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流星だいち
自分やグラ友さんがいつ、どんな役で登場するかを楽しんで、読んで頂けると嬉しいです(*^^*)
登場希望のグラ友さんは、随時募集中です!
感想や応援のメッセージ等お待ちしております♪
GRAVITY連載小説
◆グラな日常物語◆
~第1話~
新しい朝が来た。
10分ごとに鳴るスマホのアラームを、2〜3回はスヌーズしている。
まだ眠い。
「お兄ちゃん!お兄ちゃん!起きて!」
うるさいな…。
「お兄ちゃん!会社に遅刻するよ!」
妹のまりんの声だ。
「うーん…。まりん、勝手に部屋に入って来るなよ…。」
「アラームの音がうるさいし、もう7時だよ!」
「もう、そんな時間か…。」
流石にもう起きないとマズいので、僕はゆっくりと布団から出て、ベッドから起き上がる。
まりんは僕の4歳下(23歳)の妹で、地元の短大を卒業後に、地元の某携帯ショップの窓口で働いている。
あまり僕には似ていなくて?、しっかり者で可愛い自慢の妹だ。
本人には言えないけど…。
事情があって今は、両親とは別居中で、実家でもあるこの一軒で僕と妹のまりんで2人暮らしをしている。
「ワン!ワン!」
庭から、もう一匹の家族でペットの、イッヌのイケボな鳴き声が聞こえる。
イッヌは、もともと野生のポメラニアンだったが、ある出来事をきっかけに、我が家でペットして飼っている。
賢くて多才な、謎の多い犬だ。
「朝は私がイッヌの散歩に行ったから、夜の散歩はお兄ちゃんが行ってね。」
「うん。分かったよ。」
イッヌは賢いから、ほっといても大丈夫な気がするけど…。
「じゃあ、私はもう仕事に行くね!今日は早く行って準備しないといけないから。朝ご飯は用意してあるから、きちんと食べてから行ってね!」
「分かったよ。気を付けて、いってらっしゃい!」
僕が見送ると、まりんはそのまま仕事へ向かった。
こうして新しい朝が始まった…。
-cast-
流星だいち(流星だいち)
流星まりん(まりん)
イッヌ(イッヌ🐕🌆)
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
主人公も私をモデルとしている部分はありますが、あくまでも架空の人物であり、私ではありません。
#グラな日常物語
#GRAVITY連載小説
#小説



流星だいち
(第8話登場分まで)
素敵で感激するくらい嬉しいです\(^o^)/
これからも、次々と作中に色々なグラ友さんが登場予定ですが、今までの登場人物を復習する意味でも、見て頂けると嬉しいです(#^^#)
#グラな日常物語
#GRAVITY連載小説
#小説
#登場人物相関図


流星だいち
#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語
ナリさんとヒロさんは、銃声を響かせながら野犬に命中させていく!
僕は折り紙手裏剣、きな娘さんはダーツを野犬に命中させていく!
それでも次々と野犬が集まってくる!
だいち「ヒロさんも銃が上手いんですね!」
ヒロ「ナリ程じゃないけど、ある程度はね!
麻酔が効いているうちに捕獲しておかないと大変だから、そのためにも来たんだ…。
ちなみに、麻酔銃だよ!」
カメ先生は麻酔薬を僕に渡してくれた時に、本来は麻酔銃に使うものだと言っていた。だから、麻酔銃も開発しているのだろうと思った。
それに、猟銃とは銃声が違う。
だいち「でも、麻酔銃は連射できないはずだけど、連射していますよね…?」
ナリ「だいち!良い所に気付いたな!
キリシマファクトリー製の試作品なんだ!」
だいち「なるほど!キリシマファクトリー!」
その名前は僕も知っている。
きな娘「小規模ながらも世界レベルの高い技術力を持っていて、魔改造で有名なキリシマファクトリーね。」
カメ「微力ながら私も助太刀に参りました!」
急にカメ先生が現れた。
だいち「カメ先生!?」
ナリ「この前、ラジオで話していた先生か…?」
ヒロ「有名な動物研究科のカメ先生ですよね!?
私は獣医師の一条ヒロです!」
カメ「ヒロ先生のご活躍、存じております!
ご挨拶は後の方が良さそうですね…。
ゼロ刑事さんからご連絡を受けて来ました!
私も動物の捕獲をお手伝い致します!」
ヒロ「それは助かります!」
ナリ「だいち!姉ちゃん!ここは俺たちに任せて、2人は妹さん達を助けに行くんだ!」
だいち「分かりました!皆さん、お願いします!」
今は確かにそれが良い!
カメ「だいちさん!これを持って行って下さい!」
僕に異臭スプレーを2本渡してくれた。
だいち「カメ先生!ありがとうございます!」
きな娘「だいちさん、行くわよ!」
僕は目の前の野犬に向かって煙玉を投げた。
そして、僕ときな娘さんは、まりん達の所へ走る!
-cast-
流星だいち:流星だいち
きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚
神谷ナリ:ナリ🐮
一条ヒロ:ヒロ
カメ︰カメハメハ大王🐢[チーム40]
※この物語はフィクションです。
作者:流星だいち
#小説





