豊かである。と言うのはどう言うことだろうか。豊かであることはいいことだ、豊かな人になりなさい。子供時代に周りの大人はよくそう言ったけれど、こんな歳になってから「豊かさ」ってものが身に沁みてきた。周りを見れば『消費する』ことに躍起になっている人が多い。消費することは『豊か』だからできる。スタバで大きめのドリンクを注文したり、写真館で家族写真を撮ることも「消費すること」で豊かだからできることだ。じゃあ逆に、消費せずに豊かさを感じることはできないのだろうか。お金を払う→リッチな経験をするのではなく、むやみにお金を使わなくても心が豊かになるにはどうしたらいいのだろうか。細々と考えてやり始めたことじゃないが、わたしの【豊かさ】は『片付け』だ。散らかった部屋を整頓し掃除をし居心地の良い空間を維持する。自分で自分に手間をかけてやることがわたしを満たしてくれる豊かさだ。周りの誰かより自分が幸せに見えることよりも、自分で自分を愛することが豊かさの正体かもしれない。#お前の説教受け付けてません