重力が少しだけ強く設定されたみたいに水に顔を預け口の中の時間を片づけるそれだけで一日の体力が尽きる感受性という未確認の装置を今日も胸に抱えているニュースの見出しやすれ違った声が言葉にならない信号になってこの星の静けさに残ってしまうそれでも私は洗い終わらない皿のそばでお風呂がまだ今日の外にあるまま今日という時間の余白に座っている今日は動かないことで守ったものがあるそれでいいからそれでいいからただ、ただ、伝えるだけ誰かのためじゃなく今日の私のためにありがとう受信したまま今日という惑星を離陸できるから#わたしのことば