流星だいち
#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語
~第86話~
カラス「カァー!カァー!」
なむなむ「えいやー!!」
祖父ちゃんは、ヌンチャクを振り回して襲ってくるカラスを蹴散らしている。
そら「お祖父ちゃん、無理しないで!」
まりん「私達は大丈夫だよ!」
まりんと姉さんも異臭スプレーで応戦している。
なむなむ「無理なんかしておらん!儂はまだまだ大丈夫じゃ!!」
きな娘「あのヌンチャクを振り回しているご老人が、だいちさんのお祖父さん?」
きな娘さんは僕と背中合わせになる位置で、カラスにダーツを投げながら言った。
だいち「ああ、僕にむりやり忍者の修行をつけた祖父ちゃんだよ…」
僕もカラスに折り紙手裏剣を投げながら答えた。
きな娘「だいちさんに忍者の修行をつけただけあって、お祖父さんも只者じゃないわね。
だいちさん、お祖父さんに感謝しなきゃね…」
だいち「…。」
きな娘「この前のヒグマの時もだけど、だいちさんがそれなりに戦えてみんなを助けられるのは、お祖父さんの修行のおかげなんだから…。」
だいち「…。」
僕は言葉が出なかった。
あしゅ「ハッ!!」
あしゅ会長も掛け声と共に扇子の居合斬りで、襲ってくるカラスを蹴散らしている。
流石は居合道の師範である。
子供の頃に祖父ちゃんからの修行の一環で、あしゅ会長から剣術の稽古をつけてもらったことがあるが、あまり上達しなかったな…。
きな娘「あちらの居合斬りのご老人も只者じゃないわね。」
だいち「あの方は…」
きな娘「知ってるわよ。あなたの職場であるグラビー株式会社を一代で築いた創業者であり、先代社長で現会長の緋村あしゅ会長でしょう?
昨晩、天真爛漫に居たわよね。」
僕が答える前に、きな娘さんは言った。
だいち「流石によく知っているね。」
きな娘「県下の経営者の中では有名だからね。」
-cast-
流星だいち:流星だいち
流星まりん:まりん
きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚
流星そら:そら
流星なむなむ:なむなむ
緋村あしゅ:あしゅ
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
作者:流星だいち
#小説






流星だいち
#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語
~第77話~
だいち「カメ🐢先生、お忙しいところ恐れ入りますが、最後にひよこ族のことについて少しでも教えて頂けませんか?
気になって仕方がありませんので…。」
カメ🐢先生は帰ろうとしていたので、僕はダメ元で聞いてみた。
まりん「わたしも教えて頂きたいです!」
カメ🐢「ひよこ族はあまり喋らない方が多いです。」
だいち「そうなんですか?カメ🐢先生はよく喋られますよね?」
カメ🐢「ですねー!私はひよこ族では珍しいタイプです(笑)」
だいち「それは意外ですね(笑)」
まりん「生き残りと言われるくらいなので、ひよこ族の人数は少ないのでしょうか?」
僕も気になっていた。
カメ🐢「今はもう少なくなって、ひよこ族は私を含めて5名確認されています。」
まりん「少ないですね…。貴重なお話をありがとうございます。」
だいち「お忙しいところ、ありがとうございました。」
カメ🐢先生は、僕達に挨拶をすると帰って行った。
ゆゆ「パトロールもありますので、私はこれで失礼します!」
まりん「ゆゆさん、今後ともよろしくお願いします。」
ゆゆさんはパトロールへ戻って行った。
ゼロ「俺もそろそろ行くよ。何かあったらいつでも連絡をくれて良いから。」
だいち「うん!ゼロ兄ちゃん、その時は頼むよ!」
ゼロ「ところで、だいち、まりんちゃん、祖父ちゃんのところにたまには顔を出してやれよ。」
まりん「ちょうど、この後にお祖父ちゃんに会いに行く予定なの。」
ゼロ「そうなのか?祖父ちゃんによろしく伝えておいてくれよ。そう言えば今日は…」
ゼロ兄ちゃんが何かを言いかけた時、家の前に1台のタクシーが止まった。
そら「みんな、お待たせ!3ヶ月ぶりね♪」
タクシーから降りて来たのは姉さんだった。
-cast-
流星だいち:流星だいち
流星まりん︰まりん
流星そら:そら
カメハメハ大王︰カメハメハ大王🐢[チーム40]
古谷ゼロ:ゼロ
八代ゆゆ:ゆゆ☆ྀི☆
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
作者:流星だいち
#小説






流星だいち
(第13話登場分まで。)
感激して、嬉し過ぎます!!
これを見ながら、登場人物の復習をして頂けると嬉しいです♪
これからも、続々とグラ友さんが登場予定ですので、お楽しみ下さい(^O^)/
#グラな日常物語
#GRAVITY連載小説
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#登場人物相関図


