舞台「位置について」企画・制作:かわいいコンビニ店員飯田さん都内にある認可保育園に努める保育士たちの物語。過重労働やことなかれ主義、過剰な配慮、全体思考の連帯責任。そこに親族問題や家庭内トラブルなどが絡み合い、疲弊していく保育士たち。客席から観ていると「それは園長の判断力の問題」「それは忌むべき慣習の問題」「それは母親の自立支援の問題」…と、 それぞれ 「解決済」 のハンコをババンと押して、自分の頭の中の引き出しに仕舞っていきたくなる。ただ、それが正解ではないのも知っている。「私は問題を解決する方法を知りたいんじゃなくて、あなたと問題を共有したいの。」若かりし頃の僕にそう諭してくれた、彼女の言葉を思い出す。彼女は僕に、共感することの大切さを教えてくれた。もちろん問題は解決しなくてはいけないけれど、まず先に互いの目線を合わせることで、気が付くことはたくさんあるんだよ、と。物語の最後には、うれしいことや、楽しいこともやって来る。でも、解決していない問題もまだたくさん残されている。それでも、さくさんの笑顔が溢れることに共感できる。そこから生まれてくる力があれば、先に進むことが出来ると思えるから。純粋に応援したくなる、素敵な舞台でした。#かわいいコンビニ店員飯田さん#位置について#吉祥寺シアター