長女で、いとこ頭で、委員長で、班長で、リーダーで。みんなの言い分を聞き、時に想像し、最適解を出し、導き、予想されてた事態のフォローと、責任取り。そやって、生きてきた。気づけば私は、空気を読む専門家。「正しさ」の調整役。だから今さら、「人の話を聞かない」だの、「自己中」だの言われても‥。私だって、長い時間をかけて、こう作られてしまったんだ。むずかしいよ。INTJ、やめたいと思う日もある。間違えたい日がある。「いやだ」って、理由もなく言ってみたい日がある。誰かの気持ちじゃなくて、「自分の気持ち」を真ん中に置いてみたい日がある。そんなとき、弱気になると涙が出るのは、どこに置いてきたかわからない「わたし」が、内側からノックしてるのかもしれない。なのに、INTJって「空気読めない」って言われる。なんでだろう。空気は、読める。ずっと読んできた。読みすぎて、もう、疲れてしまった。誰が何を考えてて、どこに地雷があって、どう振る舞えば場が収まるか。それを即座に演算して、最適解を出してきた。たぶん、「空気を読む」って、“迎合すること”だと思ってる人たちには、INTJの読み方は、見えないんだよね。こっちは、空気の構造を読んでる。感情に飲まれずに、全体の流れを把握して、言うべきことを選んでる。でもそれが、「ズレてる」って言われる。「正論だけど冷たいね」って言われる。KYじゃない、“構造読解型”だよって言いたい。#INTJやめたい日