流星だいち
#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語
~第83話~
あしゅ会長さんが、扇子で居合斬りを放つ度にカラスが地面に落ちる。気絶しているだけらしい…。
やっぱり凄い!!
私とお姉ちゃんは、異臭スプレーであしゅ会長さんを援護している。
あしゅ「何か禍々しい気配を感じるのは気のせいじゃろうか…?」
まりん「禍々しい気配…?」
なんだろう…?
お兄ちゃんもカラスを避けながら、折り紙手裏剣を投げる度にカラスが地面に落ちる。
予め折り紙手裏剣に塗っておいた麻酔薬の効果で、地面に落ちたカラスはほとんど動かない。
しかしカラスの数が多すぎて、私達もお兄ちゃんもカラスの包囲を抜けられずにいる。
あしゅ「流星君!集団を相手に戦う時は、個々の動きに惑わされるな!全体を1つの動きとして見るんじゃ!」
お兄ちゃんに向かって叫んだ。
だいち「会長、分かりました!」
なむなむ「だいち!そのことは、儂も教えたじゃろ!!」
だいち「祖父ちゃん!?」
まりん・そら「お祖父ちゃん!?」
あしゅ「なむなむさん!!」
何とお祖父ちゃんが、両手に持ったヌンチャクを振り回して、カラスを蹴散らしながら私達の所まで来た。
子供の頃のお兄ちゃんに忍者修行をつけた、私達の祖父である。
あしゅ会長さんと同じく80歳近いが、今でも忍者修行を続けているだけあって、動きが素早い!
逆立ちまでできる…
忍者なのに何故、ヌンチャクを武器にしているのか分からないわ…
なむなむ「あしゅさん!まりん!そら!大丈夫か!?」
まりん「あしゅ会長さんのおかげで、今のところは何とか無事だけど、見ての通り大変な状況だわ…」
そら「お祖父ちゃんこそ、老人ホームから出てきて大丈夫なの!?」
なむなむ「カラスの鳴き声がして騒がしいし、お前達が来るのが遅くて心配だったから、職員の人からは止められたけど、こっそり窓から抜け出して助けに来たんじゃ!」
私達を助けに来てくれたのは嬉しいけど…
窓からって…
絶対、後で職員さんに怒られるわ…
-cast-
流星まりん:まりん
流星だいち:流星だいち
流星そら:そら
流星なむなむ:なむなむ
緋村あしゅ:あしゅ
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
作者:流星だいち
#小説





流星だいち
#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語
~第93話~
きな娘「何とか片付いたわね…」
こちら側に居たカラスの集団は何とか片付いた。
だいち「まりん達を助けに行こう!」
神風さんが居るとは言え、祖父ちゃんとあしゅ会長は疲れが出ているし、まりんと姉さんを守りながらカラスの集団に応戦するのは大変だから、助けに行かなきゃ!
きな娘「そうね。行くわよ!」
僕達が、まりん達の方に向かって走り出した時だった。
「ワン!ワン!ワン!」
だいち・きな娘「!?」
犬の吠える声がしたかと思うと、野犬の集団が僕達の前に立ち塞がった!体長1m以上はある割と大きい犬ばかりで、20匹以上は居る!
だいち「今度は野犬!?」
きな娘「何故、こんなにも野犬が?」
だいち「まさか、僕達を足止めする気か!?
もう一度、連携技を使うか…?」
きな娘「今、あの技を使うと、また疲れて動けなくなるわよ!」
だいち「う~ん!まりん達を助けるためには余力を残しておかないといけないし、それは困るな…」
何とか早く切り抜けて、まりん達の方に行かないと!
でも、どうしたらいいんだ?
野犬「ワン!ワン!」
そう考えている間にも野犬が襲いかかってくる!
僕が折り紙手裏剣、きな娘さんがダーツを、襲いかかってくる野犬に投げようと構えた時だった。
バン!バン!
銃声のような音が聞こえたかと思うと、
野犬「ギャン!ギャン!」
僕達の目の前に居た2匹の野犬が鳴き声と共に倒れて動かない。
きな娘「あなた達は…!」
だいち「ナリさん!ヒロさん!」
銃声が聞こえた先には、銃を構えたナリさんとヒロさんの2人が居た。
ナリ「だいち!ねえちゃん!昨日ぶりだな。
警察から連絡があって助けに来たぜ!!」
ヒロ「2人とも大丈夫か!?」
-cast-
流星だいち:流星だいち
きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚
神谷ナリ:ナリ🐮
一条ヒロ:ヒロ
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
作者:流星だいち
#小説




流星だいち
#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語
さや「何とかカラスを撒けたみたいね…。」
カラスの姿は見えない。
だいち「そのようですね。」
あれから30分ほど、さやさんが運転する車で走って、今は道の駅の駐車場に車を停めた。
警察にはカラスに襲われた場所と状況を、僕がスマホで通報した。
だいち「改めまして、僕は流星だいちと申します。助けて頂いて、ありがとうございます。」
僕は、さやさんに名刺を差し出した。
さや「グラビー株式会社、商品開発部主任の流星だいちさんね。
私は沖野さやだよ。名刺は今、持っていなくてごめんなさい。
てか、この状況で名刺をくれるって真面目ね(笑)」
だいち「助けてもらったから、きちんと身分を明かした方が良いと思って…。」
さや「だいちさんは何歳?」
だいち「27歳です。」
さや「なんだ、タメじゃん。敬語じゃなくて良いし、私のことはさやで良いよ。」
だいち「さやちゃん、車の運転が上手いよね。
それにカラスを発煙筒で追い払うとか、度胸もあって機転も利くね。」
一般道で時速80kmくらいのスピードで運転していたが、かなり運転は上手かった。
信号無視はしていたような気がするが、緊急事態だったからか…。
さや「前に運送業の仕事で配達をしていたから、車の運転には自信があるよ♪
それに、私も今までそれなりに修羅場はくぐってきたからね(笑)」
そのことについてはあまり触れないでおこう…。
だいち「そうなんだね…。」
さや「だいちさんは、何処に行くの?」
だいち「大阪まで行くよ。夕方に上司と待ち合わせしてて。」
大阪に出張へ来ている、きーさんと夕方に待ち合わせをしている。
さや「私も買い物で大阪に行って、夕方に友達と会う予定だから、大阪まで乗せて行ってあげるよ!」
ちなみに最初に向かっていた駅はとっくに通り過ぎている…。
だいち「それは助かるよ!お願いします。
じゃあ、大阪に着いたらお礼にお昼ご飯でもご馳走させてくれるかな?」
さや「やったー!何を食べようかな?」
こうして大阪へ向かって、さやちゃんの運転する車で再び走り出した。
-cast-
流星だいち:流星だいち
沖野さや:さやたそ(たそ姉)
※この物語はフィクションです。
作者:流星だいち
#小説


