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流星だいち

流星だいち

不定期ですが、小説連載をスタートさせて頂きます!
自分やグラ友さんがいつ、どんな役で登場するかを楽しんで、読んで頂けると嬉しいです(*^^*)
登場希望のグラ友さんは、随時募集中です!
感想や応援のメッセージ等お待ちしております♪


GRAVITY連載小説

◆グラな日常物語◆

~第1話~

新しい朝が来た。

10分ごとに鳴るスマホのアラームを、2〜3回はスヌーズしている。

まだ眠い。

「お兄ちゃん!お兄ちゃん!起きて!」

うるさいな…。

「お兄ちゃん!会社に遅刻するよ!」

妹のまりんの声だ。

「うーん…。まりん、勝手に部屋に入って来るなよ…。」

「アラームの音がうるさいし、もう7時だよ!」

「もう、そんな時間か…。」

流石にもう起きないとマズいので、僕はゆっくりと布団から出て、ベッドから起き上がる。

まりんは僕の4歳下(23歳)の妹で、地元の短大を卒業後に、地元の某携帯ショップの窓口で働いている。
あまり僕には似ていなくて?、しっかり者で可愛い自慢の妹だ。
本人には言えないけど…。

事情があって今は、両親とは別居中で、実家でもあるこの一軒で僕と妹のまりんで2人暮らしをしている。

「ワン!ワン!」

庭から、もう一匹の家族でペットの、イッヌのイケボな鳴き声が聞こえる。
イッヌは、もともと野生のポメラニアンだったが、ある出来事をきっかけに、我が家でペットして飼っている。
賢くて多才な、謎の多い犬だ。

「朝は私がイッヌの散歩に行ったから、夜の散歩はお兄ちゃんが行ってね。」

「うん。分かったよ。」

イッヌは賢いから、ほっといても大丈夫な気がするけど…。

「じゃあ、私はもう仕事に行くね!今日は早く行って準備しないといけないから。朝ご飯は用意してあるから、きちんと食べてから行ってね!」

「分かったよ。気を付けて、いってらっしゃい!」

僕が見送ると、まりんはそのまま仕事へ向かった。

こうして新しい朝が始まった…。

-cast-

流星だいち(流星だいち)

流星まりん(まりん)

イッヌ(イッヌ🐕🌆)

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
主人公も私をモデルとしている部分はありますが、あくまでも架空の人物であり、私ではありません。
#グラな日常物語
#GRAVITY連載小説
#小説
GRAVITY40
GRAVITY353
流星だいち

流星だいち

小説に妹役で出演中の、まりんさんが登場人物の相関図を書いてくれました(*^^*)
(第8話登場分まで)
素敵で感激するくらい嬉しいです\(^o^)/
これからも、次々と作中に色々なグラ友さんが登場予定ですが、今までの登場人物を復習する意味でも、見て頂けると嬉しいです(#^^#)
#グラな日常物語
#GRAVITY連載小説
#小説
#登場人物相関図
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GRAVITY144
流星だいち

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~第94話~

#GRAVITY連載小説

#グラな日常物語

ナリさんとヒロさんは、銃声を響かせながら野犬に命中させていく!

僕は折り紙手裏剣、きな娘さんはダーツを野犬に命中させていく!

それでも次々と野犬が集まってくる!

だいち「ヒロさんも銃が上手いんですね!」

ヒロ「ナリ程じゃないけど、ある程度はね!
麻酔が効いているうちに捕獲しておかないと大変だから、そのためにも来たんだ…。
ちなみに、麻酔銃だよ!」

カメ先生は麻酔薬を僕に渡してくれた時に、本来は麻酔銃に使うものだと言っていた。だから、麻酔銃も開発しているのだろうと思った。

それに、猟銃とは銃声が違う。

だいち「でも、麻酔銃は連射できないはずだけど、連射していますよね…?」

ナリ「だいち!良い所に気付いたな!
キリシマファクトリー製の試作品なんだ!」

だいち「なるほど!キリシマファクトリー!」

その名前は僕も知っている。

きな娘「小規模ながらも世界レベルの高い技術力を持っていて、魔改造で有名なキリシマファクトリーね。」

カメ「微力ながら私も助太刀に参りました!」

急にカメ先生が現れた。

だいち「カメ先生!?」

ナリ「この前、ラジオで話していた先生か…?」

ヒロ「有名な動物研究科のカメ先生ですよね!?
私は獣医師の一条ヒロです!」

カメ「ヒロ先生のご活躍、存じております!
ご挨拶は後の方が良さそうですね…。
ゼロ刑事さんからご連絡を受けて来ました!
私も動物の捕獲をお手伝い致します!」

ヒロ「それは助かります!」

ナリ「だいち!姉ちゃん!ここは俺たちに任せて、2人は妹さん達を助けに行くんだ!」

だいち「分かりました!皆さん、お願いします!」

今は確かにそれが良い!

カメ「だいちさん!これを持って行って下さい!」

僕に異臭スプレーを2本渡してくれた。

だいち「カメ先生!ありがとうございます!」

きな娘「だいちさん、行くわよ!」

僕は目の前の野犬に向かって煙玉を投げた。

そして、僕ときな娘さんは、まりん達の所へ走る!

-cast-

流星だいち:流星だいち

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

神谷ナリ:ナリ🐮

一条ヒロ:ヒロ

カメ︰カメハメハ大王🐢[チーム40]

※この物語はフィクションです。

作者:流星だいち
#小説
GRAVITY
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流星だいち

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第86話を投稿させて頂きます!

#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語

~第86話~

カラス「カァー!カァー!」

なむなむ「えいやー!!」

祖父ちゃんは、ヌンチャクを振り回して襲ってくるカラスを蹴散らしている。

そら「お祖父ちゃん、無理しないで!」

まりん「私達は大丈夫だよ!」

まりんと姉さんも異臭スプレーで応戦している。

なむなむ「無理なんかしておらん!儂はまだまだ大丈夫じゃ!!」

きな娘「あのヌンチャクを振り回しているご老人が、だいちさんのお祖父さん?」

きな娘さんは僕と背中合わせになる位置で、カラスにダーツを投げながら言った。

だいち「ああ、僕にむりやり忍者の修行をつけた祖父ちゃんだよ…」

僕もカラスに折り紙手裏剣を投げながら答えた。

きな娘「だいちさんに忍者の修行をつけただけあって、お祖父さんも只者じゃないわね。
だいちさん、お祖父さんに感謝しなきゃね…」

だいち「…。」

きな娘「この前のヒグマの時もだけど、だいちさんがそれなりに戦えてみんなを助けられるのは、お祖父さんの修行のおかげなんだから…。」

だいち「…。」

僕は言葉が出なかった。

あしゅ「ハッ!!」

あしゅ会長も掛け声と共に扇子の居合斬りで、襲ってくるカラスを蹴散らしている。
流石は居合道の師範である。

子供の頃に祖父ちゃんからの修行の一環で、あしゅ会長から剣術の稽古をつけてもらったことがあるが、あまり上達しなかったな…。

きな娘「あちらの居合斬りのご老人も只者じゃないわね。」

だいち「あの方は…」

きな娘「知ってるわよ。あなたの職場であるグラビー株式会社を一代で築いた創業者であり、先代社長で現会長の緋村あしゅ会長でしょう?
昨晩、天真爛漫に居たわよね。」

僕が答える前に、きな娘さんは言った。

だいち「流石によく知っているね。」

きな娘「県下の経営者の中では有名だからね。」

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん:まりん

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

流星そら:そら

流星なむなむ:なむなむ

緋村あしゅ:あしゅ

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

作者:流星だいち
#小説
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第77 話を投稿させて頂きます!

#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語

~第77話~

だいち「カメ🐢先生、お忙しいところ恐れ入りますが、最後にひよこ族のことについて少しでも教えて頂けませんか?
気になって仕方がありませんので…。」

カメ🐢先生は帰ろうとしていたので、僕はダメ元で聞いてみた。

まりん「わたしも教えて頂きたいです!」

カメ🐢「ひよこ族はあまり喋らない方が多いです。」

だいち「そうなんですか?カメ🐢先生はよく喋られますよね?」

カメ🐢「ですねー!私はひよこ族では珍しいタイプです(笑)」

だいち「それは意外ですね(笑)」

まりん「生き残りと言われるくらいなので、ひよこ族の人数は少ないのでしょうか?」

僕も気になっていた。

カメ🐢「今はもう少なくなって、ひよこ族は私を含めて5名確認されています。」

まりん「少ないですね…。貴重なお話をありがとうございます。」

だいち「お忙しいところ、ありがとうございました。」

カメ🐢先生は、僕達に挨拶をすると帰って行った。

ゆゆ「パトロールもありますので、私はこれで失礼します!」

まりん「ゆゆさん、今後ともよろしくお願いします。」

ゆゆさんはパトロールへ戻って行った。

ゼロ「俺もそろそろ行くよ。何かあったらいつでも連絡をくれて良いから。」

だいち「うん!ゼロ兄ちゃん、その時は頼むよ!」

ゼロ「ところで、だいち、まりんちゃん、祖父ちゃんのところにたまには顔を出してやれよ。」

まりん「ちょうど、この後にお祖父ちゃんに会いに行く予定なの。」

ゼロ「そうなのか?祖父ちゃんによろしく伝えておいてくれよ。そう言えば今日は…」

ゼロ兄ちゃんが何かを言いかけた時、家の前に1台のタクシーが止まった。

そら「みんな、お待たせ!3ヶ月ぶりね♪」

タクシーから降りて来たのは姉さんだった。

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん︰まりん

流星そら:そら

カメハメハ大王︰カメハメハ大王🐢[チーム40]

古谷ゼロ:ゼロ

八代ゆゆ:ゆゆ☆ྀི☆

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

作者:流星だいち
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小説に妹役で好演中の、まりんさんが登場人物相関図の第2弾を書いてくれました(#^^#)
(第13話登場分まで。)
感激して、嬉し過ぎます!!
これを見ながら、登場人物の復習をして頂けると嬉しいです♪
これからも、続々とグラ友さんが登場予定ですので、お楽しみ下さい(^O^)/
#グラな日常物語
#GRAVITY連載小説
#小説
#登場人物相関図

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第83話を投稿させて頂きます!

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~第83話~

あしゅ会長さんが、扇子で居合斬りを放つ度にカラスが地面に落ちる。気絶しているだけらしい…。

やっぱり凄い!!

私とお姉ちゃんは、異臭スプレーであしゅ会長さんを援護している。

あしゅ「何か禍々しい気配を感じるのは気のせいじゃろうか…?」

まりん「禍々しい気配…?」

なんだろう…?

お兄ちゃんもカラスを避けながら、折り紙手裏剣を投げる度にカラスが地面に落ちる。
予め折り紙手裏剣に塗っておいた麻酔薬の効果で、地面に落ちたカラスはほとんど動かない。

しかしカラスの数が多すぎて、私達もお兄ちゃんもカラスの包囲を抜けられずにいる。

あしゅ「流星君!集団を相手に戦う時は、個々の動きに惑わされるな!全体を1つの動きとして見るんじゃ!」

お兄ちゃんに向かって叫んだ。

だいち「会長、分かりました!」

なむなむ「だいち!そのことは、儂も教えたじゃろ!!」

だいち「祖父ちゃん!?」

まりん・そら「お祖父ちゃん!?」

あしゅ「なむなむさん!!」

何とお祖父ちゃんが、両手に持ったヌンチャクを振り回して、カラスを蹴散らしながら私達の所まで来た。

子供の頃のお兄ちゃんに忍者修行をつけた、私達の祖父である。

あしゅ会長さんと同じく80歳近いが、今でも忍者修行を続けているだけあって、動きが素早い!
逆立ちまでできる…

忍者なのに何故、ヌンチャクを武器にしているのか分からないわ…

なむなむ「あしゅさん!まりん!そら!大丈夫か!?」

まりん「あしゅ会長さんのおかげで、今のところは何とか無事だけど、見ての通り大変な状況だわ…」

そら「お祖父ちゃんこそ、老人ホームから出てきて大丈夫なの!?」

なむなむ「カラスの鳴き声がして騒がしいし、お前達が来るのが遅くて心配だったから、職員の人からは止められたけど、こっそり窓から抜け出して助けに来たんじゃ!」

私達を助けに来てくれたのは嬉しいけど…

窓からって…

絶対、後で職員さんに怒られるわ…

-cast-

流星まりん:まりん

流星だいち:流星だいち

流星そら:そら

流星なむなむ:なむなむ

緋村あしゅ:あしゅ

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

作者:流星だいち
#小説
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第93話を投稿させて頂きます!

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#グラな日常物語

~第93話~

きな娘「何とか片付いたわね…」

こちら側に居たカラスの集団は何とか片付いた。

だいち「まりん達を助けに行こう!」

神風さんが居るとは言え、祖父ちゃんとあしゅ会長は疲れが出ているし、まりんと姉さんを守りながらカラスの集団に応戦するのは大変だから、助けに行かなきゃ!

きな娘「そうね。行くわよ!」

僕達が、まりん達の方に向かって走り出した時だった。

「ワン!ワン!ワン!」

だいち・きな娘「!?」

犬の吠える声がしたかと思うと、野犬の集団が僕達の前に立ち塞がった!体長1m以上はある割と大きい犬ばかりで、20匹以上は居る!

だいち「今度は野犬!?」

きな娘「何故、こんなにも野犬が?」

だいち「まさか、僕達を足止めする気か!?
もう一度、連携技を使うか…?」

きな娘「今、あの技を使うと、また疲れて動けなくなるわよ!」

だいち「う~ん!まりん達を助けるためには余力を残しておかないといけないし、それは困るな…」

何とか早く切り抜けて、まりん達の方に行かないと!

でも、どうしたらいいんだ?

野犬「ワン!ワン!」

そう考えている間にも野犬が襲いかかってくる!

僕が折り紙手裏剣、きな娘さんがダーツを、襲いかかってくる野犬に投げようと構えた時だった。

バン!バン!

銃声のような音が聞こえたかと思うと、

野犬「ギャン!ギャン!」

僕達の目の前に居た2匹の野犬が鳴き声と共に倒れて動かない。

きな娘「あなた達は…!」

だいち「ナリさん!ヒロさん!」

銃声が聞こえた先には、銃を構えたナリさんとヒロさんの2人が居た。

ナリ「だいち!ねえちゃん!昨日ぶりだな。
警察から連絡があって助けに来たぜ!!」

ヒロ「2人とも大丈夫か!?」

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流星だいち:流星だいち

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

神谷ナリ:ナリ🐮

一条ヒロ:ヒロ

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

作者:流星だいち
#小説
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~第107話~

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#グラな日常物語

さや「何とかカラスを撒けたみたいね…。」

カラスの姿は見えない。

だいち「そのようですね。」

あれから30分ほど、さやさんが運転する車で走って、今は道の駅の駐車場に車を停めた。

警察にはカラスに襲われた場所と状況を、僕がスマホで通報した。

だいち「改めまして、僕は流星だいちと申します。助けて頂いて、ありがとうございます。」

僕は、さやさんに名刺を差し出した。

さや「グラビー株式会社、商品開発部主任の流星だいちさんね。
私は沖野さやだよ。名刺は今、持っていなくてごめんなさい。
てか、この状況で名刺をくれるって真面目ね(笑)」

だいち「助けてもらったから、きちんと身分を明かした方が良いと思って…。」

さや「だいちさんは何歳?」

だいち「27歳です。」

さや「なんだ、タメじゃん。敬語じゃなくて良いし、私のことはさやで良いよ。」

だいち「さやちゃん、車の運転が上手いよね。
それにカラスを発煙筒で追い払うとか、度胸もあって機転も利くね。」

一般道で時速80kmくらいのスピードで運転していたが、かなり運転は上手かった。
信号無視はしていたような気がするが、緊急事態だったからか…。

さや「前に運送業の仕事で配達をしていたから、車の運転には自信があるよ♪
それに、私も今までそれなりに修羅場はくぐってきたからね(笑)」

そのことについてはあまり触れないでおこう…。

だいち「そうなんだね…。」

さや「だいちさんは、何処に行くの?」

だいち「大阪まで行くよ。夕方に上司と待ち合わせしてて。」

大阪に出張へ来ている、きーさんと夕方に待ち合わせをしている。

さや「私も買い物で大阪に行って、夕方に友達と会う予定だから、大阪まで乗せて行ってあげるよ!」 

ちなみに最初に向かっていた駅はとっくに通り過ぎている…。

だいち「それは助かるよ!お願いします。
じゃあ、大阪に着いたらお礼にお昼ご飯でもご馳走させてくれるかな?」

さや「やったー!何を食べようかな?」

こうして大阪へ向かって、さやちゃんの運転する車で再び走り出した。

-cast-

流星だいち:流星だいち

沖野さや:さやたそ(たそ姉)

※この物語はフィクションです。

作者:流星だいち
#小説
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第87話を投稿させて頂きます!

