『渡くんの××が崩壊寸前』のほんとの最終回。録画をためこんでいて、もう終わった作品だと思い込んでいたけれど、夏休みはまだ続いていたんだな、と少しほっとした。海の記憶のエピソードはやっぱり印象深い。海って楽しい反面、気持ちも体力もどっと持っていかれて、帰りは電車で寝てしまうの、すごく分かる。あの最後の電車のシーンは、現実感があって妙に刺さった。家族の思い出も、良いことばかりじゃなくて、あとから重たく感じるものもある。振り返ると自分にも、いくつか思い当たる記憶があって、そこは素直に共感した。時計のプロポーズは派手じゃないけど、この作品らしい。時間を重ねること自体を差し出す感じが、静かに良かった。最後のふたりの空気感も印象的。なぜ途中から一緒に電車に乗っているのかは正直よく分からない演出だけど、疲れて隣で眠ってしまう距離感は嫌いじゃない。全部がきれいに説明されるわけじゃないけれど、余韻で終わる「ほんとの最終回」だった。頑張って見てよかった方かも長かったー#渡くんのが崩壊寸前#最終回#ほんとの最終回