流星だいち
#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語
~第87話~
カラス「カァー!カァー!」
僕の投げる折り紙手裏剣と、きな娘さんのダーツで襲ってくるカラスの集団を迎え撃つが、カラスの数が多過ぎてキリが無い…
きな娘「相変わらず何処から湧いてきているのかキリが無いわね…」
まりんと姉さんの方も、同じように沢山のカラスに囲まれて同じような状況だ。
あしゅ会長と祖父ちゃんが居るとは言え、早く助けに行かなければ!
だいち「きな娘さん、このままじゃキリが無いから、あれを使おうか?」
僕はある提案をした。
きな娘「えっ!?あれを今、使うの!?」
だいち「うん!一か八かだけど、この状況を打破するにはそれしか思いつかないから。」
きな娘「まだ実戦では使ってないよね…?」
だいち「うん。だけど、きな娘さんも特訓はしてるよね?」
きな娘「まあ、1人では特訓してるけど…」
だいち「僕もあれから特訓はしてるから、やってみよう!」
きな娘「分かったわ…。今はそれしか方法が無さそうだから仕方ないわね。」
僕は折り紙手裏剣を、きな娘さんはダーツを両手に持てるだけ持った。
だいち「きな娘さん、準備は良い!?」
きな娘「いつでも良いわよ!!」
折り紙手裏剣の1枚1枚、そしてダーツの1本1本に全神経と気力を集中させる!!
だいち「いくよ!!」
だいち・きな娘「せーの!!」
掛け声と共に、カラスの集団に向かって折り紙手裏剣とダーツを同時に放つ!!
カラス「カァー!!!」
カラスの悲鳴のような鳴き声が響く!
折り紙手裏剣とダーツが命中したカラスはもちろん、その風圧に巻き込まれたカラスも地面に落ちて気絶するのが見える。
まりん「す、凄い!あれは…!?」
そら「連携技!?でも、技名決まっていないのかな…?」
なむなむ「そう、連携技じゃな…」
あしゅ「流石じゃな。」
まりん達の話す声が微かに聞こえる。
-cast-
流星だいち:流星だいち
流星まりん:まりん
きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚
流星そら:そら
流星なむなむ:なむなむ
緋村あしゅ:あしゅ
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
作者:流星だいち
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流星だいち
~第108話~
#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語
考えてみると、まりん以外の女性が運転する車に乗せてもらうのは珍しいな…。
僕がそんなことを考えていると、さやちゃんが口を開いた。
さや「カラスに襲われてた時に、手裏剣と煙玉を使っていたけど、だいちさんは忍者なの?」
だいち「忍者の末裔で、子供の頃に祖父から修行を受けていたと言うか、させられていたんだ…」
さや「へー!ご先祖が忍者ってカッコいいねー!伊賀とか甲賀とかあるんでしょう?」
だいち「僕のご先祖は伊賀にも甲賀にも属していない、小さな流派の忍者だったらしいけどね。」
さや「そうなんだ!伊賀と甲賀以外にも忍者の流派ってあったんだね。
そう言えば私の地元に昔、有名な忍者がいたらしいよ。
私はご先祖が何をしていた人かも、全く知らないや(笑)」
だいち「それが普通だと思うよ(笑)」
そう言いながら僕は苦笑する。
さや「ところで、だいちさんは聴きたい曲はある?」
だいち「YOASOBIの群青かな。」
さや「OK!群青ね♪」
そう言いながら、さやちゃんがカーオーディオを操作すると、群青の曲が流れ出した。
さや「群青は久しぶりだな♪」
そう言うと、さやちゃんは群青を、カーオーディオから流れる曲に合わせて口ずさむ。
女性にしては少し低めのハスキーボイスで、かなり上手だ!
だいち「さやちゃん、歌が上手いんだね♪」
さや「ヒトカラでよく歌っているからね(笑)」
だいち「なるほど(笑)もしかして、お酒も好きかな?」
さや「もちろん大好きだよ♪でも、どうして?」
ヒトカラとお酒好きか…。
だいち「知ってる人に少し似ていると思って…」
さや「そうなんだね…」
さやちゃんは苦笑いをする。
だいち「そんな事言われても反応に困るよね?(笑)」
さや「まあね(笑)」
自分の知らない人に似ているって言われても、反応に困るよな…。
-cast-
流星だいち:流星だいち
沖野さや:さやたそ(たそ姉)
※この物語はフィクションです。
作者:流星だいち
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
主人公も私をモデルとしている部分はありますが、あくまでも架空の人物であり、私ではありません。
#小説