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~第87話~

カラス「カァー!カァー!」

僕の投げる折り紙手裏剣と、きな娘さんのダーツで襲ってくるカラスの集団を迎え撃つが、カラスの数が多過ぎてキリが無い…

きな娘「相変わらず何処から湧いてきているのかキリが無いわね…」

まりんと姉さんの方も、同じように沢山のカラスに囲まれて同じような状況だ。
あしゅ会長と祖父ちゃんが居るとは言え、早く助けに行かなければ!

だいち「きな娘さん、このままじゃキリが無いから、あれを使おうか?」

僕はある提案をした。

きな娘「えっ!?あれを今、使うの!?」

だいち「うん!一か八かだけど、この状況を打破するにはそれしか思いつかないから。」

きな娘「まだ実戦では使ってないよね…?」

だいち「うん。だけど、きな娘さんも特訓はしてるよね?」

きな娘「まあ、1人では特訓してるけど…」

だいち「僕もあれから特訓はしてるから、やってみよう!」

きな娘「分かったわ…。今はそれしか方法が無さそうだから仕方ないわね。」

僕は折り紙手裏剣を、きな娘さんはダーツを両手に持てるだけ持った。

だいち「きな娘さん、準備は良い!?」

きな娘「いつでも良いわよ!!」

折り紙手裏剣の1枚1枚、そしてダーツの1本1本に全神経と気力を集中させる!!

だいち「いくよ!!」

だいち・きな娘「せーの!!」

掛け声と共に、カラスの集団に向かって折り紙手裏剣とダーツを同時に放つ!!

カラス「カァー!!!」

カラスの悲鳴のような鳴き声が響く!

折り紙手裏剣とダーツが命中したカラスはもちろん、その風圧に巻き込まれたカラスも地面に落ちて気絶するのが見える。

まりん「す、凄い!あれは…!?」

そら「連携技!?でも、技名決まっていないのかな…?」

なむなむ「そう、連携技じゃな…」

あしゅ「流石じゃな。」

まりん達の話す声が微かに聞こえる。

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流星だいち:流星だいち

流星まりん:まりん

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

流星そら:そら

流星なむなむ:なむなむ

緋村あしゅ:あしゅ

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

作者:流星だいち
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第92話を投稿させて頂きます!

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~第92話~

神風「私はうどん本町交番の警察官で、神風と申します!
老人ホームの方からの通報と、ゼロ警部補から連絡を受けて駆けつけました!
流星まりんさん、そらさんですよね?」

私は皆に庇ってもらった時、ゼロさんに電話を繋いでいた。

まりん「はい!私が流星まりんです!神風さん、助かりました!」

私と話しながらも、神風さんはダーツを投げて次々にカラスに命中させていく!

神風さんのダーツにも麻酔薬を塗っているみたいで、地面に落ちたカラスは動かない。

きな娘さんにも負けず劣らずのダーツの腕前だわ!

凄い!かっこいい!

見た感じ、私より少し年上の25、6歳くらいかな?

きな娘「あなたが神風さん!?」

きな娘さんが神風さんの名前に反応した。

だいち「きな娘さん、知ってるの?」

きな娘「面識はなかったんだけど、神ダーツと呼ばれるほどのトップクラスのダーツの使い手で、ダーツ界では知らない人はいないわ!日本の警察の中では1番のダーツの名手だとも言われてるわ!」

だいち「それは凄い!!ちなみに、きな娘さんの場合は、きなダーツ?酒ダーツ?」

きな娘「何か言った…?」

だいち「いや、何にも…」

お兄ちゃん、絶対に聞こえてるわ…

神風「そちらは流星だいちさん、きな娘さんですね!
ヒグマ襲撃事件での、お2人のご活躍は聞いております!きな娘さんこそ、ダーツ界での噂通り見事なダーツの名手ですね!」

きな娘「それはどうも…」

だいち「神風さん!まりん達をお願いします!」

神風「だいちさん!分かりました!
まりんさん、そらさん、この異臭スプレーを使って下さい!」

私とお姉ちゃんに、異臭スプレーを渡してくれた。

そら「ありがとうございます!私達もサポートするわよ!」

まりん「うん!神風さん、ありがとうございます!」

なむなむ「この警察官もかなりのダーツの腕前じゃな…。」

あしゅ「ひとまず、助かったようじゃ…」

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流星まりん:まりん

流星だいち:流星だいち

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

神風︰神風🎯KamiKa

流星そら:そら

流星なむなむ:なむなむ

緋村あしゅ:あしゅ

※この物語はフィクションです。

作者:流星だいち
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第89話を投稿させて頂きます!

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~第89話~

お兄ちゃんと、きな娘さんの連携技では、無数の折り紙手裏剣とダーツが激しい吹雪のように(私にはそう見えた。)、カラスの集団を襲って一気にカラスの数を半減させた!!

凄い!!

でも、その連携技を使うのに2人とも体力と気力を大幅に削られたみたいで、今はカラスの攻撃を避けるのがやっとだわ…

何とかしなきゃ!

私はこんなこともあろうかと、ある物を用意していた。

まりん「お姉ちゃん、これをお兄ちゃんの所まで投げられるかな?」

私は保冷バックを差し出して言った。

そら「う~ん、距離的には届くと思うけど、周りを飛んでいるカラスが邪魔ね…。
ところで、中身は何が入ってるの?」

確かに投げてもカラスに阻まれそうだ…。

まりん「タピオカドリンクとお酒が入ってるよ!
でも、カラスを何とかしなきゃ届けられないわね…」

そら「投げても中身は大丈夫なの?
一瞬でもカラスの集団に隙間を作れば、投げられるんだけど…」

まりん「タピオカドリンクはビニール包装してるし、お酒は缶に入ってるから、お兄ちゃんが受け取ってくれたら大丈夫だよ。
カラスをどうにかしなきゃね…」

なむなむ「2人とも儂に任せるんじゃ!」

まりん・そら「お祖父ちゃん?」

なむなむ「あしゅさん!少しの間、カラスの相手を頼むぞ!」

あしゅ「分かった!無理はするなよ!」

お祖父ちゃんは1本のヌンチャクを両手に持って、自分の頭上に振り被り、私達とお兄ちゃん達の間に居るカラスの集団に向かって、掛け声と共に一気に振り下ろした!

なむなむ「なむなむ真空波!!」

そして、その直線上を飛んでいたカラスが地面に落ち、一瞬だが私達とお兄ちゃん達を結ぶようにカラスに隙間ができる!

そら「エイっ!だいち!受け取って!!」

お姉ちゃんが投げた保冷バックはカラスの隙間を見事にすり抜けて、見事にお兄ちゃんが受け取った!

だいち「みんな、ありがとう!!」

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流星まりん:まりん

流星だいち:流星だいち

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

流星そら:そら

流星なむなむ:なむなむ

緋村あしゅ:あしゅ

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

作者:流星だいち
#小説
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流星だいち

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#グラな日常物語
#GRAVITY連載小説
GRAVITYの優しい皆様、いつも私の小説投稿を読んで頂いて、ありがとうございます(*^^*)
良かったら、小説内(グラな日常物語)で好きな登場キャラとその理由を一言で教えて頂いても良いでしょうか?
私のDMへ直接、送って頂けると嬉しいです♪
ちなみに頂いたコメントを参考に、今後の作中でのストーリーや登場キャラも変化します✨
1人に絞るのが難しければ、2人以上になっても構いません(o^^o)♪
現在、第84話まで登校中ですが、途中までしか読まれていない方でも、読まれている時点での登場キャラから選んで頂いて大丈夫です♪

よろしくお願い致しますm(_ _)m
#質問をしたら誰かが答えてくれるタグ
#質問したら誰かが応えてくれるタグ
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流星だいち

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第84話を投稿させて頂きます!

#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語

~第84話~

カラス「カァー!カァー!」

僕を狙って四方八方からカラスが襲いかかってくる!

ある意味、ヒグマより厄介かも知れない。

僕はカラスを避けながら折り紙手裏剣を投げて応戦する!

カメ🐢先生から貰った麻酔薬の効果は確かで、折り紙手裏剣の刺さったカラスは麻痺して動かない。

まりん「お兄ちゃん!気をつけて!」

そら「だいち!私達のことは気にしないでね!」

あしゅ「流星君!こっちは、儂らに任せるんじゃ!」

なむなむ「だいち!修行を思い出せ!」

皆が僕に向かって口々に言う。

あしゅ会長も祖父ちゃんも強いとは言え、80歳近いお年寄りで体力が心配だし、体に負担をかけさせる訳にはいかない。

早く、まりん達を助けに行きたいのだが、カラスの数が多すぎてキリがない…。
このままじゃ、いつまでもカラスの包囲を抜けられない。

しかし、僕には考えがあった。

そろそろのはずだ…

そう思った時だった。

ビュン!ビュン!

2本のダーツが飛んできて僕を襲ってきたカラス2羽に刺さる!

きな娘「また襲われてるし…。」

僕と背中合わせになる位置に立って、きな娘さんは言った。

だいち「きな娘さん!やっぱり助けに来てくれたんだね!」

きな娘「今回は、ここで待ち合わせしてるんだから当たり前でしょう?それが例の麻酔薬?」

だいち「そうだよ!」

僕は、きな娘さんに麻酔薬を手渡した。

ここに向かう前に、きな娘さんに麻酔薬のことを連絡したら、ここまで取りに来てくれることになって待ち合わせの約束をしていた。

きな娘「早速、ダーツに塗りながら使わせてもらうわね!」

だいち「でも、きな娘さんは麻痺するツボを狙えるから必要ないかも?」

きな娘「あれはかなり神経を使うし、私でも毎回確実に当たるわけじゃないからね…。」

だいち「なるほど。」

僕ときな娘さんは、それぞれ折り紙手裏剣とダーツをカラスに向かって投げる!

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流星だいち:流星だいち

流星まりん:まりん

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

流星そら:そら

流星なむなむ:なむなむ

緋村あしゅ:あしゅ

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

作者:流星だいち
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流星だいち

第82話を投稿させて頂きます!

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~第82話~

あの時よりもカラスの数が多い気がする…

私は恐怖が蘇る…

私の前に立ちはだかったお姉ちゃんはポケットから出した防犯ブザーを鳴らした!
その音にカラスは一瞬怯む。

そら「早速、使わせてもらうわね!」

お姉ちゃんは、カメ🐢先生から貰った異臭スプレーを手に持ち、カラスに吹き付ける!
ここに来る前にお姉ちゃんにも渡しておいた。

カラス「カァー!カァー!」

効果があって、吹き付けられたカラスは逃げて行ったが、間髪を入れずに別のカラスが襲ってくる!

まりん「お姉ちゃん!危ない!」

私はお姉ちゃんに襲ってきたカラスに異臭スプレーを吹き付けた!

そら「まりん、助かったわ!」

まりん「私も皆に守ってもらってばかりじゃダメだから、頑張るわ!!」

怖いけど、私も強くならなきゃ!

そら「全力でカラスを撃退するわよ!!」

まりん「うん!!」

あしゅ「そらちゃん、まりんちゃん、大丈夫か!?」

何と、あしゅ会長さんは手に持った扇子で襲ってくるカラスを叩き落としながら、こちらへ近づいてきた!
まるで刀のように扇子を武器に戦っている!

まりん・そら「あしゅ会長さん!?」

あしゅ会長さんは、扇子を腰に構えると、

あしゅ「ハッ!!」

掛け声と共に目にも止まらぬ早さで居合斬りを放ち、一気に数羽のカラスが地面に落ちる。

あしゅ会長さんは、確か居合道の有段者で、お兄ちゃんも子供の頃に修行の一環で、稽古をつけてもらっていた。

しかし、扇子の居合斬りでこの威力はスゴ過ぎる!!

あしゅ「カラスの鳴き声と防犯ブザーの音が聞こえて、戻ってきたんじゃ!
流星君、2人のことは儂に任せて、君は自分の身を守ることに専念するんじゃ!」

だいち「会長!ありがとうございます!!
まりんと姉さんをお願いします!」

お兄ちゃんはカラスを避けながら、折り紙手裏剣を投げて応戦している!
私も折り紙手裏剣を作るのを手伝って増量したから、ストックはあるはずだ。

-cast-

流星まりん:まりん

流星だいち:流星だいち

流星そら:そら

緋村あしゅ:あしゅ


※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

作者:流星だいち
#小説
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第78話を投稿させて頂きます!

#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語

~第78話~

そら「まりん、だいち、ゼロ君、ただいま~!」

まりん「お姉ちゃん、おかえり~♪」

だいち「姉さん、おかえりっ♪」

ゼロ「そうか!今日は、そらちゃんが帰って来る日だったな!」

僕かまりんが空港まで迎えに行くつもりだったんだけど、姉さんが仕事の関係で寄るところがあるそうで、結局は空港から家まではタクシーで来た。

そら「そうよ。この後、私達でお祖父ちゃんのところへ行くのよ♪」

ゼロ「兄弟3人揃って会いに行ったら、祖父ちゃんが喜ぶよ。よろしく伝えておいてくれ。」

そう言うと、ゼロ兄ちゃんは仕事に戻って行った。

そら「ゼロ君も忙しいみたいね…。
まりん、足はもう大丈夫?」

まりん「お陰様で、とっくに治ってるよ♪」

捻挫して暫くは不便だったけど、姉さんも助けに来てくれていたし、今はすっかり完治している。

イッヌ「ワン♪ワン♪」

ウチ犬になるイッヌが嬉しそうに姉さんに駆け寄って来た。

そら「イッヌ!すっかり元気になって良かったわ!相変わらずイケボな鳴き声ね♪」

だいち「ヒロさんと、まりん🌷さんの治療のお陰もあって元気になったよ♪」

まりん「お昼ご飯を用意するから、みんなで家の中に入って食べようよ♪」

そら「まりんのご飯を食べるのも久しぶりね♪」

僕達(イッヌも一緒に)は家の中に入って、まりんが作ってくれたお昼ご飯を食べた。

だいち「鶏と野菜の黒酢和え、美味しかったね♪」

そら「まりんの作るご飯は、やっぱり健康的で美味しいわね♪」

まりんは、本当に出来た妹だ。

まりん「初めて作ったけど、お口に合って良かったわ♪」

そら「そろそろお祖父ちゃんの所へ行こうか?」

だいち「僕が車を出すよ♪」

まりん「お兄ちゃん!昨日、飲み会で私が迎えに行ったから、お兄ちゃんの車は職場の駐車場に置いたままじゃん!」

だいち「しまった!そうだった…!」

忘れてた…

まりん「お兄ちゃん、記憶力良いのにそういう所は抜けているんだから(笑)」

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん︰まりん

流星そら:そら

イッヌ:イッヌ🐕

古谷ゼロ:ゼロ

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

作者:流星だいち
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第80話を投稿させて頂きます!

#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語

~第80話~

そら「やっぱり、みつき🌙ちゃんのラジオ番組は最高だわ♪」

まりん「みつき🌙さんって、美人なのに面白いところもあって、そのギャップも素敵だよね♪」

みつき🌙さんは素敵な人だけど、ダジャレだけは…

まりん号「運転お疲れ様でした♪」

みつき🌙さんのラジオ番組を聴いているうちに、祖父ちゃんの居る老人ホームに着いた。

駐車場の手前の方は既に車で埋まっていたので、まりん号を奥の方に停めた。
休日で会いに来ている人が多いのかな?

