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かて

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最近、ヒス構文を知りました。



「育児は大変」という意見があります。
それ以外にも「仕事は大変」「結婚は大変」など、いろいろなバリエーションがあります。


「育児が大変」「仕事が大変」「結婚は大変」などのポイントも「大変さ」や「困難」にあります。
なにごとにも成し遂げるためには「大変さ」や「困難」が伴うものです。

育児の大変さは、話を聞き共感することで緩和するかもしれません。
「行政サービスの利用」「祖父母の協力」「互助会」などなど、さまざまな解決策があるかもしれません。
直面した大変さや困難をかつては力を合わせて緩和しどうにかしてきました。


しかしながら、このようなコメントをたまに目にします。
「育児は大変だったら産むな」「わかってるのに産んだはず」
「仕事が大変だったらやめろ」
「結婚したは自分でしょ」

このコメントを読んだときに違和感を感じました。
これは「大変さ」や「困難さ」の意見に対して「子ども産むかどうか」「仕事の選択」…と論点をすり替えているからです。


このような論点の切り替えは「ヒス構文」と似ています。
ヒス構文とは「論理を飛躍させたり論点をすり替えヒステリックな語気を伴うことで相手に罪悪感を抱かせる構文」のことです。
今回も「大変さ」の論点を「行為そのものの選択」に論点がすり替えられ、ヒステリックな印象を受けることが似ています。

過剰なヒス構文は、大きな弊害としては、生きていく上で直面する困難に対して、どうにかやってくための議論が停止します。


ヒス構文であったとしても、さまざまな観点で議論できます。
とはいえ、「ヒステリー状態」になっている相手と、現実問題として建設的なコミュニケーションは難しいです。


何かをすれば、必ず困難が立ちはだかります。
何らかの困難に立ち向かっている人を応援します。

でも、その困難を乗り越えていく先には世界が広がっています
またその困難に立ち向かうことは楽しいことです。

楽しみましょう。

大魔王 かて

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