群青

流星だいち
#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語
カラス「カァー!カァー!」
まさか、ここでもカラスの集団に襲われるとは思っていなかったので、油断していた…。
だいち「えいっ!」
背負っているリュックサックが重くて、動きにくいが、僕は折り紙手裏剣を投げて応戦する!
念の為、少しは忍具を持っていて良かった。
動きにくいが、リュックサックの中には今回の出張で試作した商品サンプルとか大事な物が入っているので、置いて行くわけにはいかない。
時間帯だからか、もともと人通りが少ない場所なのか、人も車も通っていない。
その時だった。
白い軽ワゴン車が停まったかと思うと、運転席のドアが開き、白い煙を噴射している筒を手に持った、1人の若い女性が飛び出してきた!
手に持っているのは発煙筒だ。
さや「えーい!!」
だいち「えっ!?」
その女性はカラスに向かって、煙の噴射する発煙筒を振り回しながら、僕の方へ走ってきた!
流石にカラスも煙は嫌だったのか、一旦は上空へ逃げた。
さや「お兄さん!大丈夫!?」
だいち「えっと…、あなたは…?」
さや「話は後で!とりあえず、車に乗って!」
だいち「分かりました!」
その女性は車の運転席へ、僕は助手席へ乗り込む!
僕は助手席へ乗り込む直前にカラスに向かって、煙玉を投げた!
さや「お兄さん、名前は?私はさやだよ。」
さやさんは車を発進させながら言った。
だいち「僕はだいちです!」
さや「だいちさんね。」
だいち「カラスが追いかけて来てる!!」
サイドミラーで飛んでいるカラスが追いかけて来ているのが見える!
さや「面倒くさいな!」
だいち「カラスの飛ぶスピードは時速60kmくらいらいしいので、結構速いですよ!」
さや「なんだ。じゃあ、それよりも速く走れば良いってことね♪」
だいち「ここ、時速50km規制の車道なんですけど…」
さや「緊急事態だから仕方ないよ!
飛ばすから舌を噛まないように、歯を食いしばっていて!!」
だいち「えー!?」
-cast-
流星だいち:流星だいち
沖野さや:さやたそ(たそ姉)
※この物語はフィクションです。
作者:流星だいち
#小説


流星だいち
#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語
そら「姉の流星そらです。弟がいつもお世話になっています。」
なむなむ「祖父の流星なむなむです。孫がいつもお世話になっています。」
まりん「アモン部長さん、ゆちゃ☺︎さん、昨日はどうもありがとうございました。」
アモン「統括部長のアーモンド☆愉快です。流星主任には、いつもお世話になっています。」
ゆちゃ☺︎「営業部リーダーの綾瀬ゆちゃ☺︎です。だいちさんにはいつもお世話になっています。」
こんな感じで、みんながお互い挨拶をした。
ー約1ヶ月前ー
僕は提携工場への視察と打ち合わせのため、近畿地方へ3日間の出張へ来ていた。
共同開発している商品の試作もあり、僕が行く必要があった。
2ヶ月前にヒグマとカラスの襲撃事件があったので、まりんとイッヌを残して家を留守にするのは3日間でも不安があった。
なので念の為、ゼロ兄ちゃんときな娘さんには、まりんとイッヌのことを頼んでおいた。
出張先での仕事はスムーズに終わった。
出張最終日の3日目、午前中には最後の打ち合わせを終えて、お昼前に僕は工場から最寄りの駅に徒歩で向かっていた。
最寄り駅までも3kmあるとは、やっぱり地方だな…。
それに大きな工場はだいたい、郊外にあるからか…。
工場の担当者が駅までの送迎を申し出てくれたのだが、他の仕事で忙しそうだったし、歩ける距離なので断った。
ちなみにバスは、待ち時間を見ると、歩いて行った方が明らかに速いくらいの時間だった。
後2kmくらいか…。
いつものランニングなら10分も掛からない距離なのだが、今は出張用の荷物が入った重いリュックサックを背負っているから、そういうわけにもいかない。
そんなことを考えながら車道の脇の歩道を歩いている時だった。
カラス「カァー!カァー!」
だいち「えっ?」
カラスの鳴き声が聞こえたかと思うと、僕は10羽くらいのカラスに囲まれた!
そして、カラスは空中から僕に襲いかかってきた!
リュックサックが重くて、素早く動けない!
-cast-
流星だいち:流星だいち
流星まりん:まりん
流星そら:そら
綾瀬ゆちゃ☺︎:ゆちゃ☺︎
アーモンド☆愉快:アーモンド☆愉快
流星なむなむ:なむなむ
※この物語はフィクションです。
作者:流星だいち
#小説