まりん号を降りて、3人で駐車場を20mほど歩いたところだった。

あしゅ「流星君じゃないか!」

何と、あしゅ会長が居て、僕に声を掛けてくれた。

会長は80歳近い老人ではあるが、まだまだ元気で自ら、車を運転して色々な場所へ出向いている。

だいち「あしゅ会長!?こんにちは!
あ、あの、昨日はご馳走になりまして、ありがとうございました!」

まずは、昨晩の居酒屋「天真爛漫」でのお礼を言った。

あしゅ「いやいや、皆が楽しめたなら良かったよ♪」

だいち「はい!お陰様で皆で楽しめました♪
ありがとうございます!
ところで、今日は祖父に会いに来てくれたのですか?」

あしゅ「そうじゃ。昨日、流星君に会ったらお祖父さんのことを思い出したし、今日は近くに来る用事もあったからな。」

だいち「ありがとうございます!いつも祖父がお世話になっています。」

あしゅ会長は、祖父ちゃんの友人でもあって、時々会いに来てくれている。

まりん「あしゅ会長さん、お久しぶりです♪
兄がいつもお世話になっています♪
祖父にも会いに来て頂いて、ありがとうございます!」

あしゅ「おお!まりんちゃんか、久しぶりじゃな♪
流星君は、よく頑張ってくれているよ。」

そら「あしゅ会長さん、こんにちは♪
弟と祖父がいつもお世話になっていまして、ありがとうございます♪」

あしゅ「そらちゃん、帰ってきていたのか♪
こちらこそ、流星君とお祖父さんにはお世話になっているよ。」

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん︰まりん

流星そら:そら

緋村あしゅ:あしゅ

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

作者:流星だいち
#小説
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第88話を投稿させて頂きます!

#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語

~第88話~

ヒグマのような強敵がまた現れた時に対処できるように、きな娘さんと考えたのが今回の連携技だ。
ただ単に同時に折り紙手裏剣とダーツを投げれば良いってものじゃなく、タイミングはもちろん、お互いの投げる角度や速さも大事で、難しい技なのだ。

成功すれば1人で攻撃するよりも、3倍も4倍も威力を発揮する。

僕もきな娘さんもそれぞれで特訓はしていたが、2人で合わせるのも実戦で使うのも初めてで、今回がぶっつけ本番みたいになってしまった…。

だいち「ハァ…ハァ…、やったか…?」

僕は息切れしながら言った。

きな娘「ハァ…ハァ…、いや、まだのようね…」

きな娘さんも同じく息切れしながら言った。

カラス「カァー!カァー!」

さっきの連携技でカラスの数は半減はしたが、まだかなりの数が残っている。
正確には連携技を放った方向に居たカラスは全滅していて、反対方向に居たカラスが残っている。
もう1回連携技を放てば全滅できそうだが…。

だいち「きな娘さん、もう1回連携技できるかな…?」

きな娘「無理よ!さっきので、気力も体力も使って疲労困憊だわ…。普通に戦うのもキツいわ…。」

だいち「てか、僕もキツイな…。」

まだこの連携技に慣れていないのもあるが、威力は高いが気力と体力の消費が激しいな…。

もう1回、この連携技を使えば気を失いそうだ…。

まりん「お兄ちゃんと、きな娘さんがヘロヘロになってる!!」

そら「向こうのカラスの数は一気に半減したけど、まだ20羽くらいは残っているわね…」

なむなむ「あんな大技を使えば、気力も体力も大幅に削られるのは当たり前じゃ!!」

あしゅ「それにあの連携技はまだ、未完成のようじゃな…?」

まりん達の話し声がまた、微かに聞こえる。

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん:まりん

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

流星そら:そら

流星なむなむ:なむなむ

緋村あしゅ:あしゅ

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

作者:流星だいち
#小説
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投稿にて、グラ友さんの登場する小説を連載しています(*^^*)
優しいGRAVITYの皆様、私の執筆のモチベーションを上げるために、応援や感想のメッセージを頂けると嬉しいですm(_ _)m

「グラな日常物語」と言うタイトルで現在、0話(プロローグ)〜3話まで投稿中です。

小説に登場ご希望のグラ友さんは随時募集中です♪私宛までコメントかDMでお伝え下さい。
キャラ設定はご希望を頂けると参考にはしますが、ほぼ私の独断で考えます。
登場の際に、プロフィールのスクショを載せさせて頂きます。
よろしくお願い致しますm(_ _)m

#グラな日常物語
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第90話を投稿させて頂きます!

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#グラな日常物語

~第90話~

お兄ちゃんは保冷バッグから取り出した中身の1つをきな娘さんに渡して、もう1つを自分の手に取った。

だいち「これは!タピオカミルクティー極甘!!まりん!ありがとう!!」

お兄ちゃんは甘いの好きだから…。

きな娘「これは…!ストロングゼロ青りんご!!
まりんさん、なかなかのチョイスだわ!!」

きな娘さん、気に入ってくれて良かった♪

お兄ちゃんときな娘さんは、一気に飲み干した!

流石はスィーツテロリストのお兄ちゃんと、酒豪のきな娘さんだわ…。飲むの早過ぎ!

だいち「きな娘さん、飲むの早いね!」

きな娘「私は普段からお酒はお水と同じ飲み方しているからね。だいちさんこそ早いわね。タピオカも全部無くなってるし。」

だいち「僕もタピオカは水と同じ飲み方してるからね。(笑)
でも、おかげで全快したよ!!」

きな娘「私はお酒を飲んで寧ろパワーアップしたわ!いくわよ!」

だいち「酔拳じゃないんだから…
この下りって、アンパン〇ンの新しい顔を投げる時に似てたね。(笑)」

きな娘「だいちさんは時々、違う世界の話をするからよく分からないわ…」

私も時々、分からない…

2人とも元気になって、再びカラスに応戦する!!

まりん「しかし、流石はお姉ちゃん!コントロールが正確だわ!」

そら「今もバレーボールは続けているからね♪」

お姉ちゃんは学生の時からバレーボールをやっているから、遠くに物を投げるのは得意だ。

ちなみに私達、兄弟3人は忍者の子孫だからか耳が良く、少し離れた距離でも会話することができる。

まりん「お祖父ちゃんの技も風圧だけであの威力は凄いわね!」

あしゅ「風圧だけじゃないぞ!なむなむさんは気合と言うか、気力も放っていたんじゃ。」

まりん「そうなんですか!?」

なむなむ「ゼェ…ゼェ…、だいちと、きな娘さんが使っていた連携技もそうじゃよ。」

息切れしながら言った。

-cast-

流星まりん:まりん

流星だいち:流星だいち

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

流星そら:そら

流星なむなむ:なむなむ

緋村あしゅ:あしゅ

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

作者:流星だいち
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~第96話~

#GRAVITY連載小説

#グラな日常物語

僕は折り紙手裏剣を、きな娘さんはダーツを両手に持てるだけ持つ。
そして、折り紙手裏剣の1枚1枚に、ダーツの1本1本に全神経と気力を集中させる!

だいち「きな娘さん!準備は良いかな!?」

きな娘「いつでも良いわよ!!」

だいち「いくよ!!」

だいち・きな娘「ホワイト・アウト!!」

掛け声と同時に折り紙手裏剣とダーツをカラスに向かって放つ!

無数のように見える折り紙手裏剣とダーツが、激しい吹雪のようにカラスの集団を襲う!!

カラス「カァー!!」

悲鳴のような鳴き声が聞こえ、カラスは次々に地面に落ちる!

きな娘「さっきよりはコツを掴んだから少しマシだけど、やっぱり疲れるわね…」

だいち「そ、そうだね…。でも、片付いたね…。」

僕ときな娘さんは息切れしながら言った。

確かにコツを掴んだからか、1回目に連携技を使った時よりはマシかな…。

最悪、僕ときな娘さんが倒れても、ゼロ兄ちゃん、神風さん、ナリさん達が居るから大丈夫だろうとは思っていたが…。

まりん「連携技の名前、決まったんだね!」

だいち「そう!ついさっき、こっそり話し合って決めたんだよ。
無数に見えるダーツと折り紙手裏剣が激しい吹雪のように襲う連携技だから、『ホワイト・アウト』なんだよ。」

まりん「なるほど。確かに激しい吹雪のような技だったわ!」

きな娘「私は何でも良かったんだけどね…」

きな娘さんは特に何でも良いと言ったから、ほぼ僕が決めた技名だ…。

僕たちが話しているその時だった!

野犬「ワン!ワン!!」

吠え声が聞こえたかと思うと5匹の野犬が僕たちに向かって来た!

まだ、野犬が居たか…

まりん「お兄ちゃん!きな娘さん!危ない!!」

しまった!連携技を使った疲労で体が重い!

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん:まりん

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

※この物語はフィクションです。

作者:流星だいち
#小説

小説に登場ご希望のグラ友さんは随時募集中です✨
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~第97話~

#GRAVITY連載小説

#グラな日常物語

僕は折り紙手裏剣、きな娘さんはダーツを手に持って構えるが、連携技を使った疲労で力が入らない…。

まりん「お兄ちゃん!きな娘さん!」

まりんも異臭スプレーを手に持って構えている。

だいち「まりん!無理はするな!」

ゼロ兄ちゃん、神風さん、イッヌは僕たちとは反対側に居るカラスとまだ戦っている。
そちらもカラスの数はかなり少なくはなっている。

野犬「ワン!ワン!!」

5匹の野犬が吠えながら僕たちを襲ってくる!

その時だった!

はまやん「きな娘姐さん!だいちさん!危ないっす!!」

バン!バン!バン!

その声が聞こえたとほぼ同時に銃声が響き、5匹の中の3匹の野犬が倒れる!

その声と銃声が聞こえた先には、ナリさんと同じ麻酔銃を構えた、20歳くらいの若い青年男性が居た。

だいち「あっ!」

きな娘「はまやん!?」

まりん「知り合いなの!?」

僕たちの知った顔である。

はまやん「力丸、頼む!!」

力丸「ワン!ワン!」

はまやんが名前を呼ぶと同時に、ゴールデンレトリバーの力丸くんが凄い勢いで走ってきて、残り2匹の野犬に体当たりをしてふっ飛ばした!

わりと大柄な野犬だったが、更に大柄なゴールデンレトリバーの力丸くんに体当たりされると、ひとたまりも無かった。

バン!バン!

2匹の野犬が起き上がる前に、はまやんの麻酔銃が命中し、2匹とも倒れたまま動かない。

はまやん「きな娘姐さん!だいちさん!大丈夫っすか!?」

はまやんは僕たちのところへ走ってきて言った。

だいち「何とか大丈夫だよ。ありがとう!
そう言えば、銃の免許を持っていて猟友会に入っているって言ってたね。」

きな娘「助かったわ…。はまやん。」

力丸くんはイッヌを加勢して、僕たちの反対側にいるカラスと戦っている。

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん:まりん

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

笹木はまやん:はまやん

※この物語はフィクションです。

作者:流星だいち
#小説
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流星だいち

流星だいち

第31話を投稿させて頂きます!
感想や応援のメッセージ等お待ちしております♪
出演者随時募集中♪

#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語

~第31話~

イッヌ「ワン!ワン!」

イッヌのイケボな鳴き声が庭から聞こえた。

だいち「ランニングついでにイッヌの散歩をしてくるよ!」

まりん「うん!朝ごはんを準備して待っているね♪」

〜約3時間後〜

イッヌの散歩から帰ってきた僕は、まりんの準備してくれた朝食を食べ終わって、ある人が家に来るのを待っていた。

今日の朝食は、焼鮭とご飯、みそ汁という至って普通の朝食メニューだったけど、やっぱりまりんの作ったご飯は美味しいな。

まりん「お兄ちゃん、そろそろ時間だよね?」

まりんがそう言った時に、インターホンが鳴ったので、2人で玄関へ向かった。

「おはようございます♪」

僕が玄関のドアを開けると、挨拶をしてくれた。

だいち・まりん「ま、まりん🌷さん、おはようございます♪」

まりん🌷「お2人とも私の名前が呼び難いみたいですね…。」

だいち「妹と名前が似ているので…。」

まりん「自分の名前と似ているので…。」

名字で呼ぶのが良いかな?

まりん🌷「私もまりんさんの名前は呼び難いですけど…。
えっと、予定通りイッヌちゃんをお迎えに来ました♪
元気そうで相変わらず、イケボな鳴き声ですね!」

まりん🌷さんは、動物病院に勤めるトリマー兼動物看護師さんで、定期的にイッヌのカットやシャンプーのお手入れ、簡単な健康チェックをお願いしている。
送迎もしてくれている。

まりん「お蔭様で、イッヌは元気にしています♪
今日もよろしくお願いします。」

まりん🌷「すっかり良くなって一安心です♪
あれから、3ヶ月ですね…。」

だいち「そうですね…。」

まりん🌷「では、お昼前にはイッヌちゃんをこちらまでお送りできると思いますので、よろしくお願いします。」

まりん🌷さんは、イッヌを連れて行った。

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん︰まりん

有村まりん🌷︰まりん🌷

イッヌ︰イッヌ🐕

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
主人公も私をモデルとしている部分はありますが、あくまでも架空の人物であり、私ではありません。

作者:流星だいち
#小説
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みつき🌙

みつき🌙

おはようございます🌞

な、なんと❣️
グラ友の流星だいちさんが投稿している
連載小説にラジオのパーソナリティ役として
みつきを登場させてくれました👍✨💕
流星だいちさんありがとうございます😊❣️

流星だいちさんの連載小説の文章が
とても読みやすくて面白くて
いろんなグラ友さんが出ていて
とっても素敵なので
皆様も是非見てみてくださいෆ⸒⸒⸜( ˶'ᵕ'˶)⸝‪❤


#GRAVITY連載小説
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流星だいち

流星だいち

こんな時ですが、少しでも皆さんに楽しんで頂けるように、第4話を投稿させて頂きます!
登場希望のグラ友さんは、随時募集中です!
感想や応援のメッセージ等お待ちしております♪

GRAVITY連載小説

◆グラな日常物語◆

~第4話~

有栖ちゃんは、学校の成績はそこそこ優秀(主に文系)らしいし、礼儀正しくて良い子なんだけど、変わった子だな…。

そう考えながら、家のすぐ隣の駐車場に駐めてある自分の車に乗り込んだ。
この地域は田舎なので、公共交通機関は少なくて、自家用車での移動が中心になっている。
なので、社会人になると1人が1台の車を持っているのが普通だ。
僕もまりんも、それぞれ自分の車を持っていて、職場まで自動車通勤だ。
僕の職場までは、車で片道20分ほど掛かる。

車のエンジンをかけると同時に、ラジオの電源を入れた。

職場への行き帰りの通勤時間に、ラジオを聴くのが、僕の楽しみの1つだ。

「皆さん、おはようございます!
今からの時間を担当させて頂きます、パーソナリティの、みつき🌙です!
よろしくお願い致します。」

ラジオパーソナリティの、みつき🌙さんの元気で素敵な声が聴こえる。
みつき🌙さんは、アニメやレトロゲームにも詳しくて、地元のイベントに出演しているのを見たことがある。

「本日のリクエスト1曲目は、うどん市にお住まいの、だいちさんリクエストで、YOASOBIの群青です♪」

やったー!!僕のリクエスト曲だ!
インターネットを使えば、自分の聴きたい曲をすぐに聴ける今の時代であっても、不思議なもので自分の好きな曲がラジオで流れると嬉しいものだ。
自分のリクエストした曲なら尚更だ。
朝から元気が出てくる。

僕は正義の味方でもないし、特別な何者でもない。
ただ自分の好きなことを続けてきただけの、平凡な人間だ。
それでも、誰かを助けるために、元気にするために、小さな事でも、自分に出来ることをしたいと思う!
今日も頑張ろう!

