《狼と香辛料》、終わっちまった〜……。お見逸れしました〜……。有能ながらお人好しで損をする行商人のロレンスと聡明ながら浮世離れに凹む賢狼のホロとの、打算と葛藤と恋慕を主軸に描くファンタジー要素アリの中世ヨーロッパ風サクセスストーリー。薄っぺらな口約束による気楽な契約が、物語が進むにつれて遅効性の毒のように2人の関係性を静かに蝕んでいく様子も見事。ちゃんと失敗もするし、そこから転じて伏線回収しながら成功する様も実に緻密に描かれており、セリフ回しひとつとってもそれぞれのキャラの生き様が滲み出ていて秀逸なる仕上がり。まぁでもホロの"廓言葉"に違和感を覚えた人もかなり多かったんじゃなかろうか。だけどアレは古風さや経験豊富さを口調によって印象付けたかっただけなんじゃないかな。個人的にはそう思う。#狼と香辛料#ファンタジー要素アリの中世ヨーロッパ風サクセスストーリー#やることなすこと全てを肯定して挑発的な軽口にも何も言い返して来んオスではホロはすぐに退屈しんす#一切ワガママを言わずに無理して笑い続ける相手ではロレンスは瞬く間に心を病むであろうよ#ホロの廓言葉を曲解せんでくりゃれ