流星だいち
#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語
だいち「まりん、姉さん、心配かけたくなくて黙っていたんだけど、ごめん…。きちんと話すよ。」
まりん「私とお姉ちゃんに心配かけたくなくて黙っていたんだね…。
でも、ちゃんと話してね…。」
そら「きーさんの言う通り、隠し事をされる方が不安になるから、きちんと話してよ!」
やっぱり最初から話すべきだったな…。
ゆちゃ☺︎「私もその話、詳しく聞かせてもらうわ。」
アモン「俺も聞かせてもらうぞ。部長だからな。」
気が付くと、ゆちゃ☺︎さんとアモン部長が居た。
話に集中していて、2人が食堂に入ってきていたことに気付かなかった。
この2人にも、僕がチャットで連絡した。
だいち「アモン部長!ゆちゃ☺︎さん!」
きー「2人とも来たんやな。」
あしゅ「2人ともわざわざ来てくれたのか…。」
ゆちゃ☺︎「ちょうど近くに居ましたし、会長、だいちゃん、まりんちゃん達も心配なので来ました。ご無事で良かったです。」
アモン「私も会長や皆さんが心配なので来ました。部長ですし。とにかくご無事で何よりです。」
何か妙に自分が部長なのを強調しているな…。
きー「とりあえず、会長はお疲れのようやから、俺は会長をご自宅まで送って行くわ。
この中で1番、会長のご自宅に家が近いのは俺やし。」
あしゅ「悪いけど、頼むよ。」
きー「会長、分かりました。」
だいち「会長、助けて頂いてありがとうございました。」
なむなむ「あしゅさん、巻き込んでしまって申し訳なかったな…。」
あしゅ「寧ろ、少しでも力になれて良かったよ。
ところで、流星君…」
だいち「はい!会長?」
あしゅ「きな娘さんって、娘さん…
今は協力してくれているかも知れんが、注意しておいた方が良いぞ…」
だいち「会長、分かりました。」
きー「きな娘さん…!?」
だいち「きーさん、どうかしましたか?」
きー「いや、なんでも…。」
さっき、きな娘さんの名前に反応したよな…?
-cast-
流星だいち:流星だいち
流星まりん:まりん
流星そら:そら
綾瀬ゆちゃ☺︎:ゆちゃ☺︎
長谷川きー:きー
アーモンド☆愉快:アーモンド☆愉快
流星なむなむ:なむなむ
緋村あしゅ:あしゅ
※この物語はフィクションです。
作者:流星だいち
#小説








流星だいち
#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語
だいち「きーさん、大丈夫です。」
あしゅ「大丈夫じゃ。わざわざ来てくれたのか?」
きーさん「とにかく、ご無事で良かったです!」
長谷川きーさん、僕の職場であるグラビー株式会社の営業部の課長である。
みんなからは兄貴分として頼られていて、通称「きーさん」と呼ばれている。
関西出身なので関西弁で話すことが多い。
空手の有段者でもあり、かなり強い。
会長も襲撃に巻き込まれたので、僕がきーさんにスマホのチャットで、先程その旨を簡単に報告した。
まりん「妹の流星まりんです。兄がいつもお世話になっています。」
そら「姉の流星そらです。弟がお世話になっています。」
まりんと姉さんが立ち上がって挨拶をした。
きー「だいち君の妹さんとお姉さんですね!
こちらこそ、だいち君にはお世話になっています。」
なむなむ「孫がいつもお世話になっています。」
珍しく、祖父ちゃんも挨拶をした。
きー「こちらこそ、お世話になっています。」
だいち「きーさん、わざわざ来てもらってありがとうございます。」
僕はそう言って、頭を下げた。
きーさん「いやいや、会長に何かあったら困るからな。留守の社長からも会長のことは頼まれとるし。
寧ろ、連絡してくれてありがとう。
だいち君も大変やったな…。」
きーさんは、出張等で不在がちな社長からも頼りにされている。
だいち「いえいえ、お気遣いありがとうございます。」
きー「しかし、だいち君も災難やな!
先月、近畿地方へ出張した時にも襲われたやろ?」
だいち「あっ!それは!」
まりん「お兄ちゃん!どういうこと!?
先月、出張に行った時に襲われたの!?」
そら「だいち!私も知らないわよ!?」
なむなむ「儂も知らんぞ!?」
きー「だいち君、ご家族に話して無かったんか?」
だいち「はい!心配かけたくなくて…」
その事はゼロ兄ちゃんにしか話していない。
きー「口を滑らしたんは悪かったけど、隠し事をしてる方が不安にさせるから、ご家族にはきちんと話すべきやで!」
-cast-
流星だいち:流星だいち
流星まりん:まりん
流星そら:そら
長谷川きー:きー
流星なむなむ:なむなむ
緋村あしゅ:あしゅ
※この物語はフィクションです。
作者:流星だいち
#小説