-cast-

流星だいち(流星だいち)

みつき🌙(みつき🌙)

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
主人公も私をモデルとしている部分はありますが、あくまでも架空の人物であり、私ではありません。

作者:流星だいち
#グラな日常物語
#GRAVITY連載小説
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群青

YOASOBI

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流星だいち

流星だいち

#GRAVITY連載小説

#グラな日常物語

~第91話~

きな娘「もう1本、お酒を飲みたいわね…」

だいち「この状況を何とかしてからにしようよ…」

カラス「カァー!カァー!」

お兄ちゃん、きな娘さんは回復してカラスに善戦している!

私達にもカラスの集団は容赦なく襲ってくる!

そら「異臭スプレーが切れたわ…」

まりん「私のもだわ!手持ちのがもう無いわ…」

こんな事になるなら、もっと持ってくれば良かった…

カラス「カァー!カァー!」

あしゅ「2人とも危ないぞ!!ゼェ…ゼェ…」

私とお姉ちゃんに襲いかかってきたカラスを、あしゅ会長さんが扇子で叩き落としてくれた。

まりん「会長さん、ありがとうございます…」

異臭スプレーも無くなったし、お祖父ちゃんもあしゅ会長さんも疲れが出て息切れしている…

今度は私達がピンチだわ…

なむなむ「ゼェ…ゼェ…、このままじゃ儂ら皆がやられてしまう…。
儂がさっきの技を全力で使うから、その間に皆は此処から抜け出すんじゃ!!」

まりん「それってお祖父ちゃんが残って犠牲になるってことじゃん!!そんなのダメだよ!!私も残るわよ!」

そら「そうだよ!私も残るよ!!」

あしゅ「なむなむさん!それはダメじゃ!儂も残るぞ!」

だいち「祖父ちゃん!直ぐに助けに行くから、それはやめろ!!」

お兄ちゃんが叫んだ。

きな娘「だいちさん!今は焦っちゃダメよ!」

なむなむ「ゼェ…ゼェ…それしか方法がないんじゃ…
皆、儂の言うことを聞いてくれ…」

カラス「カァー!カァー!」

そら「まりん!危ない!」

カラスが私を襲ってきたので、お姉ちゃんが庇ってくれた!

その時だった!

シューン!シューン!

風を切るような音で2本のダーツが飛んできて、私を襲ってきた2羽のカラスに命中した!

きな娘さんのダーツと違う…?

神風「皆さん!大丈夫ですか!?」

1人の男性警察官が私達を庇うように、カラスの前に立ちはだかった!!

まりん「今のダーツは、お巡りさんが!?」

-cast-

流星まりん:まりん

流星だいち:流星だいち

神風︰神風🎯KamiKaZ

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

流星そら:そら

流星なむなむ:なむなむ

緋村あしゅ:あしゅ

※この物語はフィクションです。

作者:流星だいち
#小説
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流星だいち

流星だいち

第81話を投稿させて頂きます!

#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語

~第81話~

あしゅ会長さんに挨拶が終わって、私達が歩き出そうとした時だった。

そら「ごめんなさい!車のトランクにお土産のお菓子を忘れちゃった…」

そう言えば、お姉ちゃんが持ってきた紙袋を車のトランクに入れたわね…。

だいち「姉さん、僕が取りに行ってくるよ♪
まりん、車の鍵を貸して貰えるかな?」

まりん「はい♪お兄ちゃん。お願いね♪」

私はお兄ちゃんに車の鍵を渡した。

20mくらいの短い距離だけど、この中ではお兄ちゃんが取りに行くのが1番早いわ。

そら「だいち、ありがとう♪車のトランクに白い紙袋があるはずだから。」

だいち「姉さん、分かったよ♪」

あしゅ「そんなこともあるよ(笑)
儂は歩くのが遅いから先にお祖父さんのところへ行くよ。」

あしゅ会長さんは、老人ホームに向かって歩き出した。

だいち「では、後ほど!」

お兄ちゃんは、まりん号に向かって走って行った。

お兄ちゃんがまりん号まで後2~3mの場所まで近づいた時だった。

カラス「カァー!カァー!」

そら「えっ?カラス?」

まりん「もしかして…!?」

カラスの鳴き声が聞こえたかと思うと、3ヶ月前のように私とお姉ちゃんはあっという間に数十羽のカラスの集団に囲まれた!
あの時の恐怖心が脳裏によぎる。

だいち「まりん!!姉さん!!」

まりん「お兄ちゃん!!」

その様子に気付いたお兄ちゃんだったが、

カラス「カァー!カァー!」

お兄ちゃんも私達とは別のカラスの集団に、ほぼ同時に囲まれてしまった!

私達を助けに来ることができない!

だいち「なんだ!?嘘だろ!?」

そら「今度こそ、まりんは私が守るわよ!!」

そう言って、お姉ちゃんは私を庇って前に立ちはだかる!

まりん「お姉ちゃん…!!」

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流星まりん:まりん

流星だいち:流星だいち

流星そら:そら

緋村あしゅ:あしゅ

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

作者:流星だいち
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第79話を投稿させて頂きます!

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~第79話~

まりん「じゃあ、私が車を出すから、帰りにお兄ちゃんを職場の駐車場まで送ってあげるよ♪」

だいち「まりん、ありがとう!」

助かった…

そら「まりん、お願いね♪行こうか?」

以前に姉さんが来た時には、まりんの怪我のこともあって祖父ちゃんの所へ行く暇がなかった。

まりん「イッヌ、お留守番を頼むわね♪」

だいち「イッヌ、よろしくね!」

そら「イッヌ、行ってくるわね♪」

イッヌ「ワン!ワン!」

イッヌに見送られて、僕たちは家を出た。

僕たちは、まりん号に乗り込んで、まりんが運転席、その隣の助手席に姉さん、後部座席に僕が座った。

まりん号「こんにちは♪」

エンジンをかけると、アニメ声で言った。

そら「挨拶をしてくれるの、賢い車だね♪」

まりん「お嬢様仕様だからね♪」

そして、まりんはラジオの電源を入れた。

みつき🌙「皆さん、こんにちは!改めまして、パーソナリティのみつき🌙です♪」

みつき🌙さんの明るくて素敵な声が流れた。

そら「みつき🌙ちゃんだ♪東京でも私はラジオアプリで、みつき🌙ちゃんのラジオ番組を聴いているのよ♪」

まりん「みつき🌙さんのラジオ番組、良いよね♪
昨日、お兄ちゃんがリクエストした群青も聴いたよ(笑)」

まりんも聴いていたのか…。

だいち「バレてた?(笑)」

まりん「直ぐに分かったわよ(笑)」

みつき🌙「住民の方が野生動物に襲われる事件が各地で起こっています!」

そら「2人も実際に襲われたし、怖いわね…」

みつき🌙「特に虎と馬には襲われないようにお気をつけて下さい!」

だいち「虎と馬…?」

みつき🌙「何故なら、トラウマになるといけないからです!(笑)」

だいち・まりん「…。」

ダジャレだったのか…

そら「きゃっはっはっ!(笑)みつき🌙ちゃんのダジャレ、おもしろ過ぎるわ(笑)」

まりん「お姉ちゃんだけウケてる…」

姉さんはダジャレが好きだったな…

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん︰まりん

流星そら:そら

みつき🌙:みつき🌙

イッヌ:イッヌ🐕

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

作者:流星だいち
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流星だいち

~第100話~

#GRAVITY連載小説

#グラな日常物語

だいち「しかし、今回もどうしてカラスと野犬が襲ってきたんだろう…?」

きな娘「各地で起こっているらしいわね…。
だいちさん、名古屋へ旅行に行っている場合じゃないようね。」

だいち「えっ?名古屋に旅行へ行く予定は無いよ…?」

急に何を言うんだ?

いつか行ってみたいとは思っているけど…。

そら「だいち!名古屋へ行くならスガキヤラーメンは食べてね♪美味しいわよ♪」

だいち「姉さん、行く予定は無いけど、分かったよ。」

姉さんも急にどうしたんだ?

スガキヤラーメンは食べてみたいな…。

あしゅ「流星君!名古屋へ行くなら、天むすは食べると良いぞ!」

だいち「あしゅ会長、分かりました!」

会長までどうしたんだ?

天むすも食べたいな。

まりん「お兄ちゃん、鰻のひつまぶしと名古屋コーチンも食べたいって言っていたよね?」

だいち「確かに言ったけど…。」

なむなむ「だいち、名古屋に行く時は京都へも寄って行くんじゃ!」

だいち「祖父ちゃん、分かったよ!」

何故に祖父ちゃんは京都を推すんだ…?

京都も行ってみたいけど。

神風「だいちさん、名古屋へは岡山を通って行くこともできますよ!」

だいち「神風さん、分かりました!」

どうして神風さんは岡山を推すんだ…?

岡山も行きたいな。

てか、どうしてこの状況で、みんなが名古屋にこんなに反応するんだ!?

きな娘「私はそろそろ行くわね。」

だいち「きな娘さん、……」

きな娘「分かったわ。また連絡するわね。」

だいち「うん!きな娘さん、今回もありがとう。」

そう言うと、きな娘さんは行った。

まりん「お兄ちゃん、きな娘さんにさっき何て言ったの?」

だいち「次にヒトカラに行く時は『群青』を歌ってね。って言ったんだよ。」

まりん「嘘でしょう!?今の話の流れでそんなこと言わないでしょう…」

そら「きな娘さんに挨拶しようと思っていたのに、行ってしまったわ…。」

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん:まりん

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

神風:神風🎯KamiKaZ

流星そら:そら

流星なむなむ:なむなむ

緋村あしゅ:あしゅ

※この物語はフィクションです。

作者:流星だいち
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流星だいち

流星だいち

第53話を投稿させて頂きます!

感想や応援のメッセージ等お待ちしております♪
出演者随時募集中♪

#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語

~第53話~

まりん「イッヌが助かって、良かった…。本当に良かった…。」

安心した途端、恐怖心や不安とか今まで抑えていた感情が溢れ出てきて、涙が出てきた…。

きな娘「まりんさん、大丈夫…?」

きな娘さんはそれ以上何も言わなかったけど、黙って私の隣に居てくれた。それだけでも有り難かった。
お兄ちゃんが、きな娘さんに私の付き添いを頼んだ理由が分かった気がした。

きな娘「さっき、飲み物と一緒に売店でパンを買ってきたから、向こうの飲食スペースで一緒に食べようか♪」

私の気持ちが落ち着いてきた頃に、きな娘さんが声を掛けてくれた。

まりん「もうお昼前ですね!考えてみたら、朝から何も食べていないし、安心したらお腹が空きました(笑)」

◆◇◆◇◆◇◆◇

パンを食べた後に、お薬を受け取るために、病院と併設してある薬局へ来た。

まりん「よろしくお願いします。」

私は薬局の受付で、病院で貰った処方箋を渡す。

ポン「はい!少々お待ち下さいって、まりんさん?」

まりん「ポンさん!?お久しぶりです♪」

ポン「まりんさん、お久しぶりね♪」

ポンさんは、私が勤める携帯ショップのお客さんである。

まりん「そう言えば、こちらにお勤めでしたね♪」

ポン「捻挫してるみたいだけど大丈夫!?どうしたの?」

まりん「それが…。」

簡単に事情を話した。

ポン「それは怖いし、大変だったわね!!むしろ捻挫で済んで良かったわ!!」

まりん「はい!凄く怖かったし、大変でした!!」

ポン「最近、北海道へ旅行へ行った時のお土産なんだけど、良かったらどうぞ♪」

お薬を貰って精算した時に、お土産のスノーサンドを渡してくれた。

まりん「北海道旅行良いですね!美味しそうなお土産を、ありがとうございます♪」

ポン「お大事にして下さい♪」

-cast-

流星まりん︰まりん

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

如月ポン︰ポン

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
主人公も私をモデルとしている部分はありますが、あくまでも架空の人物であり、私ではありません。

作者:流星だいち
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第5話を投稿させて頂きます!
登場希望のグラ友さんは、随時募集中です!
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◆グラな日常物語◆

~第5話~

みつき🌙さんのラジオ番組を聴きながら、車を走らせていつも通りの時間に、職場の駐車場に着いた。
僕はいつものように、従業員専用のスペースに車を駐める。

「だいちさん、おはようございます!」

僕が車を出て、鍵をかけたところで、僕の隣に駐めた車から出てきた、水野 和美(カミ)ちゃんから、声を掛けられた。

「和美(カミ)ちゃん、おはよう!」

和美(カミ)ちゃんは、商品管理部の社員であり、少し大人しい性格ではあるが、真面目できめ細かくて正確な仕事が評判だ。
僕と同期入社になるのだが、彼女は短大新卒入社のため、4年制大学新卒入社の僕よりも、年齢は2歳若い。

「みつき🌙さんのラジオ番組で、だいちさんのリクエスト曲が流れていましたね!良いですね♪」

「そうなんだよ♪嬉しいよ!」

「流星君、和美(カミ)ちゃん、おはよう!
俺も聴いたよ♪良かったな!」

和美(カミ)ちゃんの隣に駐めた車から、嵐山ごん君が出てきて言った。

「ごんちゃん、おはよう!」

「ごんさん、おはようございます!」

ごんちゃんも、僕と和美(カミ)ちゃんと同期入社で、僕と同い年だ。
営業部の主任である。
明るい性格のムードメーカー的存在で、社内や取引先の人からも好かれている。
「ごんちゃん」という愛称で呼ばれる事が多い。

「だいちさん、ごんさん、新しいカフェが出来たから、近いうちに、みんなで行きましょうよ♪」

和美(カミ)ちゃんが言った。

僕達は社内のカフェ仲間で、お昼休みのランチタイムに一緒にカフェへ行くことが、時々ある。
そして、和美(カミ)ちゃんは、僕のスィーツ仲間の1人であり、カフェ以外でもコンビニやスーパーで、美味しいスィーツを見つけたら、報告し合っている。

-cast-

流星だいち:流星だいち

水野和美(カミ):和美(カミ)

嵐山ごん:ごん

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
主人公も私をモデルとしている部分はありますが、あくまでも架空の人物であり、私ではありません。

作者:流星だいち

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~第101話~

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#グラな日常物語

まいたけ「皆さん、先程は大変でしたね!!
こちらで、ゆっくり休んで下さいね。」

こちらは、祖父ちゃんが入居している老人ホーム「まいたけの里」の施設長であり、経営者である、駿河まいたけさんだ。

僕、まりん、姉さん、祖父ちゃん、あしゅ会長の5人は今、老人ホームの食堂に通されてテーブル席に座っている。

テーブルにはお茶も出してくれている。

外ではまだ、ナリさん、ヒロさん、はまやん、カメ先生はカラスと野犬の捕獲作業を行っている。

ゼロ兄ちゃん、神風さん達、警察もそれを手伝いながら、現場検証を行っている。

まいたけ「ところで、なむなむさん!勝手に窓から抜け出したらダメですよ!」

やっぱり怒られたよ…。

なむなむ「カラスに襲われている孫達を助けるためだから仕方がなかったんじゃ!」

だいち「まいたけさん、祖父も僕達を助けようとしてのことなので、今回は大目に見てもらえませんか?」

まりん「祖父が助けに来てくれないと、私達が危なかったんです!」

そら「私からもお願い致します!」

あしゅ「なむなむさんが来てくれなかったら、危なかったんじゃ!儂からも頼む!」

まいたけ「ご家族の方や会長さんが、そう仰るなら仕方がないですね…。
私は警察に通報するしかできなくて、助けに行くことができなかったので、そのことでは何も言えませんし…。」

僕もそう思っていたけど、自覚はあったんだ…。

他の入居者の人達が外に出さないようにしたり、避難をさせたりとかがあったんだろうけど…。

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん:まりん

流星そら:そら

流星なむなむ:なむなむ

緋村あしゅ:あしゅ

駿河まいたけ:まいたけ

※この物語はフィクションです。

作者:流星だいち
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GRAVITYの優しい皆様、お陰様で私が投稿で連載中の小説が第100話を迎えました✨✨
不定期連載なので、2年くらい掛りましたが、
いつもご愛読、応援をありがとうございます😊✨
これからもよろしくお願い致します🙏
応援や感想、お祝いのメッセージを頂けると嬉しいです✨
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第7話を投稿させて頂きます!
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◆グラな日常物語◆

