WSO日本公演最終日のDer Rosenkavalier, 歌手陣に不満はあったが9年ぶりの来日となるピットからくる音はシルクのように極上だった。ニールントは一昨年聴いてもうこの人は盛りを過ぎたと思ったし、ローゼも前回聞いたのが新国立劇場だからそれなりの年、残念ではあったが、フィガロでスザンナを歌ったコンラディはスザンナよりゾフィーのほうがあっている。またオクタヴィアンのハンキーが演技も歌もうまくてよかった。また今年逝去したオットー・シェンクの「最高」の演出を楽しめたが恐らくこれが最後になるだろうと思うととてもさみしい気持ち。今日のアウトフィットは以前仕立てた濃紺のピンストライプのスーツにローズピングのロメオ・ジリのタイ、時計はローズゴールドのケースで「ばら」を意識しつつ、アイウェアをJMM Dealanの黒にして甘さを抑えた。#オペラ#ばらの騎士#derrosenkavalier#wienerstaatsoper