流星だいち
#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語
イッヌ「ワン!ワン!」
まりん「イッヌ、窮屈で申し訳ないけど、少し我慢してね…。」
イッヌはヒロさんから借りたケージに入っていて、まりんの座る席の後に居る。
だいち「どうして、イッヌは此処に向かって走っていたんだろう?」
まりん「イッヌが家の中に居る状態で、鍵をかけた筈なのに不思議だわ…。」
そら「確かにそうだったわね。まず、どうやって家から出たのかしら…。」
なむなむ「イッヌはなかなか動きも良かったし、賢くて勇敢だから忍犬に向いているぞ!
きっと飼い主の危機に勘付いて駆けつけたんじゃ!
もしかして既に忍犬で、何とかして家から出てきたんじゃないのか?」
忍犬って…。
しかし、イッヌには何か不思議な力がある気がする…。
だいち「ところで会長、体は大丈夫でしょうか?祖父ちゃんも…。」
あしゅ「久しぶりにあんなに動いたから、疲れただけで大丈夫じゃ。
しかし、これくらいで疲れるとは、若い頃と比べると体力が落ちたもんじゃ…。」
だいち「80歳近いのに充分、お元気だと思います!やはり、お強いですね!」
そら「助けて頂いて、本当にありがとうございました。」
まりん「ありがとうございました。」
あしゅ会長は若い頃、グラビーを起業する前に単身で海外へ行き、現地のアパレル業や繊維業について学んでいた。
その時に木刀一本で、銃を持った海外マフィアと戦った武勇伝を聞いたことがあるが、あながち嘘ではないのかも…。
なむなむ「あしゅさんは若い頃から語学堪能で、居合い術の達人じゃったからな。
儂も腰は痛めたが大丈夫じゃ。」
まりん「お祖父ちゃん、無理したらダメだよ。」
祖父ちゃんの動きも80歳近いとは思えないくらい機敏だったな…。
まいたけ「会長さん、だいちさん!お客さんですよ。」
そう言って、まいたけさんが案内して連れて来た人は…
きー「会長!大丈夫ですか!?」
だいち「きーさん!」
きー「だいち君も大丈夫か!?」
-cast-
流星だいち:流星だいち
流星まりん:まりん
流星そら:そら
イッヌ:イッヌ🐕️
長谷川きー:きー
駿河まいたけ:まいたけ
流星なむなむ:なむなむ
緋村あしゅ:あしゅ
※この物語はフィクションです。
作者:流星だいち
#小説








流星だいち
#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語
みんなの活躍でカラスと野犬は何とか片付いた。
だいち「はまやん、助かったよ…!」
きな娘「どっちかと言えば、力丸に助けられたような気がするけど…」
確かに力丸くんにも助けられたが…
はまやん「力丸は僕よりも、ええもんをいつも食べてるから頑張ってもらわないといけないっすよ!」
だいち「…。」
イッヌ「ワン!ワン!」
力丸「ワン!ワン!」
まりん「何か2匹で話しているようね…」
イッヌと力丸くんは意気投合したようで、何か話している。
何を言っているのかは、僕にはさっぱり分からないが…。
はまやん「イッヌ君はイケボな鳴き声のワンちゃんっすね~。
ヒグマとも戦ったと聞いてるし、勇敢で賢いっすね!」
だいち「しかし、どうしてイッヌはこちらに向かって走ってきていたのだろう?
まさか、僕たちが襲われるのを気付いて助けに…?」
はまやん「そう言えば、力丸も僕が家から出ようとした時に、勝手に車に跳び乗って付いて来たっすよ!
狩りに行く時も、自分から付いて来ることは無いのに…」
だいち「犬や動物にしか分からないカンとかがあるのかな…?」
不思議だな…。
きな娘「はまやん、今日は哺乳瓶をくわえていないわね?」
はまやん「そうなんっすよ!警察と猟友会から連絡がきて、慌てて出てきたら忘れたんっすよ!哺乳瓶をくわえてないから落ち着かなくて…」
きな娘「相変わらず変態ね…」
はまやん「哺乳瓶でお酒を飲むと美味しいんですよ!」
哺乳瓶をくわえた成人男性に助けられるのは嫌だな…。
まりん「お兄ちゃん、はまやんさんって…」
だいち「うん…。少し変態的なところはあるけど良い人だよ…。」
まりん「そうなんだね…」
はまやん「あ!ご挨拶が遅れました!
だいちさんの妹さんっすよね?
初めまして、笹木はまやんです!
だいちさんには、いつもお世話になっています。」
まりん「初めまして!流星まりんです。
兄がいつもお世話になっています。助けて頂いてありがとうございました。」
-cast-
流星だいち:流星だいち
流星まりん:まりん
きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚
イッヌ:イッヌ🐕
笹木はまやん:はまやん
※この物語はフィクションです。
作者:流星だいち
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流星だいち
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#グラな日常物語
~第73話~
まりん「私が見上げるとこの場所にヒグマが居て…
この場所でカラスの集団に襲われて…」
だいち「僕はこの場所でヒグマと闘って…」
カメ🐢「なるほどですね…。」
僕とまりんは、カメ🐢先生に、あの日の出来事を一通り説明した。
その時、まりん🌷さんがイッヌ🐕を送って来てくれた。
まりん🌷「だいちさん、まりんさん、イッヌ🐕ちゃんのお手入れと健康チェック終わりましたよ♪」
イッヌ🐕「ワン♪ワン♪」
機嫌が良さそうだ。
だいち「まりん🌷さん、ありがとうございました♪」
まりん「イッヌ🐕、お帰りなさい♪綺麗にしてもらって良かったね♪」
まりん🌷「どこも悪いところはなくて健康ですよ♪」
まりん「それは良かったです!ありがとうございます♪」
ゼロ「まりん🌷さん、こんにちは!」
ゆゆ「お久しぶりです♪」
まりん🌷「ゼロさん、ゆゆさん、お疲れ様です♪
ところで、そちらの方は動物研究家で有名なカメ🐢先生ではありませんか!?」
カメ🐢「はい!私が動物研究家のカメハメハ大王こと、カメ🐢です♪」
まりん🌷「初めまして、私は動物看護師兼トリマーの有村まりんです!先生の執筆された本を何冊か拝読させて頂いています♪」
カメ🐢「それは嬉しいです!ありがとうございます♪そして素敵なお仕事ですね♪ちなみにどちらの動物病院にお勤めですか?」
まりん🌷「ヒロ動物病院です♪」
カメ🐢「ヒロ先生とは面識はありませんが、とても優秀な獣医師だと聞いています。よろしくお伝え下さい。」
やはり、ヒロさんは獣医師として優秀なんだな。
まりん🌷「ありがとうございます!是非、お伝えさせて頂きます♪
カメ🐢先生のサインを頂いても良いでしょうか?」
カメ🐢「私のサインで良ければ喜んで♪」
まりん🌷「嬉しい!!ありがとうございます♪」
-cast-
流星だいち:流星だいち
流星まりん︰まりん
有村まりん:まりん🌷
イッヌ🐕:イッヌ🐕
古谷ゼロ︰ゼロ
八代ゆゆ︰ゆゆ☆ྀི☆
カメハメハ大王︰カメハメハ大王🐢[チーム40]
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
作者:流星だいち
#小説