~第7話~

「あの新しいお店は、僕も気になっていたんだ♪
是非、みんなで行こうね♪」

僕は言った。

「みんなで、予定を合わせましょうね♪」

和美(カミ)ちゃんが言った。

「カフェでランチも良いけど、みんなで飲みに行こうよ♪」

ごんちゃんが、言った。

3人でそんな会話をしながら、3分ほど歩いているうちに、職場である『グラビー株式会社』の玄関に着いた。

「あっ!クレさん、おはよう!久しぶりだね!」

「みんな、おはよう!久しぶりやな♪」

玄関に、的場クレセント🌙君が居たので、みんなで挨拶をした。

みんなに「クレさん」の愛称で呼ばれている。
彼も僕達の同期で、関西支店の支店長であり、関西エリアの営業担当である。
中部地方や北陸地方まで、出張へ行くこともあるようだが…。
普段は関西支店のある大阪に駐在していて、たまに用事があると、この本社に来ている。
関西エリアにお取引先が多いため、現地採用と言う形で関西出身のクレさんが採用された。
なので、同期でも僕たちとは採用枠が異なる。
関西人らしく、ごんちゃんとは違った意味で明るくて、面白い人だ。
時々、関西弁になる。

「あれ?みんなお揃いだし、珍しい人が居るじゃない?」

僕達の後から来た同じく同期の、綾瀬ゆちゃ︎︎︎︎︎☺︎さんが言った。

「ゆちゃ︎︎︎︎︎☺︎さん、おはよう♪」

みんなで挨拶をする。

ゆちゃ︎︎︎︎︎☺︎さんは、営業部のリーダーだ。
(リーダーは主任の1つ前の役職。)

しっかりした性格で頼りになる、優秀な営業女子だ。
面倒見が良くて、後輩からも慕われている、若手女子社員のリーダー格の1人である。

-cast-

流星だいち:流星だいち

的場クレセント🌙:クレセント🌙[チーム40]

綾瀬ゆちゃ︎︎︎︎︎☺︎: ゆちゃ︎︎︎︎︎☺︎[チーム40]

水野和美(カミ):和美(カミ)

嵐山ごん:ごん🦦

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
主人公も私をモデルとしている部分はありますが、あくまでも架空の人物であり、私ではありません。

作者:流星だいち
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第63話を投稿させて頂きます!

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~第63話~

ゼロ兄ちゃんに送ってもらって、僕達が家に戻ると、家の周りはほぼ元通りに片付いていた。

カラスは1羽もいないし、ヒグマも何処かに運ばれたんだろう。

だいち「ゼロ兄ちゃん、送ってくれてありがとう。助かったよ。」

ゼロ「残っていたカラスは調べるために、捕獲しているぞ。既にこの辺りのパトロールは、強化しているから安心してくれ。」

そら「久しぶりにこの家に帰ってきたわね。この前帰って来たのは結婚する前だったから、1年くらい前かしら。」

まりん「もう、1年も経つんだね…。」

ゼロ「じゃあ、俺はもう失礼するよ。」

そら「ゼロ君、せっかく家まで来たんだから、お茶くらい飲んで行ったら?」

まりん「そうだ!ポンさんから北海道のお土産に貰った、スノーサンドが何個かあるから皆で食べようよ♪」

そう言えば、まよいさんにも別れ際に渡していたな…。

だいち「ポンさんって?」

まりん「ショップのお客さんで、うどん中央病院に併設の薬局で働いている方だよ♪」

だいち「そうなんだね。スノーサンドは美味しそうなスィーツだよね♪ゼロ兄ちゃんも一緒に食べようよ!」

スノーサンドは、以前にテレビ紹介されていて、いつか食べたいと思っていたので知っていた。

ゼロ「じゃあ、お言葉に甘えてお茶をご馳走になろうか。」

僕達4人は家に入って、客間へ行った。

捻挫しているまりんは、姉さんに支えてもらいながら歩いた。
そして、姉さんはまりんを椅子に座らせた。

そら「お茶は私が入れさせてもらうから、まりんは座っててね!置いてある場所とかは変わってないよね?」

まりん「お姉ちゃん、置いてある場所は前に来た時と変わっていないよ。ありがとう♪」

少しの時間だったけど、僕達は美味しいお菓子とお茶をいただきながら、楽しくおしゃべりをした。

-cast-

流星だいち︰流星だいち

流星まりん︰まりん

流星そら︰そら

古谷ゼロ︰ゼロ

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
主人公も私をモデルとしている部分はありますが、あくまでも架空の人物であり、私ではありません。

作者:流星だいち
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第52話を投稿させて頂きます!

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~第52話~

CHi·_·Ka「私達は、酒飲み友達ってところね(笑)」

きな娘「そうだね(笑)」

CHi·_·Ka「まりんちゃんと、きなちゃんは?」

まりん「きな娘さんが兄と知り合いで、今回は私も凄くお世話になったんです!」

CHi·_·Ka「そう言えば、まりんちゃん、救急搬送されたし大変だったわね!一体何があったの!?」

私は簡単に今回の事件について話した。

CHi·_·Ka「ヒグマとカラスに襲われるって、本当に大変だったわね!!まりんちゃん、軽い捻挫で済んで不幸中の幸いだと思うわ…。」

まりん「はい…。でも、イッヌが…。」

CHi·_·Ka「イッヌちゃんが心配よね…。
どちらの動物病院で、手術をしているのかしら?」

まりん「ヒロ動物病院らしいです。」

お兄ちゃんから、さっきチャットで連絡があった。

CHi·_·Ka「その動物病院の獣医師さんが手術をしてくれているなら、イッヌちゃんはきっと大丈夫よ!
まだ若いけど、獣医師としての腕は良いらしいから!」

その時、私ときな娘さんのスマホに、ほぼ同時にお兄ちゃんからチャットが届いた。

まりん「えっと『イッヌ手術は無事に終わったよ!命に別状もないらしいよ!良かった!!』って書いてます!」

きな娘「良かったわ!」

CHi·_·Ka「まりんちゃん、良かったわね!
私はそろそろ、仕事に戻るわね。だいちゃんにもよろしく伝えておいてね♪お大事に。」

まりん「CHi·_·Kaさん、ありがとうございます!
兄によろしく伝えておきます♪」

CHi·_·Ka「きなちゃん、友達が若女将をしている、お寿司が美味しい居酒屋があるから、今度一緒に飲みに行こうね♪」

きな娘「良いわね♪お寿司好きだから行ってみたい♪」

私も行ってみたいな…。

-cast-

流星まりん︰まりん

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

白石CHi·_·Ka︰CHi·_·Ka☺︎

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
主人公も私をモデルとしている部分はありますが、あくまでも架空の人物であり、私ではありません。

作者:流星だいち
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第13話を投稿させて頂きます!
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◆グラな日常物語◆

~第13話~

「アモン部長のお名前は、どちらが名字で、どちらがお名前なんですか?そもそも本名なんでしょうか?」

クレさんが聞いた。

そこは僕も、みんなも気になっている。

「そんなことは、どうでもいいんだよ!」

アモン部長はバツが悪そうに言った。

どうでも良くないと思うけど…。

「アモン部長は、東京生まれ東京育ちを自称していますが、本当なんですか?」

今度は、ゆちゃ︎︎︎︎︎☺︎さんが聞いた。

そこも、僕は気になっている。
そもそも、日本人なのだろうか?

「ああ、本当だよ。」

「じゃあ、お酒を飲んだ時に、熊本弁で話していることがあるのは、どうしてですか?」

確かにそうだ。

「えっと、親父が熊本の出身だったから、それをよく聞いていてうつったからかな…。」

アモン部長は、しどろもどろに答えた。

怪しいな…。

「そうでしたか?それは初耳ですね。」

ゆちゃ︎︎︎︎︎☺︎さんは言った。

僕も初耳だ。

「今は、俺についての話はどうでもいいんだよ。」

聞かれたくないんだな…。

「どうして、君たちを呼んだか分かるか?流星主任。」

アモン部長は、僕に聞いた。

「久しぶりに、僕たち同期が集まったから、不在の社長から『モチベーションを上げるために、何かためになる話をしておいてくれ。』とか、頼まれたんじゃないんですか?」

僕は率直な意見を言った。

「…。そういうことじゃないんだよ。」

アモン部長は答えた。

絶対、図星だな。

-cast-

流星だいち:流星だいち

アーモンド☆愉快︰アーモンド☆愉快[チーム40]

白鳥厨師:·̩͙꒰ঌ✞厨師໒꒱· ゚

的場クレセント🌙:クレセント🌙[チーム40]

綾瀬ゆちゃ︎︎︎︎︎☺︎: ゆちゃ︎︎︎︎︎☺︎[チーム40]

水野和美(カミ):和美(カミ)

嵐山ごん:ごん

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
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第12話を投稿させて頂きます!
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◆グラな日常物語◆

~第12話~

現社長に代替わりしてからは、会長はほぼ隠居状態で、会社経営にはほとんど関わっておらず、会社へはたまに様子を見に来る程度だ。

なので、実質的にアモン部長は社内で、社長に次ぐNo.2の立場だ。
社長は長期出張で会社には不在であることが多く、その間はアモン部長に社内のことは任せてある。
今も社長は出張中である。

アモン部長は、前職では東京の大手アパレル企業で活躍していたそうだが、10年ほど前に、社長からヘッドハンティングのような形で、グラビー株式会社に転職してきた。

それからは独自の人脈と商品開発のセンスを活かして、以前は年間15億円だった当社の売り上げを、10年間で18億円にまで引き上げた。
色々と謎が多い人物ではあるが、営業と商品開発のセンスに長けていて、実力は確かであり、古参従業員からも信頼される等コミュニケーション能力も高い。

「的場支店長、久しぶりだな。」

アモン部長はクレさんに言った。

「…あっ!はい。アモン部長、お久しぶりです!」

クレさんは少し遅れて答える。

「前から思うんだが、流星主任は別にして、どうして君たちは名字で呼ばれると、反応が薄いんだ?」

「あまり、名字で呼ばれ慣れていないからですかね?」

クレさんが答えた。

「名字であまり呼ばれないものなのか?」

アモン部長は不思議そうに首を傾げている。

「そういう世界観だからじゃないでしょうか?」

厨ちゃんが言った。

「そういう世界観なのか…?」

-cast-

流星だいち:流星だいち

アーモンド☆愉快︰アーモンド☆愉快[チーム40]

白鳥厨師:·̩͙꒰ঌ✞厨師໒꒱· ゚

的場クレセント🌙:クレセント🌙[チーム40]

綾瀬ゆちゃ︎︎︎︎︎☺︎: ゆちゃ︎︎︎︎︎☺︎[チーム40]

水野和美(カミ):和美(カミ)

嵐山ごん:ごん

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◆グラな日常物語◆

~第10話~

僕達6人は、楽しく話しながら社内へ入って歩いていた。

「あなた達、あまりゆっくり話していると、朝礼に遅れるわよ!」

にゃお🐾課長が言った。

「にゃお🐾課長、おはようございます!」

僕達は一斉に挨拶をした。

本名は、松嶋にゃお🐾さん。
商品管理部の課長であり、和美(カミ)ちゃんにとっては、同じ部署の上司である。
アパレル企業なので、女性管理職もわりと多い。
厳しいけど、優しい性格で周りからの信頼は厚く、部下からも慕われている。
もちろん、仕事もできる。
僕も新人の頃は、何度か叱られたことがある…。

確かにあと少しで朝礼が始まるから、急がなきゃだな。

◆◇◆◇◆◇◆◇

職場である『グラビー株式会社』について、少し説明しよう。
従業員は約100名の中小企業で、アパレルメーカー。
(それでも地元では、大きい方かな?)
全国の販売店やショップ、百貨店等に商品を卸している。
〜アパレルに優しさを〜
キャッチコピーの通り、肌触りの優しさにこだわった商品づくりをモットーとしていて、自然素材を使った商品にも力を入れている。

現社長は2代目で、もう少しで創業50周年になる。
僕が入社する年に、創始者である現会長から現社長(元副社長)へ代替わりした。
その数年の間に、会長時代からの古参従業員がまとまって退職した。
定年を迎えたり、既に定年を超えた嘱託社員の方ばかりなので、自然な流れではある。
僕の師匠のような存在だった上司もその中の1人で、昨年に退職した。

そのため、若手従業員の確保も考えて、僕達の年には新卒採用に力を入れたらしい。
だから、会社の規模の割に僕達の年は同期の人数が多い。

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流星だいち:流星だいち

松嶋にゃお🐾︰にゃお🐾

白鳥厨師:·̩͙꒰ঌ✞厨師໒꒱· ゚

的場クレセント🌙:クレセント🌙[チーム40]

綾瀬ゆちゃ︎︎︎︎︎☺︎: ゆちゃ︎︎︎︎︎☺︎[チーム40]

水野和美(カミ):和美(カミ)

嵐山ごん:ごん

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
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プロローグと第1話を公開中ですが、既にたくさんの方に読んで頂いて、ありがとうございます(*^^*)
今のところ、男性の登場希望の方が少ないので、特に男性の登場ご希望の方は、コメントかDMで教えて頂けると嬉しいです!
もちろん、女性の方も随時募集中です♪
キャラ設定は私の独断で考えさせて頂きます。
小説に登場の際に、プロフィールのスクショを載せます。
その点を御理解の上、よろしくお願い致しますm(_ _)m
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~第99話~

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はまやん「さっきのお2人の連携技は凄かったす!さすがはダーツの達人のきな娘姐さんと陰キャの子孫のだいちさんっすね〜!」

だいち「陰キャじゃなくて忍者だよ…!」

きな娘「陰キャって…。」

まりん「…。」

はまやん「あ!すいません。発音が似ているから間違えたっす!」

だいち「普通、間違えないだろ…。」

絶対、わざとだな。

ナリ「お〜い!だいち、ねえちゃん、お疲れ様!そっちも片付いたようだな。」

ナリさんがこちらへ走ってきて言った。

だいち「ナリさんもお疲れ様でした。」

まりん「今回もありがとうございました。」

ナリ「いやいや。あの後、はまやんが来て加勢してくれたから助かったぜ!
はまやんは変態だけど、銃の腕はなかなか良いからな。」

はまやん「ナリさんこそ、だいちさんの忍術があったとは言え、1人でヒグマを仕留めたのは凄いっすよ!
普通はヒグマ1頭に対して、3〜4人掛かりで戦うのに…。
あの時は僕が県外に出張中で行けなかったのが
残念だったす!」

ナリ「はまやん、それよりも野犬とカラスが動けないうちに捕獲するから手伝ってくれよ。
今はヒロとカメ先生がやってくれてるから、俺達も手伝うぞ!」

はまやん「分かりました!僕も手伝うっす!
だいちさん、きな娘姐さん、良かったらこちらをどうぞ。」

そう言うとはまやんは、僕ときな娘さんに鞄から出した物を渡してくれた。

だいち「みたらし団子だ!ありがとう!
早速、食べるよ!」

ちょうど甘いものが食べたかったから嬉しい!

きな娘「ストゼロのダブルレモンだわ!
はまやん、気がきくわね。ありがとう!
私も早速、飲むわ。」

僕ときな娘さんは早速、みたらし団子とストゼロのダブルレモンをそれぞれいただいた。

だいち「しかし、あの連携技はフルマラソンを走るより疲れるよ…。」

きな娘「私はフルマラソン走ったことがないから、その例えは分からないわ…」

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん:まりん

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

神谷ナリ:ナリ🐮

笹木はまやん:はまやん

※この物語はフィクションです。

作者:流星だいち
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第85話を投稿させて頂きます!

