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節分の未来 〜鬼はどこへ向かうのか〜




節分が近づくと
スーパーには豆や恵方巻きがずらりと並ぶ

しかし よく見てみると 昔ながらの炒り大豆だけでなく ピーナッツや柿の種が混ざったアソートが売られている

豆まきの後の掃除が面倒だからと
小袋入りのものを投げる家庭も増えた

一方で恵方巻きの進化も目覚ましい
定番の海鮮巻きや太巻きだけでなく
ロールケーキの恵方巻き
さらにはクレープやローストビーフ巻きまで登場している

もはや
「巻かれていれば何でもアリ」
の時代
こうして節分は 現代のライフスタイルに合わせて進化を続けている

では 未来の節分はどうなるのだろうか?

たとえば「鬼」の概念も変わるかもしれない

昔は「鬼=邪気の象徴」だったが 今や鬼は愛される存在になっている
ゆるキャラ化し SNSで「#鬼かわいい」などと話題になれば もはや豆をぶつけるのはかわいそうになる
鬼に豆をぶつける事自体が「かわいそう」と拡散されたら もう市民権を獲得した鬼の誕生だ
「鬼を退治する」のではなく「鬼と仲直りする」節分が登場するかもしれない

鬼におもてなしをして「福を呼び込む」スタイルが流行れば 恵方巻きを鬼にプレゼントする風習ができるかもしれない
「鬼さん 福を運んできてくれてありがとう!」と感謝の気持ちを込めて 特製スイーツをふるまう
すると 恵方巻きはますますスイーツ化し 鬼専用の恵方スイーツが誕生する

また 豆まきがVR化する可能性もある
掃除の手間を省くため スマホやVRゴーグルで鬼を召喚し 画面越しに豆を投げて退治するゲーム型節分 投げた豆の数に応じて 実際に福引きができるイベントなども考えられる

もはや「鬼は外、福は内」という概念すら変わるかもしれない
鬼と福は対立するものではなく 共存するもの

鬼と仲良くなることで より大きな福を呼び込む——そんな新しい節分のかたちが生まれる日も そう遠くないかもしれない

#鬼
#NOWPLAYING
#ここにあるぞ商機
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鬼ノ宴

友成空

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