2026年 11冊目情ってままならないものだと思う。未来永劫戻ってくることはない物理的な不在、かつてあったはずの精神的な繋がりの不在。かわいそうなのはどちらなんだろう?嫌いなままでいたかったから離婚しようとしなかったというのはなんだかわかる気がする。人は一生を終えるまでに(基本的には)毎日淡々と過ごしていき、当たり前のように一緒にいて、当たり前のように終わっていく。互いの関係性も同じだと思っていたのに、それが突然断ち切られ、初めて自分の気持ちと向き合う時。愛の始まりと終わり。そのどちらともにある心の微細なところを、絶妙な観察眼で上手に書いてる。寂しく、同時に祈るような気持ちで本を閉じました。お勧めです。#読書 #井上荒野 #そこにはいない男たちについて