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~第85話~

カラス「カァー!カァー!」

きな娘「えいっ!」

だいち「それっ!」

それぞれ背中合わせになる位置に立って、お兄ちゃんは折り紙手裏剣を、きな娘さんはダーツを、襲いかかってくるカラスに投げる!

その度にカラスが地面に落ちていく。

2人とも凄い!

ここへ来る前にお兄ちゃんが、きな娘さんに麻酔薬のことで連絡していた。

まりん「きな娘さんが来てくれてる!」

そら「あの人が以前に助けてくれた、きな娘さん?」

まりん「お姉ちゃん、そうだよ!」

そら「凄いダーツの腕前ね!」

なむなむ「だいちは儂が修行をつけたから、ともかくとして…。
あの娘さん、ダーツの正確さにあの動き、只者ではないな…。」

お祖父ちゃんはヌンチャクで、私達を襲ってくるカラスを蹴散らしながら言った。

まりん「やっぱり、きな娘さんにも忍者の血が…?」

なむなむ「いや、忍者と言うよりもあれは…」

まりん「?」

何だろう…?

あしゅ「あの娘さん、昨晩に天真爛漫のカウンター席に居るのを見かけたな…」

あしゅ会長さんも扇子の居合斬りでカラスを蹴散らしながら言った。

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流星まりん:まりん

流星だいち:だいち

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

流星そら:そら

流星なむなむ:なむなむ

緋村あしゅ:あしゅ

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

作者:流星だいち
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~第110話~

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車の中で、さやちゃんと話したりラジオや音楽を聴いているうちに、気がつけば大阪市内へ着いていた。

さやちゃんの車はコインパーキングに停めて、大阪駅まで歩いて来た。

大阪駅構内はたくさんの人が歩いている。
油断すると人の流れに流されたり、人にぶつかりそうだ。

だいち「大阪は平日の昼間も人が多いね。」

僕は大阪へ休日に遊びに来ることはあっても、平日に来る機会がなかったから意外だった。

さや「寧ろ、平日の昼間だから多いのかもね。
だいちさんの地元は人が少ないの?」

だいち「地元のショッピングモールとかに休日に行くと、人はそこそこ多いけど、平日の昼間だと人は少ないね。」

さや「私の地元も似たようなものかな。
地方だとそうだよね。
あっ!私が行きたいお好み焼き屋さんは、あっちのレストラン街にあるよ。」

だいち「ちょうどお昼時だし、お腹も空いてきたから行こう!」

車の中で話し合って、お昼はお好み焼きを食べることにした。

〜約1時間後〜

さや「だいちさん、ご馳走様でした!
奢ってくれてありがとう!」

だいち「いえいえ。助けてくれたし、大阪まで乗せて来てくれたお礼だよ。」

さや「成り行きなんだから、そんなに気を使わなくて良いのに。(笑)でも、ありがとう!」

だいち「豚玉も焼きそばも美味しかったね!」

本当に美味しかった。

さや「やっぱり大阪と言えば、粉もんだよね。お口に合ったようで良かった。」

だいち「ソース系を食べたから、食後に甘いものを食べようか?
僕が行きたいパンケーキ屋さんが、この近くにあるから行こう?」

本当はソース系とか関係なく、僕はスイーツを食べたいけど(笑)

さや「だいちさん、スイーツが好きなんだよね(笑)パンケーキいいねー!私も甘いもの食べたい!」

この後も、さやちゃんの買い物に付き合ったりしていたら、楽しい時間はあっという間に過ぎて、夕方になった。

-cast-

流星だいち:流星だいち

沖野さや:さやたそ(たそ姉)

※この物語はフィクションです。

作者:流星だいち

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第75話を投稿させて頂きます!

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~第75話~

まりん🌷さんは、挨拶をすると帰って行った。

まりん「今日から、イッヌがウチ犬だね♪」

イッヌ「ワン♪ワン♪」

イッヌもまりんも嬉しそうだ。

だいち「イッヌ、改めてよろしくね♪」

カメ🐢「イッヌ君、お家に入れて良かったですね♪」

だいち「ところで、先生の見解として、今回の襲撃事件については、どうお考えでしょうか?
ヒグマが突然現れたこと、カラスの集団に襲われたこと、謎が多いですが…。」

イッヌについても謎が多いが、今は事件の話が先だ。

カメ🐢「そうですね…。そもそも、ヒグマは国内では北海道にしか生息していないので、この場所にどうやって現れたのかが不思議です…。泳いで来た可能性も考えましたが、やはり無理があります…。
カラスは人を襲うことはありますが、今回のカラスの集団に襲われた件についても分かりかねます…。」

だいち「カメ🐢先生でも、分かりませんか…。」

カメ🐢先生でも検討がつかないとは…。

カメ🐢「今回の事件、各地で起こっている野生動物の襲撃事件について、不可解なことが多く、動物学を超えた大きな力が関わっているような気がします…。」

だいち「大きな力とは…?」

何か嫌な予感がする…。

カメ🐢「それが何かも分かりません…。
しかし、人間が動物に傷つけられるのも、動物が傷つくのも放っておく訳にはいきません!
私で役に立つことなら尽力させて頂きます!」

だいち「よろしくお願いします!」

カメ🐢「その事で、だいちさんとまりんさんにお渡ししたい物があります。」

だいち「何でしょうか?」

まりん「何でしょう?」

カメ🐢「某製薬会社と共同開発している、野生動物対策の薬品なんですが…。まず、こちらは麻酔薬です。
本来は麻酔銃に使うのですが、だいちさんが使う折り紙手裏剣や、きな娘さんって方のダーツに予め塗っておけば、動物に刺さった時に少しの時間ですが、麻痺させることができます。」

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん︰まりん

イッヌ:イッヌ🐕

カメハメハ大王︰カメハメハ大王🐢[チーム40]

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

作者:流星だいち
#小説
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第74話を投稿させて頂きます!

#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語

~第74話~

まりん🌷「カメ🐢先生、ありがとうございます♪」

カメ🐢「いえいえ、私のサインで良ければ♪」

まりん🌷さんは、自分の手帳にサインをしてもらって、とても喜んでいる。

カメ🐢先生も嬉しそうだ。

イッヌ「ワン!ワン!」

カメ🐢「彼が、ヒグマと闘った野生のポメラニアンのイッヌ君ですか。イケボな鳴き声ですね。」

まりん「イッヌは命懸けで私を守ってくれて、大怪我をしました…。私の命の恩犬です。」

カメ🐢「イッヌ君は勇敢で賢いですね。元気になって良かったです!」

だいち「あの時は大変でしたが、本当に良かったです…。」

まりん🌷「だいちさん、まりんさん、イッヌちゃんのことでご相談なのですが…」

だいち・まりん「はい?」

僕とまりんは同時に返事した。

まりん🌷「最近、各地で野生動物からの襲撃事件が頻発していますよね?」

だいち「はい!今、僕たちもそのお話をしていたところです…。」

まりん🌷「外だと危険なので、イッヌちゃんを怪我していた時と同じように、家の中で飼って頂けませんか?」

カメ🐢「いくらイッヌ君が賢くて勇敢でも、いつ、どんな動物から襲われるかも分からないので、私もそうした方が良いと思います!」

イッヌは動物病院から退院してから間がない時は家の中で飼っていたが、元気になってからは庭で飼っている。

まりん「お兄ちゃん、私もイッヌが心配だからそうしようよ?」

確かに僕が不在の時に、襲撃されると外で飼っているイッヌが危険だ。
ヒグマのような大型の動物や、カラスの時のように集団で襲ってきたら尚更だ…。

だいち「僕も心配だから、そうしよう!ちょうど、まりん🌷さんがイッヌを綺麗にしてくれたし、今日から家の中で飼おう!」

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん︰まりん

有村まりん:まりん🌷

イッヌ🐕:イッヌ🐕

カメハメハ大王︰カメハメハ大王🐢[チーム40]

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

作者:流星だいち
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第56話を投稿させて頂きます!

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#グラな日常物語

~第56話~

るい「だいちさん、妹さんが来られていますよ♪」

休憩室で、みんなでお弁当を食べた後に、お茶を飲みながらゆっくりしていた時だった。

るい先生が呼びに来てくれた。

だいち「るい先生、ありがとうございます!」

待合室に、まりん達は居た。

まりん「お兄ちゃん、イッヌの手術が無事に終わって良かったよ!お疲れ様!」

だいち「まりんこそ、骨折していなくて良かったよ…。」

まりん「こちらは、職場の同僚でお友達の、真鍋まよいちゃん♪心配して病院に来てくれて、ここまで送ってくれたの!」

まよい「初めまして、真鍋まよいです♪まりんちゃんにはいつもお世話になっています!」

だいち「初めまして、兄の流星だいちです♪まりんがいつもお世話になっています!今日もありがとうございました。」

まよい「だいちさんとは、お会いするのは初めてですが、声が聞き覚えがあるし、以前にお話したことがあるような気がします…。」

だいち「何か僕もそんな気がします…。」

いつ、どこで、まよいさんと話したんだろう…?

まりん「お兄ちゃんがショップに電話した時にでも話したんじゃないの?(笑)」

だいち「そうかな…?」

まよい「そうでしょうか?」

だいち「きな娘さんも、付き添ってくれてありがとう!今回は本当に助けられたよ!」

まりん「きな娘さん、付き添ってくれて心強かったです!ありがとうございました!」

きな娘「良いわよ♪今回は全部、だいちさんに付けておくから(笑)」

だいち「今回は、きな娘さんには頭が上がらないよ(笑)」

やっぱり、お酒をプレゼントしようかな…。

まよい「車の中で今回のお話を聞いたんですが、だいちさんときな娘さんは、どうして忍者道具やダーツを持っていたんですか?」

だいち・きな娘「護身用で!」

まよい「特殊すぎます!(笑)」

-cast-

流星だいち︰流星だいち

流星まりん︰まりん

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

真鍋まよい︰まよい

新木るい︰るい🦈

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
主人公も私をモデルとしている部分はありますが、あくまでも架空の人物であり、私ではありません。

作者:流星だいち
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第9話を投稿させて頂きます!
登場希望のグラ友さんは、随時募集中です!
感想や応援のメッセージ等お待ちしております♪

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◆グラな日常物語◆

~第9話~

私は、みつき🌙さんのラジオ番組を聴きながら、ショップに着いて裏側のスタッフ用の駐車場に車を駐めた。
でも、まだラジオ番組を聴きたかったので、車の中で10分ほど聴いていた(笑)
早めに着いたから、良いよね♪

車から降りようとして、外を見るといつの間にか両脇に、見慣れた車が駐まっているのに気が付いた。

「まりんちゃん、おはよう♪
みつき🌙さんのラジオ番組、聴いてたのかな?
面白いよね♪」

私が車から降りると、同僚の真鍋まよいちゃんが声を掛けてくれた。
車の外にも聴こえてたんだね…。

「まよいちゃん、おはよう♪
うん!初めて聴いたけど面白いよね!」

まよいちゃんは、私と同い年の同期で、職場では一番仲が良い友達でもある。
繊細でとても優しい性格で、色々な事に気付いてくれて、お客様からも評判が良い。
カフェが好きなので、お昼休憩が被った時は、一緒にカフェへランチに行くこともある。

「まりんちゃん、まよいちゃん、おはよう!
2人も、みつき🌙さんのラジオ番組を聴いていたんだね♪」

今度は、浜辺エナさんが声を掛けてくれた。
エナさんも聴いているんだね。
何か嬉しい♪

「エナさん、おはようございます♪」

私とまよいちゃんが、同時に挨拶をする。

エナさんは、ショップのチーフで窓口担当のリーダー的存在でもある。
心がしっかりしていて頼りになる先輩であり、上司だ。
明るくてアクティブな性格で、休日は趣味の登山をよくしているらしい。
お寿司が大好きで、以前まよいちゃんと一緒に食べに連れて行ってくれたことがある。
確かお兄ちゃんと同い年だったかな…?

-cast-

流星まりん:まりん

真鍋まよい:まよい

浜辺エナ:エナ

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
主人公も私をモデルとしている部分はありますが、あくまでも架空の人物であり、私ではありません。

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第57 話を投稿させて頂きます!

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~第57話~

きな娘さんと、まよいさんは僕達に挨拶を終えると帰って行った。
まよいさんが、きな娘さんを自宅の近くまで、車で送ってくれるらしい。

まりん「お兄ちゃん、イッヌはまだ眠っているのよね?」

だいち「うん。もう1時間以上経っているから、そろそろ起きるくらいだけどね…。」

その時、1人の女性が僕達が居る待合室に入って来た。

そら「まりん!だいち!大変だったわね!2人とも大丈夫!?」

だいち「ね、姉さん!?」

まりん「お、お姉ちゃん!?」

だいち「どうして、ここに!?」

ゼロ「お節介だとは思ったけど、身内として俺が連絡したんだよ。お前らのことだから、そらちゃんに連絡しないだろうと思って…。」

そう言いながら、ゼロ兄ちゃんが姉さんの後から、待合室に入って来た。

そら「ゼロ君から連絡をもらってから、直ぐに飛行機を取って飛んできたわよ。ゼロ君が空港からここまでの送迎もしてくれたのよ。」

だいち「ゼロ兄ちゃん…。」

そら姉さんは、僕より2歳年上の姉である。

高校を卒業後に、県外の大学へ進学したのをきっかけに家を出た。
大学卒業後は3年ほど都内の企業でOLをしていたが、退職し起業してから、現在は個人事業主だ。
昨年に結婚したが、仕事の兼ね合いがあり夫婦別姓を選び、今も「流星」姓のままだ。

そら「お父さんとお母さんに連絡しないのは、仕方ないけど、私には連絡しなさいよ!」

だいち「姉さんは、昨年に結婚したばかりで家庭もあるし、仕事も忙しそうだから心配かけたくなくて…。」

そら「だいちは大丈夫そうだけど、まりん、足は大丈夫なの!?」

まりん「軽い捻挫だから、全治1週間〜10 日くらいだよ。大事を取って2〜3日は仕事を休むことにしたわよ。」

そら「私が3日間はこっちに居るわ。どうせ、だいちはまりんに家の事を任せっぱなしでしょう?」

ギクッ!バレてる…。

-cast-

流星だいち︰流星だいち

流星まりん︰まりん

流星そら︰そら

古谷ゼロ︰ゼロ

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
主人公も私をモデルとしている部分はありますが、あくまでも架空の人物であり、私ではありません。

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第46話を投稿させて頂きます!

感想や応援のメッセージ等お待ちしております♪
出演者随時募集中♪

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~第46話~

きな娘「捻挫だとは思うけど、骨折をしている可能性もあるから、きちんと病院で診てもらった方が良いわね。」

きな娘さんは、まりんの痛む足を診て言った。

だいち「イッヌの動物病院へは僕がついて行くから、まりんは病院で診てもらった方が良いよ!」

ゼロ「念のために呼んでいた救急車がまだ居るから、聞いてみたら、うどん中央病院になら搬送してくれるらしいぞ。」

怪我人が出る可能性も充分にあったから、救急車を呼んでくれてたんだな…。

うどん中央病院は、まりんの職場の近くだったよな…。

まりん「足が痛いくらいで救急車って、大袈裟な…。」

きな娘「骨折の場合だと侮れないわよ…。大袈裟だとは思わないわ。」

だいち「救急車で病院へ搬送してもらいなよ!」

まりん「分かったわ…。ゼロさん、お願いします。
お兄ちゃん、終わったら私も動物病院へ行くわね!」

ゼロ「じゃあ、頼んでくるよ!」

だいち「きな娘さん、申し訳ないけど、まりんの付き添いを頼んでも良いかな?」

きな娘「乗りかかった船だし、時間もあるから良いわよ。」

だいち「ありがとう!まりんを頼むよ!」

後で、お礼にお酒でもプレゼントしようかな…。

まりん「きな娘さん、ありがとうございます!
お願いします!」

ナリ「だいち、動物病院にも事情を連絡したし、妹さんのことはそっちの姉ちゃんに任せて、行くぞ!」

だいち「イッヌ、絶対に助けるからな!」

イッヌ「クゥーン、クゥーン」

僕はぐったりしているイッヌを抱き上げた。

まりん「ナリさん、お兄ちゃん、イッヌをお願い致します!」

ナリ「任せとけ!」

だいち「まりんと、きな娘さんも気を付けて!」

僕たちはそれぞれ、動物病院と病院へ向かった。

cast-

流星だいち︰流星だいち

流星まりん:まりん

イッヌ:イッヌ🐕

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

神谷ナリ:ナリ🐮

古谷ゼロ︰ゼロ

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
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登場希望のグラ友さんは、随時募集中です!