流星だいち
感想や応援のメッセージ等お待ちしております♪
#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語
~第72話~
だいち「初めまして、流星だいちです。」
まりん「私は妹の流星まりんです。」
僕とまりんは、カメ🐢先生に自己紹介をした。
カメ🐢先生を実際に見ると、イメージよりも若いし、なかなかのイケメンだな。
だいち「先生のお話は以前に、みつき🌙さんのラジオ番組で拝聴させて頂いたことがあります。」
カメ🐢「ちょうど今回の事件についてのコメンテーターとしてお話させて頂いた時ですね。お恥ずかしいです(笑)」
だいち「そう言えば、『ひよこ族の生き残り』というワードが気になったんですが、『ひよこ族』とは何でしょうか?」
ずっと気になっていた。
まりん「ひよこ族!?」
カメ🐢「今回は事件のお話でお伺いしましたので、そのお話は別の機会にしましょうか…。
ところで、3ヶ月前の事件以来、お2人の身の回りで何か変わった出来事とかはありましたか?」
ひよこ族についての質問をスルーされた…。
だいち「普段の日常に戻ったって感じで、特に変わった出来事は無いですね…。」
まりん「私も特に無いですね…。」
カメ🐢「そうですか…。」
ゼロ「先生が来る前にも少し話していたんですが、今のところは特に変わったことや気になることは無いそうなんです…。」
ゆゆ「あの事件以来、パトロールの強化をしましたが、その中でも特に変わったことは、この近辺では見当たらなかったです。
ただ、先生もご存知のように各地で野生動物からの襲撃事件が増えています…。」
カメ🐢「なるほどですね。とりあえずは、ヒグマとカラスから襲撃のあった現場を見せて頂いても良いでしょうか?」
だいち「もちろん、良いですよ。現場と言ってもこの家の目の前ですが…。」
こうして僕達は、家の中から外へ出た。
-cast-
流星だいち:流星だいち
流星まりん︰まりん
古谷ゼロ︰ゼロ
八代ゆゆ︰ゆゆ☆ྀི☆
カメハメハ大王︰カメハメハ大王🐢[チーム40]
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
主人公も私をモデルとしている部分はありますが、あくまでも架空の人物であり、私ではありません。
作者:流星だいち
#小説





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~第71話~
まりん「野生動物が人を襲うことが多くなったのは、環境問題で、本来は野生動物が住む場所や餌が減ってきたのが原因で、野生動物が人里にまで現れるようになったからだよね?」
僕もその内容はテレビで観たことがある。
ゼロ「今まではそうだったんだが、ここ最近で増えた事例は何か違うんだ…。」
だいち「何かって?」
ゼロ「今までそういった事例がない地域でも起こっているし、野生動物が単体ではなく集団で襲ってくることが多い。」
だいち「確かに、この地域でヒグマやカラスの集団に襲われるのは前代未聞だよね…。」
ゼロ「流石に、他の事例ではあの時ほどの規模ではないし、本来はその地域に生息していない動物が現れた事例は無いな…。」
だいち「その中でも、この前のヒクマとカラスの襲撃は特殊な事例だということか…。」
まりん「他の地域や事例では、どんな動物が襲ってきたの?」
ゆゆ「野犬、カラス、猿、鹿、猪等ですね…。」
鹿が襲ってくるなら、観光で奈良公園に行くのも怖いな…。
まりん「割とこの県内にも居る野生動物ですけど、襲ってきたら怖いですね…。」
ゆゆ「他の地域でも警察と猟友会、場合によっては地元の自警団や協力者等で対処しています。
この地域でも、ナリさんをはじめ猟友会の方々が協力してくれています。」
ゼロ「動物の専門家にも正式に捜査協力を依頼した。
事件の現場を実際に見たいということで、その方ももうすぐここに来るはずだ。」
そう言えば、話の途中でもう1人来る人が居るって言っていたな。
一約10分後一
ゼロ「紹介するよ。こちらが動物研究家で、うどん大学動物学科の客員教授でもあられる、カメハメハ大王先生こと、通称カメ🐢先生だ。」
カメ「初めまして、カメハメハ大王です。」
-cast-
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流星まりん︰まりん
古谷ゼロ︰ゼロ
八代ゆゆ︰ゆゆ☆ྀི☆
カメハメハ大王︰カメハメハ大王🐢[チーム40]
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
主人公も私をモデルとしている部分はありますが、あくまでも架空の人物であり、私ではありません。
作者:流星だいち
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