"愛は終わらない"そう信じたいくせに、一瞬燃え上がるものを愛と呼ぶ潔さが、人生だと思ったりもする。好きだと言い合えば、ふたりにしかできないことができて、愛してるといえば、永遠という幻想を遠くから眺めることだってできる。それらは、約束ほどに残ることもなく、ほとんどが刹那的に消えてしまうのだけど、"好きなひと"と明け方まで話したり、喧嘩して泣いた夜のこと、そういう出来事のことは、いまもすごく愛してる気がしてしまう。#現代詩 #散文詩 #詩 #エッセイ #あの日のこと