~第108話~

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考えてみると、まりん以外の女性が運転する車に乗せてもらうのは珍しいな…。

僕がそんなことを考えていると、さやちゃんが口を開いた。

さや「カラスに襲われてた時に、手裏剣と煙玉を使っていたけど、だいちさんは忍者なの?」

だいち「忍者の末裔で、子供の頃に祖父から修行を受けていたと言うか、させられていたんだ…」

さや「へー!ご先祖が忍者ってカッコいいねー!伊賀とか甲賀とかあるんでしょう?」

だいち「僕のご先祖は伊賀にも甲賀にも属していない、小さな流派の忍者だったらしいけどね。」

さや「そうなんだ!伊賀と甲賀以外にも忍者の流派ってあったんだね。
そう言えば私の地元に昔、有名な忍者がいたらしいよ。
私はご先祖が何をしていた人かも、全く知らないや(笑)」

だいち「それが普通だと思うよ(笑)」

そう言いながら僕は苦笑する。

さや「ところで、だいちさんは聴きたい曲はある?」

だいち「YOASOBIの群青かな。」

さや「OK!群青ね♪」

そう言いながら、さやちゃんがカーオーディオを操作すると、群青の曲が流れ出した。

さや「群青は久しぶりだな♪」

そう言うと、さやちゃんは群青を、カーオーディオから流れる曲に合わせて口ずさむ。

女性にしては少し低めのハスキーボイスで、かなり上手だ!

だいち「さやちゃん、歌が上手いんだね♪」

さや「ヒトカラでよく歌っているからね(笑)」

だいち「なるほど(笑)もしかして、お酒も好きかな?」

さや「もちろん大好きだよ♪でも、どうして?」

ヒトカラとお酒好きか…。

だいち「知ってる人に少し似ていると思って…」

さや「そうなんだね…」

さやちゃんは苦笑いをする。

だいち「そんな事言われても反応に困るよね?(笑)」

さや「まあね(笑)」

自分の知らない人に似ているって言われても、反応に困るよな…。

-cast-

流星だいち:流星だいち

沖野さや:さやたそ(たそ姉)

※この物語はフィクションです。

作者:流星だいち

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
主人公も私をモデルとしている部分はありますが、あくまでも架空の人物であり、私ではありません。

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~第106話~

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カラス「カァー!カァー!」

まさか、ここでもカラスの集団に襲われるとは思っていなかったので、油断していた…。

だいち「えいっ!」

背負っているリュックサックが重くて、動きにくいが、僕は折り紙手裏剣を投げて応戦する!

念の為、少しは忍具を持っていて良かった。

動きにくいが、リュックサックの中には今回の出張で試作した商品サンプルとか大事な物が入っているので、置いて行くわけにはいかない。

時間帯だからか、もともと人通りが少ない場所なのか、人も車も通っていない。

その時だった。

白い軽ワゴン車が停まったかと思うと、運転席のドアが開き、白い煙を噴射している筒を手に持った、1人の若い女性が飛び出してきた!
手に持っているのは発煙筒だ。

さや「えーい!!」

だいち「えっ!?」

その女性はカラスに向かって、煙の噴射する発煙筒を振り回しながら、僕の方へ走ってきた!

流石にカラスも煙は嫌だったのか、一旦は上空へ逃げた。

さや「お兄さん!大丈夫!?」

だいち「えっと…、あなたは…?」

さや「話は後で!とりあえず、車に乗って!」

だいち「分かりました!」

その女性は車の運転席へ、僕は助手席へ乗り込む!

僕は助手席へ乗り込む直前にカラスに向かって、煙玉を投げた!

さや「お兄さん、名前は?私はさやだよ。」

さやさんは車を発進させながら言った。

だいち「僕はだいちです!」

さや「だいちさんね。」

だいち「カラスが追いかけて来てる!!」

サイドミラーで飛んでいるカラスが追いかけて来ているのが見える!

さや「面倒くさいな!」

だいち「カラスの飛ぶスピードは時速60kmくらいらいしいので、結構速いですよ!」

さや「なんだ。じゃあ、それよりも速く走れば良いってことね♪」

だいち「ここ、時速50km規制の車道なんですけど…」

さや「緊急事態だから仕方ないよ!
飛ばすから舌を噛まないように、歯を食いしばっていて!!」

だいち「えー!?」

-cast-

流星だいち:流星だいち

沖野さや:さやたそ(たそ姉)

※この物語はフィクションです。

作者:流星だいち
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~第105話~

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そら「姉の流星そらです。弟がいつもお世話になっています。」

なむなむ「祖父の流星なむなむです。孫がいつもお世話になっています。」

まりん「アモン部長さん、ゆちゃ☺︎さん、昨日はどうもありがとうございました。」

アモン「統括部長のアーモンド☆愉快です。流星主任には、いつもお世話になっています。」

ゆちゃ☺︎「営業部リーダーの綾瀬ゆちゃ☺︎です。だいちさんにはいつもお世話になっています。」

こんな感じで、みんながお互い挨拶をした。

ー約1ヶ月前ー

僕は提携工場への視察と打ち合わせのため、近畿地方へ3日間の出張へ来ていた。
共同開発している商品の試作もあり、僕が行く必要があった。

2ヶ月前にヒグマとカラスの襲撃事件があったので、まりんとイッヌを残して家を留守にするのは3日間でも不安があった。
なので念の為、ゼロ兄ちゃんときな娘さんには、まりんとイッヌのことを頼んでおいた。
 
出張先での仕事はスムーズに終わった。

出張最終日の3日目、午前中には最後の打ち合わせを終えて、お昼前に僕は工場から最寄りの駅に徒歩で向かっていた。

最寄り駅までも3kmあるとは、やっぱり地方だな…。
それに大きな工場はだいたい、郊外にあるからか…。

工場の担当者が駅までの送迎を申し出てくれたのだが、他の仕事で忙しそうだったし、歩ける距離なので断った。

ちなみにバスは、待ち時間を見ると、歩いて行った方が明らかに速いくらいの時間だった。

後2kmくらいか…。
いつものランニングなら10分も掛からない距離なのだが、今は出張用の荷物が入った重いリュックサックを背負っているから、そういうわけにもいかない。

そんなことを考えながら車道の脇の歩道を歩いている時だった。

カラス「カァー!カァー!」

だいち「えっ?」

カラスの鳴き声が聞こえたかと思うと、僕は10羽くらいのカラスに囲まれた!

そして、カラスは空中から僕に襲いかかってきた!

リュックサックが重くて、素早く動けない!

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん:まりん

流星そら:そら

綾瀬ゆちゃ☺︎:ゆちゃ☺︎

アーモンド☆愉快:アーモンド☆愉快

流星なむなむ:なむなむ

※この物語はフィクションです。

作者:流星だいち
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~第104話~

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#グラな日常物語

だいち「まりん、姉さん、心配かけたくなくて黙っていたんだけど、ごめん…。きちんと話すよ。」

まりん「私とお姉ちゃんに心配かけたくなくて黙っていたんだね…。
でも、ちゃんと話してね…。」

そら「きーさんの言う通り、隠し事をされる方が不安になるから、きちんと話してよ!」

やっぱり最初から話すべきだったな…。

ゆちゃ☺︎「私もその話、詳しく聞かせてもらうわ。」

アモン「俺も聞かせてもらうぞ。部長だからな。」

気が付くと、ゆちゃ☺︎さんとアモン部長が居た。
話に集中していて、2人が食堂に入ってきていたことに気付かなかった。

この2人にも、僕がチャットで連絡した。

だいち「アモン部長!ゆちゃ☺︎さん!」

きー「2人とも来たんやな。」

あしゅ「2人ともわざわざ来てくれたのか…。」

ゆちゃ☺︎「ちょうど近くに居ましたし、会長、だいちゃん、まりんちゃん達も心配なので来ました。ご無事で良かったです。」

アモン「私も会長や皆さんが心配なので来ました。部長ですし。とにかくご無事で何よりです。」

何か妙に自分が部長なのを強調しているな…。

きー「とりあえず、会長はお疲れのようやから、俺は会長をご自宅まで送って行くわ。
この中で1番、会長のご自宅に家が近いのは俺やし。」

あしゅ「悪いけど、頼むよ。」

きー「会長、分かりました。」

だいち「会長、助けて頂いてありがとうございました。」

なむなむ「あしゅさん、巻き込んでしまって申し訳なかったな…。」

あしゅ「寧ろ、少しでも力になれて良かったよ。
ところで、流星君…」

だいち「はい!会長?」

あしゅ「きな娘さんって、娘さん…
今は協力してくれているかも知れんが、注意しておいた方が良いぞ…」

だいち「会長、分かりました。」

きー「きな娘さん…!?」

だいち「きーさん、どうかしましたか?」

きー「いや、なんでも…。」

さっき、きな娘さんの名前に反応したよな…?

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん:まりん

流星そら:そら

綾瀬ゆちゃ☺︎:ゆちゃ☺︎

長谷川きー:きー

アーモンド☆愉快:アーモンド☆愉快

流星なむなむ:なむなむ

緋村あしゅ:あしゅ

※この物語はフィクションです。

作者:流星だいち
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流星だいち

~第103話~

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#グラな日常物語

だいち「きーさん、大丈夫です。」

あしゅ「大丈夫じゃ。わざわざ来てくれたのか?」

きーさん「とにかく、ご無事で良かったです!」

長谷川きーさん、僕の職場であるグラビー株式会社の営業部の課長である。
みんなからは兄貴分として頼られていて、通称「きーさん」と呼ばれている。
関西出身なので関西弁で話すことが多い。
空手の有段者でもあり、かなり強い。

会長も襲撃に巻き込まれたので、僕がきーさんにスマホのチャットで、先程その旨を簡単に報告した。

まりん「妹の流星まりんです。兄がいつもお世話になっています。」

そら「姉の流星そらです。弟がお世話になっています。」

まりんと姉さんが立ち上がって挨拶をした。

きー「だいち君の妹さんとお姉さんですね!
こちらこそ、だいち君にはお世話になっています。」

なむなむ「孫がいつもお世話になっています。」

珍しく、祖父ちゃんも挨拶をした。

きー「こちらこそ、お世話になっています。」

だいち「きーさん、わざわざ来てもらってありがとうございます。」

僕はそう言って、頭を下げた。

きーさん「いやいや、会長に何かあったら困るからな。留守の社長からも会長のことは頼まれとるし。
寧ろ、連絡してくれてありがとう。
だいち君も大変やったな…。」

きーさんは、出張等で不在がちな社長からも頼りにされている。

だいち「いえいえ、お気遣いありがとうございます。」

きー「しかし、だいち君も災難やな!
先月、近畿地方へ出張した時にも襲われたやろ?」

だいち「あっ!それは!」

まりん「お兄ちゃん!どういうこと!?
先月、出張に行った時に襲われたの!?」

そら「だいち!私も知らないわよ!?」

なむなむ「儂も知らんぞ!?」

きー「だいち君、ご家族に話して無かったんか?」

だいち「はい!心配かけたくなくて…」

その事はゼロ兄ちゃんにしか話していない。

きー「口を滑らしたんは悪かったけど、隠し事をしてる方が不安にさせるから、ご家族にはきちんと話すべきやで!」

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん:まりん

流星そら:そら

長谷川きー:きー

流星なむなむ:なむなむ

緋村あしゅ:あしゅ

※この物語はフィクションです。

作者:流星だいち
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~第102話~

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イッヌ「ワン!ワン!」

まりん「イッヌ、窮屈で申し訳ないけど、少し我慢してね…。」

イッヌはヒロさんから借りたケージに入っていて、まりんの座る席の後に居る。

だいち「どうして、イッヌは此処に向かって走っていたんだろう?」

まりん「イッヌが家の中に居る状態で、鍵をかけた筈なのに不思議だわ…。」

そら「確かにそうだったわね。まず、どうやって家から出たのかしら…。」

なむなむ「イッヌはなかなか動きも良かったし、賢くて勇敢だから忍犬に向いているぞ!
きっと飼い主の危機に勘付いて駆けつけたんじゃ!
もしかして既に忍犬で、何とかして家から出てきたんじゃないのか?」

忍犬って…。

しかし、イッヌには何か不思議な力がある気がする…。

だいち「ところで会長、体は大丈夫でしょうか?祖父ちゃんも…。」

あしゅ「久しぶりにあんなに動いたから、疲れただけで大丈夫じゃ。
しかし、これくらいで疲れるとは、若い頃と比べると体力が落ちたもんじゃ…。」

だいち「80歳近いのに充分、お元気だと思います!やはり、お強いですね!」

そら「助けて頂いて、本当にありがとうございました。」

まりん「ありがとうございました。」

あしゅ会長は若い頃、グラビーを起業する前に単身で海外へ行き、現地のアパレル業や繊維業について学んでいた。
その時に木刀一本で、銃を持った海外マフィアと戦った武勇伝を聞いたことがあるが、あながち嘘ではないのかも…。

なむなむ「あしゅさんは若い頃から語学堪能で、居合い術の達人じゃったからな。
儂も腰は痛めたが大丈夫じゃ。」

まりん「お祖父ちゃん、無理したらダメだよ。」

祖父ちゃんの動きも80歳近いとは思えないくらい機敏だったな…。

まいたけ「会長さん、だいちさん!お客さんですよ。」

そう言って、まいたけさんが案内して連れて来た人は…

きー「会長!大丈夫ですか!?」

だいち「きーさん!」

きー「だいち君も大丈夫か!?」

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん:まりん

流星そら:そら

イッヌ:イッヌ🐕️

長谷川きー:きー

駿河まいたけ:まいたけ

流星なむなむ:なむなむ

緋村あしゅ:あしゅ

※この物語はフィクションです。

作者:流星だいち
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~第98話~

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みんなの活躍でカラスと野犬は何とか片付いた。

だいち「はまやん、助かったよ…!」

きな娘「どっちかと言えば、力丸に助けられたような気がするけど…」

確かに力丸くんにも助けられたが…

はまやん「力丸は僕よりも、ええもんをいつも食べてるから頑張ってもらわないといけないっすよ!」

だいち「…。」

イッヌ「ワン!ワン!」

力丸「ワン!ワン!」

まりん「何か2匹で話しているようね…」

イッヌと力丸くんは意気投合したようで、何か話している。
何を言っているのかは、僕にはさっぱり分からないが…。

はまやん「イッヌ君はイケボな鳴き声のワンちゃんっすね~。
ヒグマとも戦ったと聞いてるし、勇敢で賢いっすね!」

だいち「しかし、どうしてイッヌはこちらに向かって走ってきていたのだろう?
まさか、僕たちが襲われるのを気付いて助けに…?」

はまやん「そう言えば、力丸も僕が家から出ようとした時に、勝手に車に跳び乗って付いて来たっすよ!
狩りに行く時も、自分から付いて来ることは無いのに…」

だいち「犬や動物にしか分からないカンとかがあるのかな…?」

不思議だな…。

きな娘「はまやん、今日は哺乳瓶をくわえていないわね?」

はまやん「そうなんっすよ!警察と猟友会から連絡がきて、慌てて出てきたら忘れたんっすよ!哺乳瓶をくわえてないから落ち着かなくて…」

きな娘「相変わらず変態ね…」

はまやん「哺乳瓶でお酒を飲むと美味しいんですよ!」

哺乳瓶をくわえた成人男性に助けられるのは嫌だな…。

まりん「お兄ちゃん、はまやんさんって…」

だいち「うん…。少し変態的なところはあるけど良い人だよ…。」

まりん「そうなんだね…」

はまやん「あ!ご挨拶が遅れました!
だいちさんの妹さんっすよね?
初めまして、笹木はまやんです!
だいちさんには、いつもお世話になっています。」

まりん「初めまして!流星まりんです。
兄がいつもお世話になっています。助けて頂いてありがとうございました。」

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん:まりん

きな娘︰·̩͙꒰ঌきな娘✞໒꒱· ゚

イッヌ:イッヌ🐕

笹木はまやん:はまやん

※この物語はフィクションです。

作者:流星だいち
#小説
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流星だいち

流星だいち

第73話を投稿させて頂きます!

