わたしは、この情報を云んでも守らないといけない。情報は有益だ。自分を見くびっている相手を一瞬にして制圧する情報、それを有効に効かせるためには柔軟な実行力が必要であり、多少の傷は受けないといけない。相手に刃を向けたなら自分の脚が少しくらい切れて赤い血が流れようとも顔色は相手のいないところで一瞬しか変えてはならない。わたしには、言葉はあまり交わさないが心に留めている男がいた。その男が、朝一でわたしにある情報が入っているであろうカメラを首にかけてきてそのあと逃げるように走り去っていった。「明日の朝まで」そう耳に残された伝言はふんわりと甘い空気を含んでいた。わたしは、明日の朝までこの古めかしいカメラを傷ひとつなく守り切ることができるのだろうか。私とあいつの運命はいかに。#夢のおはなし #夢オチ#もう一度寝て物語の続きを見よう