遠い昔の話幼少の頃お母さんに用事をを頼まれて買い物をしてからお父さんのお仕事場に届け物をする事になったのねその日に限ってお母さんが用事があるって言って独りで行く事になったのその日 家に「顔の知らない 見たことのない色々な人たち」が来て 何か親戚の集まりがあるのかな?お母さんも忙しいんだろうなって思って独りで買い物と届けものをする為に出かけたの普段お母さんと一緒に歩いていたから通る道も知っていたんだけどその日は何か雰囲気が違っていたんだ一歩外に出ると普段 物静かな家の前の通りには大きな車が止まっていたり いつもは歩いてる人もいない近所に数人の黒いフードの人影がいたりただその人たちは目的がよく分からず何をするわけでも無く ただ「そこにいる」だけだったのねとりあえず家を出て買い物をする為にお店に向かったんだけど向かう途中でその人影は自分のあとをついてくるの しかも1人じゃなくて何人も後ろにいたと思ったら同じような人が前にも 道を挟んだ向こう側にもいる それも微妙な距離感を保って自分についてくるだんだん怖くなってきたのと 買い物に行かないといけないという思いでちょっと道を間違えたり買い物のおつりをおばちゃんに教えてもらいながらも買い物をして お父さんの職場にも行ったのお父さんはくしゃくしゃに頭を撫でてくれてホッとしたんだけどその後に帰る道もその人影はついてくるの用事が終わって帰るだけだから余裕が出てきたのか その時気づいたんだけど人影は何か両手で持てるだけの黒い箱を抱えてて なかなか自分とは目を合わせない ずっと箱を見てるの いよいよホントに怖くなって走って家に向かったらお母さんが家の前に出てて帰りを出迎えてくれたお母さんも褒めてくれて親戚のおばさんも来てて褒めてくれたそこでホッとしたのか泣いてしまったんだそれは遠い日の思い出何だったのかなぁ#NOWPLAYING #創作 #こういうひといるかな