#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語

~第73話~

まりん「私が見上げるとこの場所にヒグマが居て…
この場所でカラスの集団に襲われて…」

だいち「僕はこの場所でヒグマと闘って…」

カメ🐢「なるほどですね…。」

僕とまりんは、カメ🐢先生に、あの日の出来事を一通り説明した。

その時、まりん🌷さんがイッヌ🐕を送って来てくれた。

まりん🌷「だいちさん、まりんさん、イッヌ🐕ちゃんのお手入れと健康チェック終わりましたよ♪」

イッヌ🐕「ワン♪ワン♪」

機嫌が良さそうだ。

だいち「まりん🌷さん、ありがとうございました♪」

まりん「イッヌ🐕、お帰りなさい♪綺麗にしてもらって良かったね♪」

まりん🌷「どこも悪いところはなくて健康ですよ♪」

まりん「それは良かったです!ありがとうございます♪」

ゼロ「まりん🌷さん、こんにちは!」

ゆゆ「お久しぶりです♪」

まりん🌷「ゼロさん、ゆゆさん、お疲れ様です♪
ところで、そちらの方は動物研究家で有名なカメ🐢先生ではありませんか!?」

カメ🐢「はい!私が動物研究家のカメハメハ大王こと、カメ🐢です♪」

まりん🌷「初めまして、私は動物看護師兼トリマーの有村まりんです!先生の執筆された本を何冊か拝読させて頂いています♪」

カメ🐢「それは嬉しいです!ありがとうございます♪そして素敵なお仕事ですね♪ちなみにどちらの動物病院にお勤めですか?」

まりん🌷「ヒロ動物病院です♪」

カメ🐢「ヒロ先生とは面識はありませんが、とても優秀な獣医師だと聞いています。よろしくお伝え下さい。」

やはり、ヒロさんは獣医師として優秀なんだな。

まりん🌷「ありがとうございます!是非、お伝えさせて頂きます♪
カメ🐢先生のサインを頂いても良いでしょうか?」

カメ🐢「私のサインで良ければ喜んで♪」

まりん🌷「嬉しい!!ありがとうございます♪」

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん︰まりん

有村まりん:まりん🌷

イッヌ🐕:イッヌ🐕

古谷ゼロ︰ゼロ

八代ゆゆ︰ゆゆ☆ྀི☆

カメハメハ大王︰カメハメハ大王🐢[チーム40]

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

作者:流星だいち
#小説
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流星だいち

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第72話を投稿させて頂きます!
感想や応援のメッセージ等お待ちしております♪

#GRAVITY連載小説
#グラな日常物語

~第72話~

だいち「初めまして、流星だいちです。」

まりん「私は妹の流星まりんです。」

僕とまりんは、カメ🐢先生に自己紹介をした。

カメ🐢先生を実際に見ると、イメージよりも若いし、なかなかのイケメンだな。

だいち「先生のお話は以前に、みつき🌙さんのラジオ番組で拝聴させて頂いたことがあります。」

カメ🐢「ちょうど今回の事件についてのコメンテーターとしてお話させて頂いた時ですね。お恥ずかしいです(笑)」

だいち「そう言えば、『ひよこ族の生き残り』というワードが気になったんですが、『ひよこ族』とは何でしょうか?」

ずっと気になっていた。

まりん「ひよこ族!?」

カメ🐢「今回は事件のお話でお伺いしましたので、そのお話は別の機会にしましょうか…。
ところで、3ヶ月前の事件以来、お2人の身の回りで何か変わった出来事とかはありましたか?」

ひよこ族についての質問をスルーされた…。

だいち「普段の日常に戻ったって感じで、特に変わった出来事は無いですね…。」

まりん「私も特に無いですね…。」

カメ🐢「そうですか…。」

ゼロ「先生が来る前にも少し話していたんですが、今のところは特に変わったことや気になることは無いそうなんです…。」

ゆゆ「あの事件以来、パトロールの強化をしましたが、その中でも特に変わったことは、この近辺では見当たらなかったです。
ただ、先生もご存知のように各地で野生動物からの襲撃事件が増えています…。」

カメ🐢「なるほどですね。とりあえずは、ヒグマとカラスから襲撃のあった現場を見せて頂いても良いでしょうか?」

だいち「もちろん、良いですよ。現場と言ってもこの家の目の前ですが…。」

こうして僕達は、家の中から外へ出た。

-cast-

流星だいち:流星だいち

流星まりん︰まりん

古谷ゼロ︰ゼロ

八代ゆゆ︰ゆゆ☆ྀི☆

カメハメハ大王︰カメハメハ大王🐢[チーム40]

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
主人公も私をモデルとしている部分はありますが、あくまでも架空の人物であり、私ではありません。

作者:流星だいち
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第71話を投稿させて頂きます!
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~第71話~

まりん「野生動物が人を襲うことが多くなったのは、環境問題で、本来は野生動物が住む場所や餌が減ってきたのが原因で、野生動物が人里にまで現れるようになったからだよね?」

僕もその内容はテレビで観たことがある。

ゼロ「今まではそうだったんだが、ここ最近で増えた事例は何か違うんだ…。」

だいち「何かって?」

ゼロ「今までそういった事例がない地域でも起こっているし、野生動物が単体ではなく集団で襲ってくることが多い。」

だいち「確かに、この地域でヒグマやカラスの集団に襲われるのは前代未聞だよね…。」

ゼロ「流石に、他の事例ではあの時ほどの規模ではないし、本来はその地域に生息していない動物が現れた事例は無いな…。」

だいち「その中でも、この前のヒクマとカラスの襲撃は特殊な事例だということか…。」

まりん「他の地域や事例では、どんな動物が襲ってきたの?」

ゆゆ「野犬、カラス、猿、鹿、猪等ですね…。」

鹿が襲ってくるなら、観光で奈良公園に行くのも怖いな…。

まりん「割とこの県内にも居る野生動物ですけど、襲ってきたら怖いですね…。」

ゆゆ「他の地域でも警察と猟友会、場合によっては地元の自警団や協力者等で対処しています。
この地域でも、ナリさんをはじめ猟友会の方々が協力してくれています。」

ゼロ「動物の専門家にも正式に捜査協力を依頼した。
事件の現場を実際に見たいということで、その方ももうすぐここに来るはずだ。」

そう言えば、話の途中でもう1人来る人が居るって言っていたな。

一約10分後一

ゼロ「紹介するよ。こちらが動物研究家で、うどん大学動物学科の客員教授でもあられる、カメハメハ大王先生こと、通称カメ🐢先生だ。」

カメ「初めまして、カメハメハ大王です。」

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古谷ゼロ︰ゼロ

八代ゆゆ︰ゆゆ☆ྀི☆

カメハメハ大王︰カメハメハ大王🐢[チーム40]

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作者:流星だいち
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第70話を投稿させて頂きます!
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~第70話~

まりん「ヒグマはどこから来たんだろう…?
空から魚が降ってくるよりも不思議…」

オーストラリアでそんな現象があったらしいな。

ゼロ「ファフロツキーズ現象のことか…。」

だいち「まさか、ヒグマも空から降ってきたとか…?」

まりん「ヒグマが降ってきたらめっちゃ怖いよ…。」

流石にそれは無いか。

ゆゆ「何か、現実離れした話になってきましたね…。」

ゼロ「現実離れした事件だからな。」

だいち「あの時に捕獲したカラスも調べたんだよね?」

カラスのことも気になるので、僕は聞いた。

ゼロ「専門家にも調べてもらったが、特に変わったこともない普通のカラスだったよ。」

だいち「そのカラスは今も捕獲しているの?」

ゆゆ「1ヶ月位は捕獲して観察していましたが、特に凶暴性も見られないから、数匹を残して離れた山に開放したらしいです。
開放したカラスには目印を付けているらしいです。」

数匹はまだ、捕獲しているのか…。

まりん「どうして、あの時カラスは集団で襲ってきたのかしら…?」

僕もそのことは疑問だ。

ゼロ「それも不可解なことの1つだな…。
実は、警察の上層部からは今回のことは野生動物が起こした事故として処理して、捜査を打ち切ると言う意見もあるんだ…。」

まりん「えっ…!?」

だいち「それは、今回の出来事に人為的な事件の証拠がないから?」

ゼロ「そうだな…。不可解なことは多いが、人為的な事件である証拠が無い…。
しかし、そうとも言えなくなってきた出来事も起こってきている。」

だいち「どういうこと?」

ゼロ「各地で、野生動物に人が襲われる事件が頻発している!」

だいち「人が野生動物に襲われる事自体は、以前からあったよね?」

ゼロ「それが、この1〜2ヶ月の間に急に各地で増えているんだ!」

-cast-

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古谷ゼロ︰ゼロ

八代ゆゆ︰ゆゆ☆ྀི☆

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第69話を投稿させて頂きます!
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~第69話~

ー現在ー

ゼロ「今回の事件をまとめるとやっぱり、こんなところか…。」

だいち「うん。こんな感じだよね…。」

まりん「こんな感じだわ…。」

ゆゆ「そうですよね…。」

僕達は3ヶ月前に起こった、ヒグマとカラスの襲撃事件について振り返って、話し合っていた。

ゼロ「今回の事件は不可解なことが多いが、その中の1つがヒグマがまりんちゃんの目の前に現れるまで、全く目撃情報が無いということだ…。」

まりん「いくら人が少ない地域でもそんなことが…?」

ゆゆ「この近隣はもちろん、範囲を県下全体に広げて聞き込み調査はしましたが、それでも目撃情報はありませんでした…。」

だいち「それって、ヒグマがどういう経路でやって来たのか、全く検討がつかないということだよね?」

ゼロ「その通りだ。とみーさん、有栖ちゃんもまりんちゃんが襲われるまで、ヒグマの存在に気付かなかったらしいし…。」

まりん「ヒグマは上手く隠れながら誰にも目撃されずに、私の目の前までやって来たとか…?」

だいち「まりん、流石にそれは無理があるんじゃないかな…?」

相当、上手く隠れながら来ないと無理だな…。
てか不可能だと思う…。

ゼロ「人為的に何処かからか運ばれて来た可能性も考えているんだが、それにしても全く目撃情報が無いのは不自然だ…。」

だいち「人為的にって言っても、誰が一体、何の目的でそんなことをするの?
ヒグマを運んでくるとしたら、トラックとかそれなりに大きな車が必要だと思うけど、見かけなかったよね?」

まりん「うん!ヒグマが現れた時に、そんなものは見ていないわ…。」

ゼロ「そうだな…。その線でも考えてはいるが、誰が何の目的でそんなことをする必要があるのかも全く検討がつかない…。」

-cast-

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古谷ゼロ︰ゼロ

八代ゆゆ︰ゆゆ☆ྀི☆

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いつも小説のご愛読をありがとうございます(#^^#)
この約1ヶ月間は毎日、小説「グラな日常物語」を投稿していましたが、シナリオ的にも一区切りがつきましたので、構想を練るためにも1週間〜2週間程お休みさせて頂きます。
連載を再開した際には、またご愛読して頂けると嬉しいです!
小説に出演希望の方は随時募集中ですので、いつでも私宛にまでコメントかDMでご連絡下さい。
今後ともよろしくお願い致しますm(_ _)m

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第66話を投稿させて頂きます!

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~第66話~

まりんと姉さんと話していると、インターホンが鳴った。

だいち「僕が行くよ。」

玄関まで行ってドアを開けた。

さとし「だいち君、今朝は大変だったみたいだね!大丈夫?」

僕の中学校の時の同級生で、コンビニの店長兼オーナーのさとし君だ。

そら「聞き覚えのある声だと思ったらやっぱり、さとし君だわ!久しぶりね!」

姉さんと、まりんが僕の後に続いて玄関まで来た。
まりんは姉さんが支えている。

まりん「さとしさん、こんにちは♪」

さとし「そらさんも来ていたんですね!お久しぶりです♪だいち君もまりんちゃんも大丈夫?」

だいち「ヒグマ相手に死ぬかと思ったけど、何とか大丈夫だよ…。」

まりん「私は軽い捻挫はしてるけど、大丈夫ですよ♪」

さとし「ヒグマは怖いよね…。でも、大丈夫そうで良かったよ!ほんの気持ちだけど、差し入れを持ってきたよ。」

そう言って、両手に持っている大きなビニール袋を差し出した。

だいち「こんなにもらって良いの!?」

飲み物、お弁当、お惣菜にスィーツまで入ってある。

さとし「全部、お店の商品だけどけっこう美味しいよ♪だいち君の好きそうな新作のスィーツも入れてあるよ(笑)」

だいち「美味しそうだね♪さとし君、ありがとう!」

まりん「今日は色々とあり過ぎて、夕飯の準備が出来なかったから助かります!さとしさん、ありがとうございます♪」

そら「さとし君、こんなにたくさん頂いて、本当にありがとう!」

さとし「喜んでもらえて、良かったです♪
まりんちゃん、軽い捻挫でも無理はせずにお大事にね!そらさん、兄弟で良い時間を過ごして下さい♪」

そう言うと、さとし君は帰って行った。

さとし君はやっぱり親切だな。

-cast-

流星だいち︰流星だいち

流星まりん︰まりん

流星そら︰そら

森山さとし:さとし🐨[チーム40]

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
主人公も私をモデルとしている部分はありますが、あくまでも架空の人物であり、私ではありません。

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第64話を投稿させて頂きます!

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~第64話~

ゼロ「じゃあ、俺はそろそろ失礼するよ。
何か気になることがあったら、いつでも相談してくれ。」

僕達はゼロ兄ちゃんにお礼を言って、見送った。

まりん「お兄ちゃん、そのジャージ破れちゃったね…。」

まりんが僕の誕生日にプレゼントしてくれたジャージだったけど、ヒグマに変わり身の術を使った時に破れてしまった。

だいち「せっかく、まりんがプレゼントしてくれたジャージなのにごめん。」

まりん「ううん。謝らないで。あの時にお兄ちゃんが変わり身の術を使ったおかげで、お兄ちゃんも私達も助かったんだから!むしろ役に立ってくれて良かったよ♪」

やっぱり、まりんは変わり身の術に気付いていたんだな。
まりんは、先天的なものなのか、僕が忍者の修行を受けていたのを時々見ていたからかは分からないが、動体視力が良くて技を見る目がある。

だいち「まりん、ありがとう。悪いけど時間のある時に縫っておいてもらえるかな?」

まりん「それは良いけど、新らしいのをまたプレゼントしてあげるよ♪」

だいち「気持ちは嬉しいけど、愛着があって、このジャージをまだ使いたいから、直してくれるかな?」

まりん「お兄ちゃんがそう言うなら分かったわ!任せておいて♪」

そら「今回はだいちの忍術が大活躍だったみたいね!」

まりん「変わり身の術は特に凄かったよ!
お祖父ちゃんから忍者の特訓を受けていて良かったね!」

だいち「祖父ちゃんに無理やり修行をつけられたのは嫌だったけど、今回だけはそう思ったよ…。」

そら「お祖父ちゃんが、余りにもしつこくて、お父さんとお母さんが『男の子が生まれたら、忍者の修行をつけても良い。』って、お祖父ちゃんと約束してしまったらしいからね…。」

だいち「父さんと母さんも余計な約束をしたもんだよ…。」

-cast-

流星だいち︰流星だいち

流星まりん︰まりん

流星そら︰そら

古谷ゼロ︰ゼロ

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
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