。本を読んでも有名な教授の授業を聞いてもなんだか光と重力から先が遠いし想像するだけで私そのものがブラックホールに吸い込まれてしまいそうになる。いつもそう。解らないのに知りたい。答えを知っているアインシュタインに会いたい。アインシュタインは親日家であった。そして彼はユーモラス。彼の功績は本当に大きい。2025年、まだ私たちはアインシュタインに追い付かない。けれど私たちは進む。夢を見ながら後退しながら少しずつ前へ。#アインシュタインの夢 #アランライトマン #朝倉久志 #アルベルトアインシュタイン